目の前のヒラより遠くの記念 -7ページ目

目の前のヒラより遠くの記念

いつまでもあると思うな年金と競輪場

データ対象:2011/04/07~2016/04/17 G3以上のレース


西武園の対象と決勝の結果
→訪問記 「26# 西武園競輪場


日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2011/04/26 11 5 長塚 智広 2 平原 康多 8 飯嶋 則之 1,750 4,840 西武園記念 4日目
2012/06/05 11 3 武田 豊樹 7 中村 浩士 5 宗景 祐樹 5,350 77,070 西武園記念 4日目
2013/04/21 11 7 萩原 孝之 2 岡田 征陽 9 芦澤 大輔 15,600 68,890 西武園記念 4日目
2014/04/08 11 3 山崎 芳仁 9 平原 康多 1 池田 勇人 2,650 18,650 西武園記念 4日目
2015/04/12 12 1 武田 豊樹 2 平原 康多 3 岩津 裕介 410 2,250 西武園記念 4日目


昨年の記念、赤板で前受けの稲垣-村上博を平原-武田-飯嶋で押さえに来ると稲垣は引いて4番手。打鐘で佐藤龍-渡邉晴で切りに来るが、その上を佐藤友-岩津が押さえてそのまま先行。最終バックで8番手稲垣が捲りに行くが村上が離れ、稲垣の後ろは平原が追走となる。


最終バックで平原が稲垣を捲くり、平原-武田で出切り、最後直線平原を交わした武田の頭。2着は平原、3着は佐藤後位から切り替えた岩津の結果となった。



●決まり手


「元々500mバンクで始まっており、施設改修工事に伴って1994年(平成6年)8月より400mへと改修され現在に至っている。旧バンクを基にしてあるためカントが緩くなっている。このため1周400mの標準的なバンクだが、カントの緩さと直線の短さからか333mバンクのような性格を持つ。また、逃げ・先行タイプの選手が有利といわれている。」(Wikipediaより)


1,2着の決まり手を見ると一目瞭然、まあ33バンクだ。1着は「逃」「捲」の決まり手が多く、2着は「マ」の割合が多い。スジで決まりやすい傾向から2車単の配当はかなり低めだが、3連単の配当は全平均に近く、3着は狂いやすい傾向があるようだ。自力1着割合は、72.6%で3/43位。





●配当


高配当ランキング 2車単:39/43位 3連単:21/43位




データ対象:2011/04/07~2016/04/10 G3以上のレース


高知の対象と決勝の結果
→訪問記 「74# 高知競輪場


日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2011/06/26 11 1 佐藤 慎太郎 2 石丸 寛之 3 中村 浩士 1,880 7,690 高知記念 4日目
2012/02/05 10 1 武田 豊樹 逃 HB 3 岡田 征陽 9 長塚 智広 1,140 3,390 高知東西王座戦 3日目
2012/02/05 11 2 深谷 知広 6 山内 卓也 9 三宅 達也 530 5,430 高知東西王座戦 3日目
2012/04/15 11 3 武田 豊樹 1 山口 幸二 6 柴崎 俊光 380 1,110 高知記念 4日目
2013/07/28 11 7 藤田 竜矢 捲 B 3 南 修二 5 大薗 宏 2,850 9,310 高知記念 4日目
2014/04/15 11 7 渡邉 一成 2 新田 祐大 1 浅井 康太 1,110 3,620 高知記念 4日目
2015/04/05 11 7 山崎 芳仁 8 佐々木 則幸 3 神山 雄一郎 2,950 15,850 高知記念 4日目


昨年の記念、前受けは村上義-佐々木則。赤板で房州-山崎芳-和田真で上昇すると牛山-神山雄が続く。打鐘で房州がペースを上げると山崎の後ろで牛山と和田が並走となる。前のゴチャつきを見て、最終ホームで8番手の浅井-伊藤正が捲り発進。最終バック浅井-伊藤で出切り、房州後位の山崎も切替えて追いかける形となる。


直線山崎が浅井を飲み込んで頭。2着は村上後位から縫うように伸びた佐々木、3着は内を突いた神山の結果となった。



●決まり手


「場内の全面改装時に陸上競技場としての造成を優先させたため、直線は500m走路の中で最も短く、カントも緩いため、先行選手が不利になるケースはやや低い。」(Wikipediaより)


500バンクだが自力受難の場ではなく、1着決まり手を見ると捲くりの決まり手が多い。また2着の決まり手も「逃」「マ」の割合が多く400バンクに近い傾向となっている。脚質割合を見ても1着自力が多く、捲くりラインワンツーが決まりやすいバンク。2車単配当は全場平均に近い値で、3着は若干狂いやすい傾向となっている。





