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目の前のヒラより遠くの記念

いつまでもあると思うな年金と競輪場

せっかく競走得点順の入着状況を集計したので、得点順の入着状況の出現回数と平均配当をだしてみた。これで期待値がわかる。ガールズはラインの要素がないため、素直なデータになるだろう。


予選は頭鉄板だがヒモはどう買ったらお得なのか。ガールズ負け戦は得点1位を買った方がよいか。などヒントになるかな。


その4(アメンバー限定) へつづく

本日のいわき6R、3連単の配当11,890円に対し、ワイドの配当が18,180円、19,750円、90,600円と大幅に上回る珍事が発生。


3連単は1,2,3着の着順を正確に当てる必要がある。それに対して、ワイドは3着以内に入る2車を当てる賭け式。当たりは同着がない場合3種類ある。それ故通常はワイドの配当が断然低いのだが3連単を大幅に上回る結果となった。なぜそのようなことがおこったのか?


理由はポイント狙いの大量投票。同日のガールズ7Rのワイド売上は16万強に対し、6Rは540万ほど売れている。配当は総売上からテラ銭(25%)を引いて払い戻される。オッズは⑤-⑥の一本かぶりで1.0倍。どんなに大金を張っても張った額しか戻ってこない(払戻し1.0倍未満にはならない仕組み)。


しかし、ネット投票では様々なサービスを行っていて購入額の何%をキャッシュバックするサービスがあり、仮にキャッシュバック3%として、500万購入すると15万がキャッシュバックで戻ってくる計算だ。ガールズ予選など、SSとチャレンジが一緒に走っているような状況。石井寛子も梶田も名古屋ガールズコレクション出走組で3連対をまず外さない。ノーリスクで15万儲かる。。。


だが世の中そんなに甘くなく、梶田が飛んでしまった。それが今回の悲劇。時々ワイドにポイント狙いでドカンと入ることがあるので、いつもその逆張りをやってやろうと思っていたが、締切直前に買いが入るのでなかなか難しい。


高々数%のためにブチ込んで割に合うのか?競走得点1,2位の入着状況を調べてみた。


その2(アメンバー限定) へつづく



データ対象:2011/04/07~2016/03/22 G3以上のレース


松山の対象と決勝の結果
→訪問記 「75# 松山競輪場


日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2011/07/23 9 1 神山 雄一郎 5 深谷 知広 逃 HB 9 長塚 智広 11,120 30,160 松山サマーナイト 2日目
2012/03/13 11 4 飯嶋 則之 2 武田 豊樹 1 稲垣 裕之 HB 2,630 23,170 松山記念 4日目
2013/02/11 11 3 平原 康多 7 深谷 知広 8 海老根 恵太 2,620 26,530 松山全日本選抜 4日目
2014/03/09 11 3 新田 祐大 1 深谷 知広 9 伊藤 保文 1,130 7,980 松山記念 4日目
2014/11/03 11 1 井上 昌己 9 平原 康多 3 神山 雄一郎 3,640 14,200 松山記念 4日目


前回の記念、平原-後閑-齊藤努が前受け。赤板で関東別線の矢野-神山雄が切りに来るとスルスルっと松岡貴が後ろに入り井上-橋本と再連結、平原は引いて7番手となり打鐘。単騎石井秀が捲りに行き平原が続くが、松岡が3番手から合わせて発進する。


神山もブロックしつつ矢野後位から捲りに行き、3角では5車併走の大渋滞。最初に松岡が脱落。3角まで神山と平原でゴチャつくが、それを尻目に松岡後位で虎視眈々の井上が直線一気に交わして頭。2着は踏み合いを制した平原、3着は神山の結果だった。



●決まり手


「400mを使用。カントがややきつく、直線も長いため、性格としては立川競輪場に似ているといわれているが、選手のスピードが落ちにくい高速バンクのため、前に位置している選手が残りやすい面もある。」(Wikipediaより)


他の400に比べても1着決まり手は自力決着の割合が高い。対して2着「マ」の割合は若干少ないが、特徴なのは配当。平均配当はかなり低く、2車単・3連単は大垣に次ぐ低さ。ラインで決まらなくてもヒモは力のある選手が入る傾向が強く狂いにくい傾向となっている。




●配当


高配当ランキング 2車単:42/43位 3連単:42/43位





前のりしていたので、近くのホテルから徒歩。寒かったので、近所のイオンで服を調達して競輪場に乗り込む。高松駅からはバスも出ているようだが、高松城を通って歩いても遠くはない。


