「脳トレ」と「筋トレ」に特化したデイサービス、B&Bスタジオの社長ブログ

「脳トレ」と「筋トレ」に特化したデイサービス、B&Bスタジオの社長ブログ

「チャレンジ=努力×工夫」をテーマに、社員たちがやりがいを持って働ける組織が作れるように日ごろの想いを綴っています。

当社は、スタッフ同士が、

「助け合い」、「支援し合い」、「協力し合う」、

「助け合い」の文化を意識しています。

 

 

例えば、子供が風邪を引いたとき、パート社員が急な休みを取ります。

そんな時は、他のスタッフが仕事量を増やし、支え合います。

 

例えば、長期休暇を取りたいスタッフがいたときは、

他のスタッフが休みが重ならないように、早めにお互いでシフト調整をします。

 

例えば、事務作業で忙しいスタッフがいたときは、

別のスタッフが多めに現場に入ることで、その時間を捻出します。

 

 

また、事故やトラブルがあった際は、

それを起こしてしまったスタッフを単に追及や反省をさせるのではなく、

 

それに関係していなかったスタッフたちも含めて、

皆で解決していこうと、話し合い、取り組みを行うように指導しています。

 

そして、決して当人の責任にしないことをルールにしています。

 

 

さらに、事業所間においても、スタッフ応援はもちろんですが、

 

給与についても、業績が良い事業所分の利益(インセンティブ)を、

他の事業所へ配分する「おすそ分け」ルールがあります。

 

事業所間の業績差を、そのまま賞与や昇給には反映させない仕組みとなっています。

 

 

きっと、

 

自身の仕事に自信がある方や、個人を評価して欲しいと願う、

プロ志向の方には向かない風土かもしれません。

 

 

当社のサービスは、チームで行う仕事が多くあります。

 

また、転職組や、50代以上のシニアスタッフが多くいます。

 

だから、

 

それぞれが高いパフォーマンスを発揮する文化というよりは、

みんなが協力し合って、ほどほどの成果を上げる文化。

 

みんなが少しずつ努力と工夫をして、

そして余力がある人は、より頑張ってスキルアップを目指して、

そうではない人たちは、それを妬まず、心から応援できる文化。

 

そんな会社を創っていきたいと私は思っています。

 

個人ネタで恐縮ですが・・。

 

 

本日、我が母校である立命館大学が、

アメフトの甲子園ボウルで2年連覇を遂げてくれました!!

 

立命館パンサーズ、

優勝おめでとうございますー!

 

 

今回は、関西学院大学が相手。

関西同士の対決ということもあり、現地は盛り上がり大声援だったようです。

(私は、残念ながらTVで観戦。。泣)

 

私は、アメフト部OBでもなければ、

スポーツをやっていたわけでもないのですが、

 

でも何となく、この年になっても、

母校が優勝するのは嬉しいものです♪

 

 

昨年から監督に就任した高橋健太郎監督は、

約20年前に立命館が最強だった頃のキャプテンで、

就任してすぐに優勝!今年は2連覇がかかっていたのです。

 

インタビューが終わって、涙ぐむ監督や、

空を見上げながら、グレーター立命を謳うメンバーたちを見ていて、

 

私も大きなパワーを沢山、もらえました!

よ~し、私も頑張るゾー!!

 

介護業界にも、ようやく春が来る!

最近、そんな雰囲気になってきているのが介護業界。

 

 

医療や介護の報酬を上げる!

 

職員たちに更なる処遇改善を!

 

職員は一律1万円アップ!

 

介護事業所にも物価高騰の補助を!

 

などなど。。まるでバブルの装いです。。(笑)

 

 

確かに、、今まで長年、財務省や厚労省から冷たく扱われてきました。

 

いったい、これからの介護業界はどうなるんだ・・。

とずっと不安視をされてきました。

 

だから、、今回の経済対策には、諸手を挙げて歓迎するのも事実です。

 

もちろん、当社もこれで安定利益を確保できるわけで、

来期以降への可能性をとても感じ、嬉しく思っています♪

 

 

でも、、、果たしてこれでよいのでしょうか??

