「脳トレ」と「筋トレ」に特化したデイサービス、B&Bスタジオの社長ブログ

「脳トレ」と「筋トレ」に特化したデイサービス、B&Bスタジオの社長ブログ

「チャレンジ=努力×工夫」をテーマに、社員たちがやりがいを持って働ける組織が作れるように日ごろの想いを綴っています。

当社は2月決算となりますので、この8月末で上半期(半分)が終わりました。

 

そして、第9期となる今期のこの上半期は、

とてもありがたいことに、過去最高売上!

 

厳しい結果となった制度改正や、人材不足、コロナ不安など

様々なマイナス要因が続いているにも拘わらず、

売上高が右肩上がりなのは、本当に嬉しいことです(泣)

 

 

この一番の要因は、何よりもスタッフの頑張りですが、

(当社のスタッフたちは、本当によく働いてくれます。。)

 

同時に、もう一つの要因として言えるのは、マーケット動向でしょうか。

毎月コンスタントに新規のお客様が加入していただけています。

 

 

少しだけ、図々しく言わせていただくのであれば、

いま、介護予防のニーズは、各段に増えてきています。

 

団塊世代の後期高齢者の方々が、はじめて介護保険を利用されるにあたり、

まず最初のニーズは、体を動かしたり、外部との交流機会です。

そんなニーズが合致しているのだと思います。


片や、政府は、介護予防は行政が直接やりなさいという、消極的な方針。

その影響で、各事業者はこの分野のサービスに消極的になっています。

(軽度の介護者向けの報酬は、益々下げられていて、収益率が悪化している)

 

結果として、競合他社の参入も少なく、需要過多になっているのです。

まさに、当社に風が来ていると感じています。

 

この勢いをそのまま、

下期、そして来期に向けて、継続していきたいと思います。

スタッフの皆さん、下期もよろしくお願いします♪

 

一生懸命に調べて、考えて、上手にやる

 

これは、私が心掛ける、介護事業者としての心得??です。

コロナ以降、この数年間の私のスローガンとなっています(笑)

 

 

まずは「一生懸命に調べる」こと!

 

介護事業は、とにかく制度やルールに縛られていて、

やるべき事項、守るべき事項が多すぎです、、汗

 

さらに、3年ごと、ルールが変更されますし、

それが複雑怪奇な法律文章で書かれているので、読み解くのがホントに一苦労。。

 

さらに、窓口となる市区町村も、理解や方針が曖昧なこともあり、

担当者の歯切れが悪く、けっきょく誰もよく分からず。。。みたいなことが多いです。

 

ここから逃げず、しっかりと向き合って、

制度の理解をしっかりとすることが、

経営者が行うまず第一の指針だと思います。

 

言うなれば、一般企業でいうマーケッティングの作業ですかね。

一般企業でいえば、当たり前の行為だといえますが、

介護業界では、案外これを軽視している個人の経営者が多いのです。

 

「へぇー、そうなんですか。知りませんでした」

経営者がこれでは、その会社で働くスタッフは、可哀そうです。

 

 

そして、2番目に「しっかり考える」こと!

 

しっかりと制度やルールを調べたうえで、自社のメリットや、経営リスク、

スタッフやお客様への影響などをしっかりと想像すること。

 

例えば、新しい規制に対してサービス変更するか?それとも止めるか?

新しい加算は取得するか?その手間はどのくらいか?

スタッフへどう理解してもらうか?費用対効果の検証などなど。。

これも、経営者としての当たり前の行為ですね。

 

 

そして、最後は「上手くやる」こと!

 

私は、法律や制度は100%守るものではなく、

怒られない程度に上手くやるものだ、、と思っています。

(こんなこと言うと、怒られそうですが・・笑)

 

例えば、書類作成を100%正しくやろうとしたら、

それをチェックする膨大な手間が掛かりますし、残業コストも多大です。

 

また、介護サービスはあくまでサービス業ですから、

相手に合わせて柔軟な対応をしなければならないケースも出てきます。

ましてやお客様は高齢者、杓子定規な対応では却ってクレームになります。

 

かと言って、あまり適当すぎでは、

悪行となってしまい、行政指導や免許はく奪になります。

 

ある程度の状態で、うまく運営するのが大事だと思っています。

 

これは、制度やルールをしっかり理解できていないとできません。

〇〇は絶対にやってはいけない。。△△なら、やらなくても大丈夫。。

どの部分をしっかり押さえるのか?この匙加減が経営者の手腕だと思います。

 

目指すは、100点満点ではなく、75点~80点くらいでしょうか!?