●決まり手


高配当ランキング 2車単:25/43位 3連単:18/43位




データ対象:2011/04/07~2016/03/29 G3以上のレース


川崎の対象と決勝の結果
→訪問記 「34# 川崎競輪場【改修後】


日付 1着 2着 3着 2車単 3連単 レース
2012/04/08 11 3 深谷 知広 捲 B 5 海老根 恵太 2 田中 誠 660 4,270 川崎記念 4日目
2012/06/10 11 1 栗田 雅也 9 山田 敦也 5 細川 洋 2,120 9,440 川崎メモリアル 4日目
2013/04/07 11 7 成田 和也 2 脇本 雄太 逃 HB 8 大槻 寛徳 5,130 48,970 川崎記念 4日目
2014/06/01 11 2 岩津 裕介 5 五十嵐 力 3 浅井 康太 2,120 11,400 川崎記念 4日目
2014/06/08 12 1 松坂 英司 7 松谷 秀幸 8 大塚 玲 560 1,400 川崎メモリアル 4日目
2015/04/19 11 9 諸橋 愛 2 深谷 知広 捲 B 8 志智 俊夫 17,770 419,690 川崎記念 4日目


昨年の記念、前受けは脇本-中川のナショナルチームライン。その後位を内に金子幸-平原-諸橋の関東ラインと外に深谷-浅井-志智の中部ラインの並走の形となっていたが、単騎桐山が上昇して中川後位に入る。打鐘2Cで脇本がスパートすると、深谷もスパートしもがきあいとなるが、最終バックで脇本が脱落。平原も金子が行けずとみてバックから捲りあげるが届かない。


最後直線、深谷後位が浅井と桐山でもつれて落車、前がスコーンと開いたところを諸橋が直線強襲して頭。2着は深谷の逃げ残り、3着は浅井から離れながらも直線鋭く伸びた志智の結果で、3連単40万円の大穴決着となった。



●決まり手


「ややカント(傾斜)が大きいからかコーナーから捲りが決まりやすく、特に3-4コーナーからは選手が勢いをつけて最後の直線でよく伸びるので、後方にいてもチャンスはまだある。捲りが有利な展開が多いが最後の直線で後ろの選手数人に抜かれる「ズブズブ」を食らいやすく、自力型の選手には厳しいバンクといえる。」(Wikipediaより)


2着の決まり手は、400バンクの平均とほぼ同割合だが、1着は自力の決まり手が少なめ。特に捲りの割合が少なく、捲りが効きにくい傾向。配当は3連単/2車単の割合が低く。3着が狂いにくい傾向になっている。





●配当


高配当ランキング 2車単:14/43位 3連単:33/43位





最後に1着の脚質割合。





●自力割合トップ5


競輪場 自力1着割合
前橋 76.1%
名古屋 75.6%
防府 72.6%
広島 72.6%
西武園 72.6%



●追込み割合トップ5


競輪場 自力1着割合
小松島 54.1%
玉野 56.6%
平塚 59.9%
岐阜 61.0%
富山 61.9%



やはり、自力割合が最も多いのは33バンクの前橋。逆に追込み割合が多いのは小松島。33の富山が5位に入っているのが意外。直線が長いからと言って追込み有利とはいえないようだ。追込み勢が頭だと配当が良いのでこれは頭に入れておいた方がよさそうだ。



初日末を欠き3着も二日目はきっちり1着で決勝へ。決勝は周回4番手、後ろに梶田が付くいやな展開。佐藤がスパートし、篠崎が番手から発進するところをさらに捲って頭。玉野に続き、めでたくミッドナイト連覇と相成りました。

車券は2着に梶田が残ってハズレ。審議になっていたが、どう見てもタックル一発で梶田が浦部を沈めているように見える。初日の判定といい不可解だ。

2日目勝利者インタビュー


決勝優勝者インタビュー



次走は4/23~静岡ヒラ。一足早い真のガールズコレクションだw

続いて3連単。


●3連単平均低配当トップ5


場名 3車単平均
大垣 21,624
松山 23,743
名古屋 25,649
立川 28,058
玉野 28,097



●3連単平均高配当トップ5


場名 3車単平均
弥彦 43,040
四日市 40,739
松戸 38,291
千葉 38,242
和歌山 38,202


全場平均は、32,723円。333平均:33,506円、400平均:32,293円、500平均:34,240円。


低配当部門は3連単も大垣、松山のツートップ。3,4着に名古屋、立川が割り込んだ。高配当は弥彦、四日市は変わらず。3着以下が入れ替わった。3連単の方も100円ほど昨年までから上がっている。



次は2車単/3連単配当比。


500バンクは総じて大きめの数字だが、西武園が目立つ。西武園は全流ししとけばいいことあるかも。



ダービーは村上義の3度目の制覇で幕を閉じ、松山記念も終了し2015年度のグレード戦線が終了した。ここで各競輪場の諸々のデータを集計した。



データ対象:データ対象:2011/04/07~2016/03/29 G3以上のレース


●2車単平均低配当トップ5


場名 2車単平均
大垣 3,090
松山 3,211
玉野 3,638
岸和田 3,647
西武園 3,762


●2車単平均高配当トップ5


場名 2車単平均
四日市 5,548
和歌山 5,278
京王閣 5,251
福井 5,112
弥彦 5,076


全場平均は、4,410円。333平均:4,395円、400平均:4,145円、500平均:4,406円。


低配当部門は大垣、松山が不動のトップ2。取手がランク外となり西武園が5位に入った。高配当部門は不動のトップ四日市。2着京王閣、5着弥彦がランクインした。全場の平均配当は10円ほど上がっている。ギア規制効果かw