夕暮れ時の1両列車
2014・4・26~愛媛・松山市~
新鮮な感覚だった。いつもなら街中へと向かってしまうところ、気分転換で伊予市方面へと自転車を走らせた。通勤途中で橋を渡る石手川ではなく、重信川だ。さすが石手川の本流とあって、川が広い!遠くを見れば、列車が鉄橋の上を走り抜けていく。特急列車が猛スピードで駆け抜けたかと思ったら、1両列車はまるでジョギングするようにゆっくり。静かな風が吹く中で見る風景は、まるで絵画のよう。当たり前のことだけど、同じ松山市内でも、ちょっと距離が離れただけで、こんなに景色が違うのかと思ったりした。
川辺を歩いてると、黄色い菜の花が咲いていた。桜の季節はとっくに終わったが「春はまだまだ終わっちゃいないよ」と主張しているようにも見えた。夕暮れ時、1両列車がガタンゴトンと音をたてながらJR松山駅方面へと向かっていた。この日はあいにくの曇り空。真っ赤に染まった空の下だったら、まや違って見えたんだろうなあ。また、来~ようっと。
