コンティニュアム・ムーヴメント認定教師の
老沼陽子です。
長時間のパソコンやスマホの使用
同じ姿勢のまま続ける仕事や勉強
満員電車や、交通渋滞
昼夜を問わない強い光や大きな音
人混みなどの強い刺激
これらはどれも
身体にとって安心・安全な状態からはほど遠く
神経は高ぶり
身体は硬くなりやすく
ストレスや疲れが慢性化しがちです。
また、
楽しみや健康のための運動やエクササイズが
個々の身体の個性や感覚を重視しないために
逆に身体を痛めてしまう事もあります。
コンティニュアム・ムーヴメントでは
身体にとって無理のない
穏やかで自然な動き、声、呼吸を用いることで
現代に生きるわたしたちの
自然と切り離されてしまった、調和の取りづらい状態から
誰の身体にも本来備わっている
復元力、自己調整力を思い出し
自然に調和のとれた状態へと
戻っていこうとする力をサポートします。
《成り立ち》
コンティニュアム・ムーヴメントは、
ダンサーで振付師でもあるアメリカ人女性、
エミリー・コンラッドによってこの世に形をあらわした、
ムーヴメント・プラクティス(実践)です。
動きの瞑想、動きの中にある哲学、などとも呼ばれ
1960年代より、エサレン研究所などアメリカ西海岸を中心に
世界各地でクラスやワークショップが行われています。
《可能性》
創始者のエミリー・コンラッドは、
病気や事故などで身体の動きが不自由になった人たちと
長年にわたりセッションを行いました。
脊髄損傷により、首から下の身体の感覚を失い、
動くことが出来ずに寝たきりとなって、
医師からはこれ以上の回復の見込みがないと言われた人たちが、
エミリーと共にコンティニュアムを行うことで、
ある程度身体の感覚と動きを取り戻した例が幾つもあります。
このことは、
わたしたちの内にある叡智、
身体が本来の調和された状態へ向かおうとする自然な力、
そして身体の感覚が伝えてくることを信じて、
自らが身体を通した動きの探求を続けることで、
現代医学では常識とされていることを、
覆す結果をも導き出すことが出来るということを示唆しています。
《特徴》
決まった動作や型に身体をはめ込むのではなく、
身体の感覚を導き手として、
あなたの内側から起こる波のような動きを、
自由に解き放っていきます。
今後の瞑想会は:
4月2日(土)、4月12日(火)、4月22日(金)
夜20時30分より(約40分間)
4月2日分は近日中にブログで募集開始します♪
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