結構前になりますが(コロナ前)
アヴェマリアを歌う会というワークショップで
ほんの短い時間だったけれど、
参加者してくれたみんなでコンティニュアムをした時のことを
知人がNoteに書いてくれていたのでシェアします。
“先日老沼陽子ちゃんのリードでコンティニュアム的なことをした。
コンティニュアムというのは、ゆっくりと(ものすごくゆっくりと)動いたり、
声を響かせたり呼吸をすることを通して、身体を繊細に感じてゆくムーブメント(動き)。
ダンスでも体操でもない、今まであまりしたことがないような不思議な体験だ。
今回はコンティニュアムのワークショップではなかったので、
身体の一部に手を当てながら声を出すというシンプルなものだったのだけれど、
繰り返しているうちに、
まるで爬虫類のような気持ちになってきた。
会場の暗さも手伝って、
まるでひんやりした洞窟の中で、
ポタン、ポタンと垂れる滴の音を聞きながら、
岩の間にじっと潜んでいるみたいな
そんな気分。
それは、想像したというよりは
思い出したという感覚に近かった。
遠い遠い日の記憶。
覚えている限りでは、人生でトカゲだったことはないので、
それはもしかしたら全ての生き物の中に残る、
原始の記憶なのかもしれない。
このからだはわたしのものであって、わたし個人のものではないのだ。
わたしの知らぬ世界の記憶まで持っているのだ。”
「癒しのプロセスは、劇的でなければないほど、
また ゆっくりと起これば起こるほど より効果的である」
ピーター・リヴィーン
『心と身体をつなぐトラウマ・セラピー』より
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