 

 

私たちの業界は、政府の采配ひとつで生きたり死んだり。。

 

介護業界は、あくまで税金サービスで、政府におんぶされたまま。

自立したサービス業にはなれないのでしょうか。

 

 

いや、そんなことはないはずです!

 

こんな時だからこそ、サービスの質を高めることができるはず!

 

 

しっかりとサービス理念を作り、お客様志向で商品を磨き、

お客様が喜んでくれれば、必然と売上が上がるはずです。

 

申請しづらい助成金だ、新しいルールは難しい、システムが使いづらい、

そんな文句を言っていて社内改革をしない会社が多すぎます。

 

売上が上がれば、収益がしっかりと確保できて、

税金に頼らなくても社員の給与を上げられるはずです。

 

 

私たち経営者は、今こそ政府から自立して、

成長した組織、必要なサービス、安定した経営を目指していくべきです。

 

そんな風に私は思っています。

 

ご存知のように、私たちが業としている介護保険制度は、

制度やルールが細かく決められて、日々のサービスが運用されています。

 

これは、安全に配慮したり、利用者本位の運用のために、

とても大事な基準なので、基本的には守らなければならないものです。

 

ただ、その故、逆に、

 

すごく事務作業や手間が無駄に増えてしまったり、

その手間のために、実際にお客様へ接客ができなかったりするのが現実です。

 

 

だから、私はこれを否定したいと思っています。

 

手間が掛かって、お客様のためにならない事務作業は、

適当にすることでサッサと片付けてしまい、

空いた時間をお客様のために使ってほしいなと思います。

 

 

例えば、、

こんな事業所は、イヤじゃないですか??

 ↓  ↓

 

お客様にテレビ体操を見せておいて、

その間にスタッフは介護記録をしているとか、、

 

細かな請求業務処理のために、

今日の対応スタッフは、一人少なくなっているとか、、

 

書類にサインをもらうため、早めにサービスを切り上げてしまうとか、、

 

 

 

介護のスタッフたちは、とても真面目なタイプが多いので、

決められた事務作業をちゃんとやらなければ!

 

と一生懸命になってくれるのですが、

それでマイナスの影響を受けるのは、けっきょくお客様のほうです。。泣

 

手薄なスタッフで対応されたり、サービス時間が減ってしまうのでは、

けっきょくお客様が損をするわけです。

 

 

事務作業は、適当でも、最後はなんとかなるものです。

 

絶対にしなければならないものだけやっていれば、

行政からは、そんなに酷くは怒られたりしません。

 

あとは、その会社の経営者しだい。

 

つまり、私自身がそれを推進すれば、

スタッフはそれを受け入れ、お客様への時間に使ってくれるはずです。

 

 

「事務作業は適当にして、お客様を大事にする」

 

そんな環境を作っていきたいと思っています。

 

早いもので、今年もあと6週間となりました。。

 

高齢のお客様方と話をしていると、

この時期からは、年末行事の話になります。

 

お歳暮を百貨店に買いにいく

 

忘年会の企画や参加

 

年賀状(喪中はがき)を書く

 

仏壇の掃除、お坊さんの予約をする

 

町会費や募金の支払い、町内役員の交代

 

庭木の剪定をする、部屋の大掃除をする

 

(息子たちが帰ってくるので)布団干しをする

 

などなど。。。昔の人はいろいろ忙しかったようです。

だから、師走というのでしょうね(笑)

 

 

ただ、私たちの世代以降、これらのほとんどは少なくなってきています。

 

中には良い行事もあると思いますが、

いわゆる「付き合いごと」については、遠慮する方向なのが時代の流れ。

 

気楽な生活が求められている時代だと思いますが。。

 

 

お客様と話をしていると、

なんだか懐かしさ、寂しさを感じてしまうのは、

私のエゴでしょうか(笑)

 

