深い呼吸と動きの瞑想
トイレに座る時間を後回しにして便秘になったりしていませんか?
トイレに行きたい、という波のような衝動を
“無視して”
“ちょっと我慢して”
電車の時間に間に合わせるために支度する。
移動中も、仕事中も、
頭の中はいつも考え事でいっぱいで、忙しくて、
交感神経が頑張っているから、ますます便意は遠のく…
これ、分かりやすい 身体の欲求を無視する の例です。
⚫︎頑張っている時に働く交感神経と
⚫︎リラックスしている時に働く副交感神経。
自律神経は、お互いが波のように上下して
バランスよく働いている状態がベスト。
どちらかが優位の状態に偏ると、不調につながります。
消化器が働く(お腹の調子が整う)のは副交感神経が優位な時。
まったり・くつろいで・リラックス・穏やかな状態のとき。
…ですが
慌ただしい、スピード重視の今の生活では、
多くの場合において心身は緊張していて、頑張っている。
交感神経が優位な状態です。
自律神経は名前の通り自律的に働きます。
私たちの意思とは関係なく働いてくれているので
自分でスイッチをポンと入れるみたいなコントロールは出来ませんが
規則正しい生活リズムで暮らすことによって自律神経は整いやすく、
呼吸によって副交感神経を優位にすることが可能になります。
吐く息を、フーー(ハーー)と長ーく吐き出し、吐ききると、
吸う息の方は、自然と必要なだけ入ってきます。
コンティニュアム・ムーヴメントでは、“声” と “呼吸” を使います。
シンプルな声を出し、深い呼吸を重ね
その時々に内側から湧き起こる波、
身体の自然な衝動、リズム、動きに全体をゆだねていると
日常のバタバタモードから、気づくと身体が持つ本来のリズムへと戻ってきます。
身体からのサインは、ごく微細な感覚を通してやって来ています。
友だちや、上司、両親、パートナーの声、
またはテレビの音声などのように大きくもないし
過去の出来事に紐づいた、
感情的な反応から湧いてくる “思考の声” のように強くもない。
明確な言葉にはなっていないので、簡単にスルーしてしまう、無かったことに出来てしまいます。
そしてこの“無かったことにする”を繰り返す内にますますキャッチする力が鈍くなる。
あなたの身体は今この瞬間、どこで、何を、どんな風に感じていますか?
感じ取る力を、あなた固有のリズムを、少しづつ取り戻していきましょう。
次回のワークショップは今週末!
7月31日(日) 13:20より品川区内で行います。
初めての方も、参加お待ちしています♡
お申込み受付中です♪
すでにお申し込みをいただいている方、お会いできるのを楽しみにしています♪
(感染症対策を取り、人数を制限して行います。)
日本ソマティック心理学協会様主催の、第8回記念大会@早稲田大学に
講師として登壇いたしました(2021年10月9日)