私は第一子を妊娠するまでに移植を9回経験し

移植が中止になることも多々ありました。

私の経験を踏まえながら投稿します!


移植方法は大まかに分けて

ホルモン補充周期と自然周期があります。


ホルモン補充周期

ホルモン補充周期では

卵胞ホルモンと黄体ホルモンを使って

排卵した時と同様になるように

ホルモン状態を調整し移植します。


メリット

・自然周期と比べて通院スケジュールが

 立てやすく通院回数も少ないので

 仕事との両立がしやすい

・移植日を多少調整することが出来る


デメリット

・卵胞ホルモンや黄体ホルモンを使うので

 薬の管理が大変(特に膣錠)

・薬を使うので副作用症状が出る


ホルモン補充でスムーズに内膜が厚くなり

スケジュール通りにいく方は移植日も

移植周期に入る前にだいたい分かります。


私のようにホルモン補充をしても

なかなか内膜が厚くならない人は

移植日が予定よりも伸びていき

内膜チェックのための通院も増えるので

トータルの通院回数が増えます🏥


ホルモン補充周期の一例

(移植5回目/ホルモン補充周期/保険適応)

D1-D6→リセット🩸

D1- ジュリナ内服開始

D3   [受診] エコーで卵巣と子宮のチェック

D14  [受診] 内膜チェック ホルモン値採血

                    →移植日決定

D15- ルティナス膣錠開始

D20  [移植日] 胚盤胞移植

                        移植後ジュリナ・ルティナス継続

D31  [判定日] hcg採血/診察


上記のスケジュールは内膜やホルモン値が

 問題なく移植日が延期されなかった場合


​自然周期

排卵させて排卵日に合わせて移植します。

私の場合はPCOSで自然排卵出来ないので

排卵誘発剤(フェマーラ)を使用しました。


メリット

・自然排卵であれば薬を使わないので

 副作用症状がない

・ホルモン補充周期より着床の窓が

 開いている時間が長いと言われている


デメリット

・いつ排卵するか分からないので

 スケジュールが組みにくい

・排卵日で移植日が決まるので

 移植日が休診日とかぶると中止になる


排卵誘発剤を使用した自然周期の一例

(移植9回目/自然周期/保険適応)

D1-D11→リセット🩸

D3   [受診] エコーで卵巣と子宮のチェック

                   フェマーラ(排卵誘発剤)内服開始

D10  [受診] 卵胞育っておらず 内膜薄い

                     ホルモン値採血

D12 UFSH自己注射💉(卵胞を育てる)

D14  [受診] 卵胞と内膜チェック ホルモン値採血

                    →移植日決定

D16 UFSH自己注射💉

D18 ジュリナ/ウトロゲスタン膣錠開始

        [受診] 卵胞と内膜チェック

                   オビドレル自己注射💉(排卵を促す)

D22  [移植日] 初期胚移植 

                        移植後ジュリナ/ウトロゲスタン継続

D32  [判定日] hcg採血/診察


上記のスケジュールは卵胞や内膜が

 なかなか育たなかった場合

 (卵胞や内膜の育ちが良ければ

 上記よりも通院回数は減ります)


​内膜の厚さに関して

私の場合はホルモン補充周期では

薬をどんなに増やしても内膜の厚さは

最高で7mm程度で内膜が5-6mmで

移植が中止になることも多々ありました。


自然周期(フェマーラ使用)では

内膜の厚さは9-12mmまで厚くなり

無事に妊娠継続することが出来ました✨


ホルモン補充周期で上手くいく人

自然周期で上手くいく人、それぞれいるので

どちらかしか試したことがない場合は

両方、試して欲しいと思います!


移植周期の体験談

移植①/ホルモン補充周期/自費治療

移植②/ホルモン補充周期/自費治療

移植③/ホルモン補充周期/自費治療

移植④/ホルモン補充周期/自費治療

移植⑤/ホルモン補充周期/保険治療①

移植⑥/ホルモン補充周期/保険治療②

移植⑦/自然周期/保険治療③