この国を出よ!
おふたりは仲良しだったんですね。
大前研一さんと柳井正さんの本です。
大前さんの著作はあまり読んでいませんが、
柳井さんの著作(とはいっても実質2冊ですが)や
インタビューなんかはほとんど目をとおしています。
今回の柳井さんは、いつもと違います。
これまで柳井さんは政治に対する発言を公にされたことは
ほとんど無いと思います。本書でもそのようなコメントがあります。
今回は、民主党政権などについて積極的に発言し、
経済政策についても提言していきます。
大前さんは(あまりよく知りませんが)いつもどおりに
政策提言をしていきます。
柳井さんの事業での経験をもとにした、日本のビジネスマンへの
提言はやはり勉強になります。たしかに『もしドラ』が120万部で
それだけで満足していてはもったいないと思います。
もっと本物にふれて勉強しろと。
それにしてもここでも柳井さんの後継者として
期待した若手が結果的に期待外れであったと言及されています。
いつも言われてしまう方々は少しかわいそうな気がします。
よほど期待されていたんでしょうね。
大前研一さんと柳井正さんの本です。
大前さんの著作はあまり読んでいませんが、
柳井さんの著作(とはいっても実質2冊ですが)や
インタビューなんかはほとんど目をとおしています。
今回の柳井さんは、いつもと違います。
これまで柳井さんは政治に対する発言を公にされたことは
ほとんど無いと思います。本書でもそのようなコメントがあります。
今回は、民主党政権などについて積極的に発言し、
経済政策についても提言していきます。
大前さんは(あまりよく知りませんが)いつもどおりに
政策提言をしていきます。
柳井さんの事業での経験をもとにした、日本のビジネスマンへの
提言はやはり勉強になります。たしかに『もしドラ』が120万部で
それだけで満足していてはもったいないと思います。
もっと本物にふれて勉強しろと。
それにしてもここでも柳井さんの後継者として
期待した若手が結果的に期待外れであったと言及されています。
いつも言われてしまう方々は少しかわいそうな気がします。
よほど期待されていたんでしょうね。
残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法
橘さんの本はいくつか読んでおり、
今回は、出張の帰りに立ち寄った本屋さんで買いました。
・伽藍を捨ててバザールに向かえ!
・恐竜の尻尾のなかに頭を探せ!
?????????????????
帯に書いてあるんですけど、なんのことかわかりません。
『やればできる』自己啓発本に良く書いてあることを
否定することから始まります。
読み進めていくにしたがって段々、帯に書いてあったことが
わかってきます。
どんなに野球をがんばってもイチローみたいに
なれる気がしません。なれないのも分かっています。
どんなにカラオケをがんばっても長渕剛みたいに
歌える気がしません。歌えるわけがありません。
でも、ビジネスなら、自己啓発本にはやればできる!と
書いてあります。英語だってやれば出来るようになると。
本当にそうでしょうか。やっても出来ないことって
世の中にたくさんあります。なぜビジネス関連なら、
みんなができるようになるのか?
言われてみればそうですよね。でもその自己啓発本だって
いくらなんでも孫さんとか柳井さんみたいになれ!とまでは
言っていないわけで、この本も、見もふたも無いことを
痛快に言い切る本かなと誤解しそうになりますが、実は
かなり良心的な自己啓発本なのではないかと。
そんな気がしてきす。
なぜかと言うのは、読んでみてのお楽しみです。
文句なしでおすすめです!
で、なんの話だったっけ?
結論はなくてもよかった、かも
好きな発想と感性
自己啓発の洗脳から開放されたい人へ!
人生を幸せに生き抜くヒントが満載です。カツマー=自己啓発好きな方に推薦致します。
今回は、出張の帰りに立ち寄った本屋さんで買いました。
・伽藍を捨ててバザールに向かえ!
・恐竜の尻尾のなかに頭を探せ!
?????????????????
帯に書いてあるんですけど、なんのことかわかりません。
『やればできる』自己啓発本に良く書いてあることを
否定することから始まります。
読み進めていくにしたがって段々、帯に書いてあったことが
わかってきます。
どんなに野球をがんばってもイチローみたいに
なれる気がしません。なれないのも分かっています。
どんなにカラオケをがんばっても長渕剛みたいに
歌える気がしません。歌えるわけがありません。
でも、ビジネスなら、自己啓発本にはやればできる!と
書いてあります。英語だってやれば出来るようになると。
本当にそうでしょうか。やっても出来ないことって
世の中にたくさんあります。なぜビジネス関連なら、
みんなができるようになるのか?
言われてみればそうですよね。でもその自己啓発本だって
いくらなんでも孫さんとか柳井さんみたいになれ!とまでは
言っていないわけで、この本も、見もふたも無いことを
痛快に言い切る本かなと誤解しそうになりますが、実は
かなり良心的な自己啓発本なのではないかと。
そんな気がしてきす。
なぜかと言うのは、読んでみてのお楽しみです。
文句なしでおすすめです!
残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法
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橘玲
幻冬舎
売り上げランキング: 6
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おすすめ度の平均: 






