江口のりこ。ソロ活女子から多姉妹の物語へ | mizusumashi-tei みずすまし亭通信

ネットニュースによると「朝井麻由美の著書『ソロ活女子のススメ』を原案に、同名ドラマを江口のりこが民放ドラマで初主演を務める。4月2日にテレビ東京ほかでスタート」とあったが、テレビ東京系は当地新潟県を含む東日本は(おそらく)放送されません。残念このうえないのですが、なぜか?

 

北海道は映るらしいのに、重ねがさね残念無念です。まぁ、なんだかんだいって演技力に定評のある個性派俳優さんは鉄板というか、いくらでもツブシが効くというか。などと書くと失礼になるが、美人系アイドル系の女優さんは競争相手が多いから、演技力があっても個性派への転換が容易でない。

 

 

最近では、長澤まさみさんはうまくいった例ですが、大変だったのではないか。長澤さんといったら是枝裕和監督の映画『海街diary(2015)』もよかったですね。おかげで、久しぶりに(懐かしい)吉田秋生の原作漫画を読みました。ところで3姉妹、4姉妹物語の源流は『若草物語』あたりか?

 

わが国には谷崎潤一郎『細雪』が有名だが、和洋の多人数姉妹の物語を時系列に並べ、姉妹の性格や展開を比較したら(書かれた)時代が見えてこないだろうかね。どなたか卒論のテーマにいかが? 姉妹の物語は(谷崎のように)男性作家も結構書いているような気がする。なぜか?