 

青信号は進んでよいのですが、黄色信号になりそうな時は注意して進む。

ただ、すでに黄色信号な場合は、決して進まず、ちゃんと止まる。

 

こんな柔軟な舵取りが大事なのだと、私は思っています。

 

先日、奥村組の新卒向けCMを見ました。

建設LOVE 奥村くみ 新3K+K篇

 

「3K+K」なのだそうです。

 

それは、

 

・給与が低い  → 「高給与」

 

・汚い職場   → 「充分な有給」

 

・危険な現場  → 「将来への希望」

 

しかも、プラス「K」は、カッコ良い!んだそうです(笑)

 

 

シリーズ化されている奥村組のCMは、よくご存じだと思います。

 

建設現場も、介護現場と同じくで、

イメージが悪く、若手人材が集まらない職場です。

 

そして、もちろんイメージだけではなく、

実際の制度や環境も変わってきているはずです。

 

 

そして、我々の介護現場も変わってきていますよ!

 

当社で言えば、

 

一般スタッフの給与は400万を超えますし、

平均時給でいえば1400円程度ですし、

販売業や接客業など他のサービス業と比較しても、高めだと言えます。

 

残業はほぼゼロ、有給は7割を消化してもらってます。

5日以上の連休も年に1~2回は取れるし!

 

あと、、、体さえ丈夫ならば、70歳まで働けます!

資格はほとんど国家資格、資格を目指してキャリアアップもできます!

 

そして何より、社会的な貢献度が高い(カッコよい~!?)

 

 

ぜひ、政府の皆さんからも、

こういったPRをして欲しいものです。

 

介護版の3K+K、目指していきましょー♪

 

私の好きなオリンピックが終わってしまいました。

今回、特に10代の若者たちの活躍が目立ちましたね。

 

メダルを取れた人が泣きながら感謝の言葉を述べていたり、

メダルを逃しても、やり切った!という笑顔には、

私たちおじさん世代にも、本当に沢山の勇気をもらえます。

 

 

私は、大事なのは、「達成感」だなぁと感じます。

 

彼らオリンピック選手たちは、何年もの間、日々辛い努力を重ねて、

青春時代の時間をすべて投下して、頑張っていると思います。

 

そして得られる、やり切ったぞ~、という達成感!

 

だから、もし結果が伴わなくても、この達成感が得られることで、

次のステージ、フィールドに向かっていけるのだと思います。

 

これこそが、一番の宝物だと思います。

 

ただ、一般の社会で生きている私たちの中では、

この達成感は、最も感じえ辛いものではないでしょうか。。

 

 

例えば、社会に出た新卒者たちは、

自分が好む仕事に就けないとか、結果が出ないとか、人間関係が良くないとかで、

すぐに転職ができてしまう時代になりました。

 

また、派遣スタッフや、フリーランス、という働き方ができたことで、

苦手なものから直ぐに逃げられる世間になりました。

 

また、結婚しない、家庭を持たない、ことも同じでしょう。

一人だったら、稼がなくても、家が汚くても、貯えがなくても、

気楽に過ごせるのではないか!?言い換えれば、責任からの回避です。

 

少々、オーバーかもしれませんが。。汗

 

でも、、

 

ガマンをして乗り切る!苦労をして解決する!

 

このやり切った!達成体験をしないで、次のステージに行ってしまう人々は、

それをしている人と比較して、明らかに得られるものが少ない気がします。

 

昔から、体が資本だとよく言います。

健康はお金では買えない、ともよく言われます。

 

加えて、最近の不安は「認知症」です。

いくら体だけが元気でも、認知症になってしまうと残念です。

 

ある統計では、近い将来、

後期高齢者の4人に1人が、認知症症状が出ると言われています。

 

だから、、結局は、

体も脳も両方とも、元気で居続けなければ!