場内はバックから2Cにかけてスタンド。結構立派でこのあたりの競輪場にしては規模はでかい。ホームには1Fが無料、2Fが特観のスタンドがある。ホームの施設は若干古いが、ガラスの継ぎ目はなく(笑)普通の特観になっていて見やすい。1Fの無料の方は視点が低くて見づらいかな。


売店はホームの1角と4角側に数件ある。串ものは充実しておらず、残念な感じ。うどんを食った。個人的には蕎麦派で、太くてゴムみたいな讃岐うどんは苦手なのでこだわりはなかったが、高松の中心街からほど近いので本気の讃岐うどんなら、場外へ足を延ばした方がいいのかな。


特観席の給茶機近辺に塩が置いてあって、何のためにおいてるんだろう?と思っていたが、当地の常連たちは無料のお茶に入れて飲むようだ。



施設 ★★★☆☆
サービス ★★☆☆☆
食い物 ★★★☆☆
総合 ★★★☆☆










デルカへ

香川には高松と観音寺に競輪場が2場ありその上、丸亀ボートまであった。付近に大都市圏があるでもなく、失礼ながら田舎で公営を3場も維持できるもんなのか?とおもっていたら案の定廃止が決まり急遽訪問。観音寺駅からオケラバスで向かう。入り口をくぐると1角裏。


バックスタンドというかスタンド自体がホームにしかなく、その上がホーム特観になっていた。古めの建物で、訪問したときにはホーム特観はもう開けていなかったが、1角側に新しい建物があり、そちら側の特観を使用していた。ホームスタンド裏には屋根の下にモニタや穴場の広場があるが、広い空間に人はまばら。


売店は1角にある特観の建物1Fと4角裏に数軒。名物のちくわ天をいただく。ちくわ以外も天ぷらの種類は豊富でつまみには困らない。あと、うどんを食ったがうまくなかった。閉めている店も多く廃止間近の雰囲気が充満していた。


併売のレースを買おうとしたのだが、場内のモニタはいくつもあるのに一切併売の情報を流していない。どうも外にある外向き発売窓口でしか情報を流していないようだ。あまりの狭量っぷりに頭にきたので早々に撤収した。まあこんなんじゃつぶれるよね。



2016/3に再訪。


本場廃止後はサテライト観音寺として営業を継続している。観音寺駅からの無料バスも運行されていた。記憶が正しければ、本場でやってた頃より便数が多くなっていて、なんだかなあという感じ。


ホームスタンドは閉鎖されていて、1Cにあった特観施設を利用して車券を発売している。3Fの一部では馬券も発売されていた。こじんまりしていたが、3階建ての小奇麗な建物で、客入りはそれなりにあり、廃止後も地元競輪ファンが車券を楽しんでいた。


施設 ★☆☆☆☆
サービス ★☆☆☆☆
食い物 ★★☆☆☆
総合 ★☆☆☆☆







銭形くん



デルカへ

岡山方面からバスでも行けるが、高松からフェリー。瀬戸内海の島々を眺めながらのんびりと向かう。島々を縫うように進み、ちょうど1時間くらいで山にあるちょっと控えめな玉野競輪の看板が目に入る。宇野港近くの駅からオケラバスに乗り5分ほどで競輪場に到着する。


入場門をくぐると2C裏。年季の入ったホームスタンドと1C側にも古いながらも室内スペースの建物、2Cは大きめのスタンドもある。そして何より真新しい照明設備がドーンと構えている。ホームスタンド上部は特観になっているが、そこからはバックの建物の向こうに瀬戸内海が望める、なんとも風光明媚な競輪場だ。ミッドナイトの無観客でやるのはもったいない話だが客がこないんだもんしょうがないよねえ。。。


前に来たときは温玉めしを食い損ねたので今回是非と思っていたのだが、コンビニになっていて絶滅。1C裏の食堂は辛うじてやっている。食い物は何とか確保できるといったところか。ビールは出してくれるので弥彦よりはマシといった程度。


照明設備に投資してミッドナイトに参入したのが話題だが、場内のモニタがいたるところに増設され空調の効いたスペースもあちこちにある。トイレも新しくなっていて、ネット越しの客だけではなく本場に来る客にも配慮されている。こういう金をあまりかけなくてもできるサービスすら放棄して、客を蔑ろにしているところがあるが、ここは行き届いている。無観客の開催が増えて必然的に売店は寂しくなっていくのは残念だが、頑張ってほしい場の一つだ。



