昭和16年夏の敗戦
日本人はなぜ戦争をしたのか。
バルセロナからマドリードへの電車の中で読みました。
昭和16年(1941年)時点で、
日本はアメリカに確実に負けるという検証結果が出ていたのに
日本はそのまま戦争に突き進んでいきました。
日本の弱点は石油がないことで、戦争を続けるためには
南へ侵攻し、産油国をおさえ、そこから石油を運ばなければ
なりませんでした。しかしながら石油を運ぶ船は
すべてアメリカンの潜水艦に沈められてしまいます。
そして、日本は負けるべくして負けることになります。
なぜ、それがわかっていたのに戦争に突き進んだのか?
教科書で習ったような、『軍部が独走した結果』ではありません。
意思決定の難しさを考えさせてくれます。
東条英機
組織と意思決定
戦争は終わった
国策を決定する人間が何を考えていたのか、時を超えて知ることができる
日米開戦に関しての革新的な解釈
バルセロナからマドリードへの電車の中で読みました。
昭和16年(1941年)時点で、
日本はアメリカに確実に負けるという検証結果が出ていたのに
日本はそのまま戦争に突き進んでいきました。
日本の弱点は石油がないことで、戦争を続けるためには
南へ侵攻し、産油国をおさえ、そこから石油を運ばなければ
なりませんでした。しかしながら石油を運ぶ船は
すべてアメリカンの潜水艦に沈められてしまいます。
そして、日本は負けるべくして負けることになります。
なぜ、それがわかっていたのに戦争に突き進んだのか?
教科書で習ったような、『軍部が独走した結果』ではありません。
意思決定の難しさを考えさせてくれます。
昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)
posted with amazlet at 10.09.25
猪瀬 直樹
中央公論新社
売り上げランキング: 240
中央公論新社
売り上げランキング: 240
おすすめ度の平均: 