 

ということで、当社のコンセプトは、

B&Bスタジオ=「Body」&「Brain」なのです。

 

 

でも、これは高齢者に限った話ではありません。

私たち中高年世代も、常に同じなのだと思います。

(そう、、まさに私自身の話なのですが)

 

例えば、、

 

40代や50代の現役世代のうちから、

身体が弱かったり、成人病を持っている人は、60や70代は大丈夫でしょうか。


今時点で、仕事と家庭以外に交流機会や趣味活動が無い方は、

退職すると一気に、老化への進行が始まると言われています。

 

渋谷区では、65歳になると、認知症テストの案内が届くそうです。

自己判断で受講するのだそうですが、正しい示唆だなぁと思います。

 

 

いやいや、それならそれでいいよ

と、割り切れる人もいるかと思いますが、

 

私自身としては、

まだまだ人生を楽しみたいし、社会で活躍したいと思っています。

 

生涯現役、ピンピンコロリ、を目指して!

毎日を楽しみ、日々を奮闘しようと思っています♪

 

介護サービス業は、大手企業が同一業態を横展開(フランチャイズ含む)

させて、いわゆる面展開をするケースが多めだといえます。

 

片や、

 

私のような個人企業もまだまだ多く、

生き残りをかけて、日々努力や工夫を行っています。

 

そんな中、デイサービスは、業態間の競争意識が強く、

あまり仲が良くないことが多いのです。


隣の店よりも繁盛させたい、、客を奪いたい、、

と思うのは常ですよね(笑)

 

まぁ、一般の業界でいえば、当たり前のことなのですが・・。

 

 

でも、、きっとこれからは、

競争することよりも、互いに連携し、協調することこそが、

生き残り戦略として大事なことだと思っています。

 

その理由は、大きく3つです。

 

一つ目は、

高齢者がこれからもますます増えるので、

需要ニーズが供給を上回る、アンバランスな状態になること。

つまり、、もうお客様を奪い合う必要が無くなるということ。

 

2つ目は、

行政からの指導や期待値がますます上がり、

個人企業で対応するには限界が来ること。

要は、、やることが増えすぎていて、このままだと

対応策や事務作業がパンクしてしまうこと。互いが助け合う必要があります。

 

3つ目は、

ますます人手不足になること。

人材がますます集まり辛くなるので、例えば何かやろうとしても、

マンパワー不足が原因になってしまう可能性が増えます。

 

 

そして、

 

協調とは、2種類があります。

同一エリアで、類似業態が集まり繋がって、地域自体を盛り上げる協調と、

 

近隣エリアの同一業態が集まって、

サービスレベルやノウハウを共有する、いわゆる組合的な集合体。

 

二つとも、今後はとても重要な協調だと思っています。

 

少し時間が掛かりそうですが、

積極的に横の繋がりを作っていきたいと思っています。

 

暑さ対策で、クールシェアという取り組みが進んでいるそうです。

 

商業施設や公共施設を無料で開放して、そこに人々が自由に集うことで、

暑さ対策はもちろん、外出機会の創出や、商業、交流機会に繋がるそうです。

 

そういう意味では、我々デイサービスの場所も、

昔からクールシェアだと言えます。(無料ではありませんが・・)

 

 

高齢者は、自宅ではクーラーを制限したり、

暑さから外出機会が減ったり、食事も質素になりがちです。

 

そのため、体調悪化や、体重減少、認知症への不安などが発生しがちです。

 

 

デイサービスに通えば、涼しい場所と、優しく対応するスタッフ、

栄養管理された食事や、お風呂や趣味活動の提供など。

しかも、自宅まで送り迎え付きです♪

 

ちなみに、当社は運動施設なので、

涼しくクーラーを利かせた部屋で、しっかりと運動ができます。

週明けからは、恒例のアイスキャンディの提供も始まります♪

 

 

今年になって既に、当社のお客様たちの中で、

数名の方が夏風邪や肺炎の症状で入院をされています。

これは、暑さの影響が大きいと思われます。

 

昔とは違って、最近の暑さは命に関わる問題です💦

 

だからこそ、

この暑い夏を乗り切るために、デイサービスに通う!

 

高齢者が元気に夏を過ごせるため、

私たちは頑張るべきなのだと思います!

 

少し間が空いてしまいました、久しぶりの更新ですみません。。

 

 

最近の私の主な仕事は、

スタッフたちの評価、面談、賞与支給、そしてリーダー研修と、

主に社員向けの仕事をしていました。

 

今年の当社のテーマは、「社員育成」と「組織作り」です。

 

社員間のコミュニケーション、信頼関係作りをどう行っていくか?

