メーカーさん、またはアイテム、さらに個体、による差については割愛しますので


ご勘弁ください


なぜならば、Kメーカさんのヘッドを発注する時に、K基準の9度でとお願いすると


ウチの基準は、立ってますよ・・・フェースアングルはスクエアで・・・



とお願いすると・・ウチの基準だと量販品よりかなり開いていますよ


。。。などメーカーさんによって


カナリ基準の観点が違う場合が無くも有りません


クラブのレングス、シャフトのフレックスもかなり違います



ま~色んなゴルファー諸氏とお話しする中で、自分自身まだまだ勉強が足りない


と思う事も多々ございますし、


人に教えるあっれるレベルでは無いな~~と!色んな意味痛感いたします


今でも・・・いらっしゃいますよね~~


新しいシャフトをお見せすると!!


ドレドレ・・・と

シャフトを押し曲げする方


それについて・・・どうだこうだと言っても仕方ないし


押し曲げだと何故に硬さが分からないのか・・・なんて話しても


なんの得にもならない気がしてなりませんので、言いません


勿論、折ったら弁償はして頂きますが(笑)そう滅多に折れたりしません


さて・・


現在では大半のゴルフメーカーさんが、ロフト角、ライ角、フェース角などを


使用者自ら手軽にチェンジできる・・可変スリーブ化が進んでおります


オープン、クローズ、ニュートラルという簡単なものから


複雑怪奇なマトリックス表式の物


3通り~数百通りと必要な機能を逸脱していて


中には・・・「カチャカチャ中毒」になって・・クラブ自体が分からん


みたいになっている方が多いのではないかと思います


いったいどうすればベストなセッティングになるのか


みたいな方も・・・更に重さ、重さのトウ~ヒールのバランス


そんなに変えまくる必要は無いでしょ~~みたいなレベルですよね




しかし、これって否定をするのではなく、ワシ自身も便利で重宝させて頂いてます


まあ、基本は接着固定ヘッドの方が好きですが、


接着固定ヘッドだと・・・


フックフェースに仕上げる


あるいは


オープンフェースに仕上げる


更に、ライ角をフラットにしたり


アップライトに挿したり



と言う作業は、一般の方にはできません


工房や専門家による作業が必要ですし、技術が未熟だと


工房でも満足な加工が出来ない所もあるようです


一般のゴルファーさんで一番間違いやすい錯覚が


この現象です


あくまでも、ご自分に最適なアドレスとお考えください


ヘッドとシャフトはスクエアな状態のクラブが有ります



少し右に逃げるので、


フックフェースにしてみたい・・・と考えて


いつものアドレスポジションで


シャフトを左に回してフェースを被せたとします


これは、フックアドレス、あるいは フックグリップであって


「クラブがフックフェースになった」訳では有りませんよね



良くいらっしゃるのが、ツカマリ過ぎが嫌だから、フェースを開いて入れてくれ!


と言う場合です




例えばシャフトのロゴを基準にホーゼルから2度スライス方向にシャフトを回して挿したとしましょう


??これって・・・シャフトの軸からヘッドが右へ回ってズレただけで


ただのロゴがズレてるだけなんですね~


だったらシャフトロゴを真っ直ぐに構えりゃフェースは開くんじゃ??


と言う事ですが


どんなヘッドにも「据わる、あるいは座る」ポジションが有ります
<

strong>クラブは、静止状態でちゃんと据わる位置でインパクトしないと


芯を食いにくくなります



シャフトの先端は通常使用ではまず曲がりません


シャフト軸は360度回転させても、軸が変わらなければ


フェースの角度やロフト、ライは変わりません





基本、オープンやフックに


あるいは、フラット、アップライト、またはロフトを立てたり、寝かせたり


クラブを組むと言う事は


真っ直ぐなシャフト軸から、どれだけ角度をズラすのか


つまり、ニュートラルにアドレスする事を基準に「個人差有り」


フェースを開かせたり、閉じたりする事が必要なのです


超極端に図にしますと分かりやすいのですが


赤線がヘッドのライン


黒線がシャフト軸と思ってください



フック(クローズ)に挿した場合(ライ角にも絡むのですが無視してください)


②の位置(シャフトがニュートラルアドレス)の状態でクローズになって

ヘッドがちゃんと据わっている状態です


超誇大に図にしましたが、実際はこの角度が0.5~2度くらいの範囲ですよね


スリーブに刻印されていますよね




オープンに挿した場合



ニュートラルな構えをした場合・・・真っ直ぐなシャフト軸線から


フェースはオープン(開いて入っています)


何度も言いますが、ニュートラルなアドレスは個人により違います




ではロフトを立ててシャフトを挿す


と言う場合ですが(右利き用クラブとして)


ホーゼルの角度に対して


基本は右方向からシャフトを挿します


超誇大表示で分かりやすく示すと





このようになります


勿論、斜めに入れる為には、ホーゼルの拡張という難作業を余儀なくされる場合


も有り、斜め挿はシャフトを深く挿せません


一番安全な方法は、このような専用のアングルスペーサーを使う事です


折り返しの爪の厚みによって1度とか0.5度の斜め挿し調整が出来ます




ヘッドそのもののロフトはもちろん変わりません(爆)


ですが、右斜めから挿入されたシャフトを


ニュートラルアドレスの位置に戻すと(仮にシャフト軸が直角になった時)


アドレスではロフトが立った状態でシャフトを挿した事に成ります


つまり、ヘッドファーストになったシャフト軸を


ニュートラルに戻すと理論的なロフトが立ちます



ロフトを多くする場合はこの逆です


この時は、ドライバーであっても


フェースラインを真っ直ぐセットすると


ハンドファーストなヘッドの据わりになります


これを、ニュートラルの戻す事によって


ロフトが多くなって、ヘッドがちゃんと据わるわけです


フックなアングルで入れられたクラブのフェースラインだけを


真っ直ぐにセットしてアドレスした場合


体からボールまでの距離がフラットになり右足寄りに成らなければなりません


なぜならば、シャフトもホーゼル穴も〇です


無加力ではホーゼルを中心に円を描く運動をしますから


体に近ければフェースはクローズしてロフトも立ちます


それを解消したのが、ブリジストンのスリーブで、フックアッパーにセットするほど


ロフトが寝てくれます




皆さんもご存じのように・・・正規品のスリーブをシャフトにさして


真っ直ぐ回してみると


必ず傾いているはずですよね


つまり、この構造が


斜め挿を人間の技術や感によるチューニングでは無く


シャフトはヘッドホーゼルに真っ直ぐ入っているにもかかわらず


アダプターホーゼル内では、それなりの可変角度が付いて


ロフト、ライ、あるいはFAを変える事が出来るというわけです


テーラーメイドのソールにあるAPSは


開いたヘッドや閉じたヘッドでもちゃんとソールできるように工夫された


ツールなんですね~~


フック方向に斜め挿しされたフェースは当然ニュートラルではクローズしています


オープンはその逆に開きます


ヘッドのセット位置は、人によりスイングにより、また打ちたい球筋により違います


ドライバーで言えばボールは必ず左かかとの延長線上でなくても良いわけです


そのような場合、フックポジションでスタンスの内側方向にボールをアドレスすれば


吹き上がらず低い打ち出しのボールが打てますよね(技術は必要ですが)









あくまでも・メーカーによる表示の特性や、商品個体による表示の違いは除外した考えなので


あしからずご了承くださいませ