ある大手牛丼チェーンで食事をしていた時の話です。

 

タブレット操作ができない高齢者が来店されました。

 

最近、どこも導入しているタブレット注文に、高齢者は四苦八苦~💦

スタッフに聞きながら操作をされていました。

 

「あー、そうじゃないんすよ。強く押しちゃうから、違うものが入ってますよ」

 

「だから、こう軽く横に動かすんで。お客さん、この前も教えましたよね!」

 

 

どうやら、必要のない注文まで、買い物かごに入れてしまったようで・・。

スタッフは忙しい中、多少イライラしている感じ。。

 

 

高齢のお客さんは、

「すみませんねー。私はこういうのが苦手で」

「ごめんなさいね。。で、これでいいのかしら。。」

 

 

そして、ようやく注文完了した様子。

 

そしたら、、店の奥からスタッフの声が、

「もう~、この忙しい時間に来ないでほしいよな~。」

 

 

最後に、品物が到着後、あらためてお客さんがスタッフに謝罪。

「ごめんねー、手間かけたね。。」

 

「いえ、あーいい」(スタッフの返事)

 

 

 

という、イヤな接客を先ほど見てしまいました。

 

人件費削減や、売上アップのために、

タブレット導入をするのは分かりますが、

 

なぜ、、お金を払うお客が、スタッフに謝らなければいけないのでしょう?

 

なぜ、、便利なはずのタブレットなのに、高齢者は辛い思いをするのでしょう?

 

ぜひお店には、「高齢者や障碍者など、弱者に対する教育」を

一緒に導入してほしいと、強く願います。

 

介護保険制度においては、

要介護者(利用者)の意向をできるかぎり踏まえてサービスを行う。

 

また、加えて、サービス提供については、

そのすべてを行うのではなく、残存機能・能力をなるべく活かす形で行う。

 

という主旨が謳われています。

 

 

にも拘わらず、実際の現場においては、

 

転倒事故が怖いので、がっつり身体介護をする。

 

サービス時間が足りないので、サッサと介護者がやってしまう。

 

売上が欲しさ故に、沢山のサービスを上限まで追加してしまう。

 

などが行われていることも多いです。

 

 

しかし、でもこれによってお客様の多くは、

助かるわ、ありがたいよ、と喜んでくださるので、基本的には問題は起きないのです。

 

 

ただ、当社に通われているお客様の多くは、

まだお元気で、歩行も認知機能も、しっかりされている方が多いです。

 

だから、前述のように、何でも手伝ってしまうと、

 

自分でできるから、やってくれなくていいよ。

 

そんなことまでしてくれなくていい、申し訳ない。

 

といった言葉が多く聞かれてしまいます。

 

 

だから、当社では、 

なるべくその自主性や自立度を重視したサービスを行うよう、心がけていきたいです。

 

ただ、そうすると、事故が起きたり、サービスに手間や時間が掛かったりと、

運営上のリスクが伴うことも多いです。

 

例えば、

 

車いすや手引き歩行ではなく、なるべくご自身で歩いてもらおうとすれば、

転倒する可能性が高くなりますし、

 

トイレを介助無しで使ってもらおうとすれば、

お一人あたりの時間が掛かったり、(汚れるせいで)掃除が大変になります。

 

衣服の着替え、家のカギ施錠なども、すべて時間が掛かります。

 

 

でも、それでいい!

と私は思っています。

 

それよりも、最も大変なのは、

 

スタッフが嫌らがずに、その主旨を理解して尊重してくれるように、

教育をすること、サービスにこれを反映することと、

 

もし、インシデント発生や、余計費用が掛かった時に、

それを責めずに、みんなで受け入れて、改善工夫をすること。

 

だと思っています。

 

現在の医療や介護業界では、

赤字経営や、人材不足、低賃金問題、などが問題視されています。

 

と、同時に。。

利用者や患者さんたちの、自己負担増加も問題になっています。

 

 

これは、単純に、そして冷静に考えると、、、シンプルな問題です。

 

