顔晴るジム メールマガジン 第１３３号
『可能性を広げるヒント！ヨガの実験室を覗いてみよう！！』
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＜今回のテーマ＞
★使った方が柔らかくなる事についての１例、いや２例(^^)/
今回のも前回に引き続きメルマガ向きですね。
ブログでも説明出来るかもだけど、基本的な事が分かっていないと多分通じないからです。
生徒さんに実際のレッスンで効果を感じてもらえたシークエンスの紹介です。
５０代の女性の生徒さん。
全くのヨガ未経験で身体もとっても硬いところから始めたけど、呼吸と合わせて動かす事や、自分の状態を観察する事などは分かる様になりました。
それが分かっていたけど、まだ「股関節を畳む感覚」、別の言い方をすると「股関節を引き込む感覚」はちょっと苦手だったんですね。
そんな生徒さんに効果のあったシークエンスを２つご紹介します。
『股関節が動く感覚が良く分かっていなくても、言われた通りやってみるとなんだか股関節が動きやすくなっている』方法です。
一応他の生徒さんに対しても効果があったので、特定の個人向けの方法ではないと思っています。
とはいえ、これは冒頭で説明した様に、メルマガ向きだと思っています。
２つのシークエンスに共通するのは、踏む事を通じてお腹から脚の筋肉に動かす刺激を入れる事で、股関節周りが解放され、前屈がスムースになるという方法です。
それでは、１例目。
ダウンドッグ（アド・ムカ・シュワナーサナ）で起こる変化について感じてみて下さい。
動画：使った方が柔らかくなる事についての１例 ～ダウンドッグ編～
説明します。
ダウンドッグをします。今の状態を観察しましょう。
そこからアシュヴァ・サンチャラナーサナになります。
吸う息に合わせて、踏む力を通じて脚の筋肉をお腹まで引き入れます。
そこから吐く息に合わせて、腹筋から足元（かかと）を押します。
足元がしっかりしてきたら、後ろ脚を伸ばしてください。
それが出来たら、手を挙げてキープ。手の力を使わない事で、脚の働きかけを強めます。
何呼吸かキープして、そこからダウンドッグに戻りましょう。
ダウンドッグに違いは起きていますか？
もう１例。
今度は長座前屈（パシュチモッターナーサナ）で起こる変化について感じてみてください。
動画：使った方が柔らかくなる事についての１例 ～長座前屈編～
説明します。
長座前屈をします。今の状態を観察しましょう。
右脚を抱えます。
吸う息に合わせて、踏む力を通じて脚の筋肉をお腹まで引き入れます。
そこから吐く息に合わせて、腹筋から足元（かかと）を押します。
足元がしっかりして来たら、右にひねります。
ひねると足元が弱くなります。
ひねった位置でも腹筋と足元の繋がりを作ってください。
吸う息で背伸びをして、吐く息に合わせて少しずつひねりを深めます。
ひねりを深めながら、足元で踏む事を意識します。
最後は吐く息に合わせて身体を正面に戻していきます。
長座に戻ったら、前屈をしてみましょう。
何か違いは起きていますか？
伸ばしていないのに、使ったら柔らかくなる事を感じられていたら嬉しいです。
そして、この「使っている」事がポイント。
前屈をする為に、腹筋を強く使っています。
これは、逆転のポーズの時に脚を引き込みながら持ち上げる動きのヒントになりますね。
イメージは繋がりますか(^^)/
これを学習の転移といいます。
●学習の転移の威力 ～ラクロスボールから前後開脚（ハヌマーン）まで～
学習の転移を起こす事は、顏晴るジムで伝えたい事の一番のポイントです。
そういう意味も込めて、顔晴るジムではヨガを「気が付く意識を高める為の方法」と定義しています。
今回のメルマガは、ストレッチとヨガの違いについて体感として理解出来る、興味深い例の一つだと思います。
でも、これはあくまでも僕が考えるヨガって事なんですけどね(^^)/
担当：芹澤
■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━それではまた次号・・・■
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⇒●第１００号 身体の硬い人はいない！ 〜身体を緩める練習をしよう〜
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■顔晴るジムに興味のある方へ■
■このブログでお伝えしている方法を鵜呑みにしないでください。
あくまでも、インストラクターの個人的経験に基づくアイデアの一つとして受け取ってください。
安心と安全の下練習してください。もし自分にとって合わないと思った時は紹介している方法を採用しないでください。
もし、ブログを通じて心身に変化が起きたら、実際のレッスンでより感覚を深めてください。
ブログだけでは伝わらない、感覚的な部分までお伝えします。
ヨガが好き！でも、身体が硬い(+_+)でも。。。やっぱりヨガが大好きな方、大歓迎です(^^)/
目白 身体の硬い人の為のヨガスタジオ 顔晴る（がんばる）ジム
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