「坊っちゃん」の世界への入り口!? | フーテンの横チン

「坊っちゃん」の世界への入り口!?


2014・4・28~愛媛・松山市~
 これぞ、松山ならではのものだろう。銀天街を抜けて、中之川通りの横断歩道を渡ろうとした時、光り輝く丸い看板があった。「A GATE 坊っちゃん」。説明するまでもなく、松山は夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台。道後温泉をはじめ、小説にちなんだモニュメントなどを見かけるが、こんなところにもあったんだね。坊っちゃんの世界への入り口なのかな?な~んてね。よく見ると、地下駐車場につながる階段だった。でも、味気ない案内よりも、こんなしゃれっ気のあるものだったら楽しい。
 信号を待っていると、スーツ姿の男性がポケットに手を突っこんだまま降りていった。なんだか哀愁漂っているなあと思いながら信号を渡ると、反対側の入り口には「B GATE 山嵐」。同じ数学教師。教頭である赤シャツの策略で一度は仲たがいしてしまうが、紆余曲折を経て強固な友情を育んだ間柄として有名だ。道路を挟んでドライバーの安全を見守っているのだろうか.まあ、あのキズナの強い2人がいる道路なら、松山は交通事故なしかもね。