そこまで言うか!
テレビ東京の『デキビジ』で話題になった、勝間和代さんと
ひろゆきさんの対談に堀江さんが参加して本になりました。
まさにタイトルどおり、そこまで言うか!です。
極論、暴論、いろいろです。
でもそこまではっきりものを言ってくれる人たちは
世の中に全然いません。
当然、会社にはいません。
ジャンクフードみたいにたまに食べたくなる、
そんな本です。
でも食べすぎはよくないかも。
そこまでは言ってない。
アンチカツマーへ
面白くてためになる勝間ホリひろ
よくぞ聞いてくれた!
おもしろかったです
ひろゆきさんの対談に堀江さんが参加して本になりました。
まさにタイトルどおり、そこまで言うか!です。
極論、暴論、いろいろです。
でもそこまではっきりものを言ってくれる人たちは
世の中に全然いません。
当然、会社にはいません。
ジャンクフードみたいにたまに食べたくなる、
そんな本です。
でも食べすぎはよくないかも。
勝間 和代 堀江 貴文 西村 博之
青志社
売り上げランキング: 360
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おすすめ度の平均: 






東京と大阪
福岡で買った大阪の本です。
不動産屋としては大阪は、今後も北ヤードの
大規模開発等でオフィスの需給は緩みっぱなしで、
それにつられて土地代もがんがん下がっているような、
さえない印象しかありません。
御堂筋でも多少は取引が出てきていますが
数年前のピークから比べるとどうしようもなく低い価格です。
でも大阪には大阪の文化があります。
そもそも東京と同じ物差しで大阪を計ることに無理があるのかもしれません。
『おう!ワイや!』なんて番長清原は間違いなく喋っていません。
どの家庭にもたこ焼き機があるわけないです。
テレビに出てくる芸人さんの関西弁を
みんなが喋っているわけではありません。
東京に暮らしてると、日本=東京であると勘違いしそうになります。
賃料単価だけでは計れない、大阪の奥の深さを感じさせてくれます。
な~んかちがうんだよな~
笑へまへんで!!
岸和田論?
読み物としての面白さはありましたが、大阪の捉え方が違います
読んだら余計わからなくなった
不動産屋としては大阪は、今後も北ヤードの
大規模開発等でオフィスの需給は緩みっぱなしで、
それにつられて土地代もがんがん下がっているような、
さえない印象しかありません。
御堂筋でも多少は取引が出てきていますが
数年前のピークから比べるとどうしようもなく低い価格です。
でも大阪には大阪の文化があります。
そもそも東京と同じ物差しで大阪を計ることに無理があるのかもしれません。
『おう!ワイや!』なんて番長清原は間違いなく喋っていません。
どの家庭にもたこ焼き機があるわけないです。
テレビに出てくる芸人さんの関西弁を
みんなが喋っているわけではありません。
東京に暮らしてると、日本=東京であると勘違いしそうになります。
賃料単価だけでは計れない、大阪の奥の深さを感じさせてくれます。
街場の大阪論 (新潮文庫)
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江 弘毅
新潮社
売り上げランキング: 223312
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おすすめ度の平均: 






昭和16年夏の敗戦
日本人はなぜ戦争をしたのか。
バルセロナからマドリードへの電車の中で読みました。
昭和16年(1941年)時点で、
日本はアメリカに確実に負けるという検証結果が出ていたのに
日本はそのまま戦争に突き進んでいきました。
日本の弱点は石油がないことで、戦争を続けるためには
南へ侵攻し、産油国をおさえ、そこから石油を運ばなければ
なりませんでした。しかしながら石油を運ぶ船は
すべてアメリカンの潜水艦に沈められてしまいます。
そして、日本は負けるべくして負けることになります。
なぜ、それがわかっていたのに戦争に突き進んだのか?
教科書で習ったような、『軍部が独走した結果』ではありません。
意思決定の難しさを考えさせてくれます。
東条英機
組織と意思決定
戦争は終わった
国策を決定する人間が何を考えていたのか、時を超えて知ることができる
日米開戦に関しての革新的な解釈
バルセロナからマドリードへの電車の中で読みました。
昭和16年(1941年)時点で、
日本はアメリカに確実に負けるという検証結果が出ていたのに
日本はそのまま戦争に突き進んでいきました。
日本の弱点は石油がないことで、戦争を続けるためには
南へ侵攻し、産油国をおさえ、そこから石油を運ばなければ
なりませんでした。しかしながら石油を運ぶ船は
すべてアメリカンの潜水艦に沈められてしまいます。
そして、日本は負けるべくして負けることになります。
なぜ、それがわかっていたのに戦争に突き進んだのか?
教科書で習ったような、『軍部が独走した結果』ではありません。
意思決定の難しさを考えさせてくれます。
昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)
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猪瀬 直樹
中央公論新社
売り上げランキング: 240
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おすすめ度の平均: 