 

チーワクワークが高く、目標に向かって進んでいけるチームを目指す。

 

年齢やキャリア志向の違う、各々の社員たちが、少しでも楽しく働ける組織。

 

お客様が喜ぶことが、社員の喜びに繋がる評価制度を作る

 

などです。

 


私は、前職で人事の採用や育成をテーマにするコンサル会社で働いていました。

そのせいか、売上を上げるよりも、チームが楽しく働けることに興味があります。

 

介護業界は、人事に対する考え方が遅れている会社が多いと感じています。

その理由は、私が思うに・・。

 

一つは、小規模、零細企業が多いこと。

社員規模も利益も少ないので、目先のことに精一杯で、

組織作りはあまり重要視されないのだと思います。

 

もう一つは、社会福祉の業界であること。

日本では、この業界は「社会奉仕」「自己犠牲」が当たり前になっていて、

働く人の福祉精神の上に成り立っているということです。

 

要は、、働く人がガマンするのだ、それがこの業界は当たり前だ、ということ。

社会福祉法人や、医療法人が多いことも、ここに準ずると思います。

 

 

でも、これだけ高齢者が増えて、よりサービスの重要性、必需性が増して、

人手不足や労働者自体の高齢化が問題になってくると、、

 

ここを目をつぶっていてはいけないと思っています。

 

だから、まずは自分の会社くらいは、

働くスタッフたちが楽しんで働き、他の業界と同水準の給与がもらえ、

うちで働きたいと少しでも思ってくれるような、

そんな組織を作っていかなければと思っています。

 

まずは、損保ジャパンや、ベネッセに負けないような、

人事・組織を作っていきたい!

>つまり、業界No1を目指したいと思っています。

 

そうです、、これは社長の仕事なんですよね。

 

いま、東京都知事選挙のニュースが真っ盛りですが・・。

介護業界には、もう一つの大きなニュースがあります!

 

「東京都介護職員・介護支援専門員居住支援特別手当事業」

 

 

東京都が、介護職員やケアマネ向けに、

待遇改善のための特別な手当、しかも毎月2万円も補助してくれるという、

大変ありがたい助成事業を始めます。

 

今年の介護保険の制度改正では、

訪問介護の報酬が下げられたと報道されていますが、それだけではなく、

私たちデイサービスの業態は、各加算が大きく削られていて、

(基本報酬は変わらずですが、)当社でいえば、全体で約3%ダウンしています。

 

さらに、職員向けの処遇改善加算の見直しはたった1%のアップで、

世の中のベースアップの動きに、まったくついていけていません。

 

 

このような政府の惰性的な動きに対して、

物申そうと小池都知事が打ち出したのが、この居住支援手当です。

 

これにより、介護職員の多くは、年収が約5~8%アップ、

年収ベースで約20万以上アップします。

 

これで、少しでも介護業界でガンバル!って思ってくれる方々が、

増えていくことを期待したいと思います。

 

また、ぜひ周辺の地方自治体でも同様の動きをお願いしたいと思います。

 

 

私たち介護業界は、どうしても国の施策の影響を受けます。

零細企業が多く、小規模ほどその影響を大きく受けます。

 

ますます高齢者、高齢化が進む社会において、

事業者が減り、介護従事者が減ることは、単なる人材不足だけではありません。

 

提供者が不足する=介護難民が増えます。

つまり、現役世代の介護離職問題は、ますます酷くなるということです。

 

 

大きな社会問題の根幹には、

そこで働く人々の問題が大きく関わっていることを、

ちゃんと理解して欲しいです。

 

どなたが新しい知事になっても、

この施策、この方向性は守ってほしいものです。

 

先日、私の先輩経営者がたと飲む機会がありました。

 

この方々は、私が介護業界で学ぶ師範であった方で、

今は独立されて、ご自身たちでデイサービスを経営されています。

 

その施設が、開設して10年を迎えられたそうです。

 

個人経営者であることもあり、施設コンサルや、保管外サービス、

個人的な相談事業、地元商店のボランティア活動に至るまで、

自身の好きなことを、好きなスタイルでされています。

 

この方々に会うと、いつも刺激を受けて、エネルギーをもらいます。

 

 

私の会社は、今年で8年目。。あと2年で10年となります。

10年という節目までに、私がどこまで進めるか?

会社のビジョンをどこまで具体化できるか?

 

きっと、社員たちは、それを見ているでしょう。

これを具現化させることが、経営者なのでしょうね。

今回も良い刺激を得られました。

 

いつの間にかもう6月ですね。

今年の当社は、新しい結果を出す年です。

10年目に悔いがないよう、しっかりと動いていきたいと思います。