施設 ★★★☆☆
サービス ★★★★☆
食い物 ★★☆☆☆
総合 ★★★☆☆








山の看板


かき揚げ丼



データ対象:2011/04/07~2016/03/13 G3以上のレース


玉野の対象と決勝の結果
→訪問記 「61# 玉野競輪場


日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2012/03/20 11 1 岩津 裕介 2 三宅 達也 捲 B 5 桑原 大志 780 14,850 玉野記念 4日目
2013/03/03 11 1 村上 義弘 3 小野 俊之 8 諸橋 愛 3,380 44,190 玉野記念 4日目
2014/03/03 11 1 岩津 裕介 9 石丸 寛之 捲 B 7 合志 正臣 290 2,020 玉野記念 4日目
2015/03/03 11 1 武田 豊樹 9 神山 雄一郎 5 後閑 信一 920 2,410 玉野記念 4日目


昨年の記念、前受け武田豊-神山雄-後閑-兵藤を新田祐-岩津-石丸が押さえて打鐘。最終ホームで4番手から武田が発進し、これに合わせて先頭の新田もペースを上げる。ここから内で新田、外が武田の踏み合いが直線まで続くが、最後ゴール前武田がねじ伏せて頭。2着はマークの神山、3着は神山後位の後閑のライン決着だった。



●決まり手


「やや円形に近いバンクだが、クセの少ない走りやすいバンクである。見なし直線が佐世保競輪場に次いで短いが、風の影響のほうが強いため必ずしも先行有利ということはない。」(Wikipediaより)


1着決まり手は「逃」の割合が少なく、逃げ残りが厳しい傾向。脚質の割合も自力型の1着が少なくなっている。対して2着決まり手は「逃」の割合が多くなっており差し目が狙い目か。2着「マ」の割合も低い。平均配当は総じて低めだが、配当比はかなり高く3着が狂いやすいのが特徴。





●配当


高配当ランキング 2車単:41/43位 3連単:34/43位



最終ホームもスローペースで通過し、篠崎が上昇したところを内を掬ってうまく追走。荒牧の捲りに合わせてスパートして直線振り切って頭。めでたく今年初優勝となりました。これで玉野は3連覇。車券的には3着が狂ってくれた方がよかったのだが。


今年は決勝2着4回、着外が1回ともう少しというところが続いていたがようやく今年初優勝。昨年は落車による長期離脱もあって優勝は3回止まりだったが、今年はもう少し積み上げてほしいもんだ。




次走は4/1~佐世保ミッドナイト。

データ対象:2011/04/07~2016/03/01 G3以上のレース

名古屋の対象と決勝の結果


→訪問記 「42# 名古屋競輪場


日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2012/03/27 11 4 吉田 敏洋 1 山口 幸二 5 木暮 安由 9,010 107,330 名古屋記念 4日目
2012/04/30 11 5 渡邉 一成 捲 B 2 成田 和也 7 南 修二 750 5,110 名古屋共同通信社杯 4日目
2014/03/23 11 3 村上 義弘 捲 B 2 武田 豊樹 1 深谷 知広 1,760 6,300 名古屋ダービー 6日目
2015/03/10 11 2 神山 拓弥 7 平原 康多 捲 B 6 才迫 開 1,540 22,540 名古屋記念 4日目


前回の記念、深谷-吉田敏の前受け。青板で松岡貴-大塚が押さえに来て、そこに平原-神山拓らが続く。深谷は引いて8番手。最終ホームで松岡がそのまま先行、6番手から村上義-萩原孝が捲りに行くが3番手の平原が合わせて発進。村上と、後ろから捲ってきた深谷は平原にうまく合わせられ終了。


最後は平原-神山が抜け出てマッチレースとなるが、直線僅かに神山が交わして頭。2着は平原、3着は離れながらも終始関東ラインを追走していた才迫開の結果となった。



●決まり手


『バンクを建設する際に、走りやすくスピードが出しやすい様に設計された。その結果、追い込みに有利な短過ぎない直線、自力選手有利な角度を大きくとったカントを持っており、どの戦法の選手にも戦いやすいと言われているが、どちらかと言うと「余程遅く無ければ、どこから仕掛けても前団を捕まえられる」と捲り選手に有利なようである。』(Wikipediaより)


1着決まり手は「差」の割合がかなり多くなっているが、1着の脚質は8割が「逃」「両」となっており自力型が不利な競輪場でもないようだ。決まり手「差」になるようなラインの先頭が頭になりやすいということか。2着も「逃」の割合が多く、自力-自力の「力の両立」が狙い目になるかな。配当は低めで、さらに3着が狂いにくい傾向になっている。





●配当


高配当ランキング 2車単:38/43位 3連単:41/43位