 

これらの運営費用が、主に税金で賄われているにも拘わらず、

「関係者全員が、自分だけ得をしようと思っている」からです。

 

 

人口減少や、少子高齢化のせいで、予算は苦しい。。

 

若い世代は、税金を取られたくない。

 

高齢者や患者は、多く払いたくない。

 

病院や事業者は、物価高や人件費増加のために報酬を上げてほしい。

 

 

そんな状況下において、肝心の政府や厚労省は、

票集めのために、みんなに良い顔をしたい。

だから、税金や国民負担を上げられない。

 

だから、けっきょく、我々事業者が泣きをみている。。泣

 

 

国民は医療制度や、介護制度を継続していきたいのか??

政府は将来、どんな未来像を描いているのか??

 

 

だったら、一番得をしている、

受益者=患者や利用者の負担を早く上げるべきです。

 

次に、得をしている(税金を納めないでいる)現役世代の負担を上げるべきです。

 

 

そうしないと、、政府は事業者に予算を充てられず、

病院や介護事業所は、世の中から無くなります。

 

そうなっても、本当に良いのですか??

 

このことを、政府はちゃんと国民に説明をすべきなのだと思います。

 

先日、ある看護師が、

当社のお客様が運動している風景を見て、言いました。

 

お客さんたちの顔色が違いますね~!

 

最初は何のことか、分からなかったのですが。。(笑)

 

同じ90歳を超える高齢の方々でも、

施設や1日型のデイサービスで過ごされる方と比較して、

 

当社のお客様は、血色が良い、キレイな顔立ちな方が多いのだそうです。

そして、笑顔で、覇気がある表情であるとのこと。

 

なるほど~、って感じで、驚きと共に嬉しくなりました♪

 

 

当社の社名は、「イーピー=Yeepie」と言います。

Yeepieは「Youthful Energetic  Elderly People Involded in Everything」

 

元気な高齢者たちが、意欲的に活動する姿を応援したい

という意味を込めています。

 

もし、この看護師が言うことが本当ならば、

会社を創って約9年、、少しはこの目標に近づけているのかなと思いました。

 

 

そして、おまけですが、

 

うちのお客様は、みんな口を揃えて言うそうです。

 

そろそろ、お迎えが来るからねぇ~。

 

 

いやいや、その顔色ならば、まだ10年はお迎え来ませんよぉ!!

 

その看護師は笑いながら、否定してくれたみたいです(笑)

 

昨日、都内南部や、川崎を中心に、集中豪雨がありました。

被害にあわれた方々、関係者のみなさんなど、大変だったと思います。

 

話に聞くと、介護事業所の中にも、事業所が床上浸水したり、

トイレやお風呂が使えなくなったなど、被害にあったところもあるようです。

 

 

ただ、運よく、当社の2事業所については、大きな被害は無く、

またスタッフやお客様も無事に帰宅でき、ホッとしています。


 

たった数時間ではありましたが、

突然の豪雨と雷は、恐ろしいほどのものでした。

 

日ごろは、TVで地方の出来事だとしか捉えていなかった自分を恥ずかしく思います。

 

 

さて、こんな時だからこそ、しっかりと準備している、

非常時対策マニュアルや、緊急時連絡網など、さぞかし役に立ったか???

 

と思うと、実は。。

冊子を開くことも、思い出すこともありませんでした。

 

 

当社が被害が無かったこともありますが、

せめて思い出すくらいはしなければいけないと、反省しています。

 

というか、そもそもそれは反省すべきなんだろうか??

と朝から自問自答しています(笑)

 

 

最も大事なことは、被害を最小限に食い止める対応が、

迅速に、且つ安全に、行うことができること。

 

当社はサービス業なので、人をまず守ること。

そして、その中でも特に「スタッフ」を守ること。

 

ここには、マニュアルというよりは、

「会社の理念や、日頃のスタッフ教育のほうがより大事」

になってくるなぁ~と、今回の豪雨で改めて感じさせられました。