「反射を統合して、身体を育てよう!」と聞いて、
「反射ってなに?」
「どんな種類があるの?」
「反射があると、どうなるの?」
「統合すると、どうなるの?」
などの疑問が湧いた方もいらっしゃるでしょう。
生成発展アクティベーター
天職コンサルタントの、梅田幸子さんのブログより、
固める反射、原始反射について
まとめておられる記事をご紹介します。
固める反射・原始反射とは?
胎児~乳幼児が持っている、
反射的な動きのことです。
固める反射
お腹の中にいるときの、初期子宮内反射のひとつ。
原始反射
モロー反射
首の左右の反射
ATNR(非対称性緊張性頚反射)
首の上下の反射
TLR(緊張性迷路反射)
首の前後の反射
STNR(対称性緊張性頚反射)
脊椎ガラント反射
足の反射
(バビンスキー反射、新生児プランター反射)
つかまり立ちが出来るようになった赤ちゃんを
膝に乗せると、足をピーン!とさせて立ちますね。
手の反射
(手掌把握反射(パーマー反射)、バブキン反射)
赤ちゃんの手のひらに指を添えると、
キュッと握るのはこの反射。
口の反射
(吸啜・探索反射(吸てつ反射と略す人多い))
おっぱいを飲むための反射。
原始反射は、本来、出現→活性化→統合、という、
山型のラインを描いていくものなのですが、
様々な要因で、統合されず、
残存している場合があります。
その場合、上記の記事にあるような、
困りごとにつながることもあります。
固める反射、モロー反射、
およびその他の原始反射が残存している場合、
これらを発達・統合することで、
無意識の身体の反応が変わります。
反射的な動きがでなくなっても、
なくなるわけではなくて、
発達・統合して(内に含まれる)、
次の段階の発達につながります。
反射が統合されていくと、脳のキャパも上がり、
思考力や直感、判断力もアップしていきます。
今まで、遺伝や性格と思っていた困りごと。
一生付き合うのかな、と思っていた悩み事も、
原因が原始反射の残存であった場合は、
反射の統合を進めることで改善していきます。
こちらは、ケプリ夫人のブログ記事。
https://ameblo.jp/reibai-khepri/entry-12710955382.html
漫画で、原始反射が残存していた場合と、
統合した場合が分かりやすく読めます。
固める反射、モロー反射が残っていると、
ほかの手や足、口の反射も残りやすいです。
固める反射・モロー反射の一部は、
ふれる、撫でる優しいボディワークで、
反射の統合を進めることができます。
理由の分からない生きづらさ、
不安感、疲れやすさ、など
反射の統合ワークを受けることで、
改善する可能性があります。