ここでは、首の左右の反射ATNRが
残存したときの影響について
チェックリストを見て見ましょう。
(非対称性緊張性頸反射)
※注:好きなもの、得意なものは伸びるので、すべてが該当するわけではありません。人により、どの傾向に出るか、どの程度の強さで影響があるかも異なります。
首の左右の反射(ATNR)に関しては、
書籍:あなたが「一番輝く」仕事を見つける最強の自己分析にもチェックリストを記載しましたので、より詳しいバージョンを掲載します。
□バランス感覚が弱い
□気が散りやすい
□特に、視覚の刺激に反応してみてしまう・注意がそがれる
□左右対称の図形が描けない
□身体の真ん中(正中線)を超えた動きが苦手
□身体の真ん中でモノを扱いづらい
□真ん中(中心軸)の感覚が弱い
□中心軸が太い
□足の外側で立っている
□よく足を組む
□片膝を立ててすわる
□ラケット競技で、フォアは得意だがバックハンドが苦手
□キャッチボールが苦手
□上手投げよりも、下手投げ・横投げ(サイドスロー)が得意
□肩を壊しやすい
□関節の怪我が多い
□クロールで片側の息継ぎが苦手
□自転車や車の運転が苦手・緊張する
□なわとびが苦手
□髪の毛は横分け
□顔や身体の左右差が大きい
□足首が固く、しゃがむのが苦手
□斜視
□片側の目だけをつかう
□焦点をスムーズに移動しづらい
□板書が苦手
□追視が苦手
□ものを見るとき首が傾く
□ほおづえ
□話を聞く時、耳を相手に向ける
□カフェなど大勢の人がいるところで、隣の話が気になる
□筆圧が強い
□書く時、机につっぷして、背中が丸まる
□書く時、首が傾く
□書く時、紙を斜めにする
□書く時、利き手のほうに紙を寄せる・真ん中に置かない
□お箸や鉛筆の持ち方が下手
□ぎゅーっと強く手を握る
□手書きが苦手
□テストで、書くのが遅く、時間切れになったことがある
□横書きをすると、斜めに上がったりさがったり、まっすぐに書けない
□塗り絵は、同じ方向に動かす
□作文、SNS、アンケートなど文章を書くことにエネルギーを使う
□頭にあることを、文章にするのが難しい
□考えていること、本当に書きたいこととは、違うことを書いてしまう
(本当はこういうことを書きたいんじゃないんだけど……)
□聞きながらメモするのが苦手
□聞き間違いが多い。特に高音の聞き取りが苦手
□学んだことを、自分の言葉で伝えるのが苦手
□読み飛ばし
□文字や英語のスペルが入れ替えて見えることがある
□横書きの文章を読むと、同じところを何度も読むことがある
□英語のスペルミスが多い
□左右の指を別々に動かすのが苦手(楽器など)
□まっすぐ歩けない
□人と並んで歩くと、そちらに寄ってしまう(特に話ながら)
□行動の切り替えが苦手
□料理するとき、身体のどちかに扱うものをずらす
□テーブルの上のものに腕があたり、落とすことがある
□前ボタンが苦手
□左右を間違える
□左右盲
□問題発見、課題解決が得意
□問題に目がいきすぎる
□人が思いつかないようなやり方、新しいやり方を考える
□自分ばっかり頑張っていると思いやすい
□片頭痛
□斜視
□集中していると、頭を傾ける
□集中していると、片方が手首が曲がる
□幽霊の手を無意識にする
これらの状態は、
原始反射の残存(統合すべき時期を
過ぎても統合していない)ことが
原因である可能性があります。
原始反射の統合により
改善する余地のある「のびしろ」です。
原始反射が原因ならば、いつからでも、
統合することで、解消していきます。
※同時に別の反射の影響も考えられますので、そちらもご確認ください。
※このほかにも、首の前後の反射(STNR)の影響で出ている動きや困り事、不器用さはあります。固める反射と原始反射の質問会などでお聞きいただけたらお答えします。
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