中国で色々な計画が進んでいまして、とあるビジネスの専門家を
招聘することとなりました。
本来は招聘状を発行してビジネスビザを取得してからきてもらおうと
考えていたのですが、先方がビザを取るのが面倒だそうで
以前私が行ったように、彼にもトランジットで来てもらうことに
しました。
しかし彼がチケットの予約をしたHISの担当者が何も知らない
人間だったそうで、制度のことも知らなけりゃネットで調べる
という当たり前の手間も取らず、入国できないルートでチケットを
普通に設定していました。
e-ticketを見た僕が出発の前日に気づかなければ出発できない
ところでした。
しかも取り直ししたルートも
日本ーソウルー上海ー台北ーソウルー日本。。。
2回目のソウルは必要だったのかよ?
以前も別の仕事でHISの仕事っぷりの酷さを見た僕からすると
本当にHISは信用ならない旅行代理店だなと思います。
今の時代、航空券なんてネットで購入できるんだから
旅行代理店はそういう通常とは違うものをワンストップで提示して
くれることが仕事なんじゃないか?と思うのです。
HISの社員は何の誇りもなく、漫然と仕事しているのでしょうね。
本当、存在価値がゼロどころかマイナスの会社です。
おもてなしの前にまた食事の写真を上げておきますが、
上海はまだまだ暑いです。
大体東京より3~4度高い感じです。
まだこの何が北海道だか分からないヌードルです。
春巻きとともにいただきます。
意外と気に入っているんだな。
そしてマックにきます。
いつものビッグマックと少し違うものを注文です。
ちなみに今回もナゲットはハズレでした。
そしてこの日は週末でやることが特にないので、新しいお店に
来てみます。
今日も中華麺ですが、日本のラーメンを参考にしたようなスタイル
で、味の方も繊細で美味しかったです。
豚肉もかなりおいしかったです。
中国の麺料理は量が充分でお腹いっぱいになります。
CHAGEEにやってきました。
レモンジャスミンティーだったかな
夜は気になったチェーンの餃子屋さんに来ました。
こんな坦々風のミートボールと
餃子です。
一人にはちょっと多いかも知れませんが。
コーヒーを飲んで今日は帰りましょう。
翌日はたこ焼きが食べたかったので、上海体育館の近くのモールに
やってきました。
ここは有名なチェーン店だそうです。
銀だこは北京にしかないので、ここをトライしましょう。
お好み焼きです。
直径15cmくらいの小さなものですが、なんか甘味が強くて
美味しくありません。
たこ焼きも。。。これではダメですね。
銀だこが美味しいとは思いませんが、充分納得できる味を
バンコクでも提供しているのですから、あれは頑張っているんだな
と思いました。
マナーコーヒーで口直しです。
少し休憩してから移動です。
目的地の近くにはこんなMINIを使ったオブジェがあります。
どこに行くかと言いますと。。。
ヤオハンなのです。
中国ビジネスの草分け的存在であるヤオハン。
日本ではとうに消し飛びましたが、中国では未だに健在です。
もちろんとっくに日本資本ではありませんが。
既にビルは古いですが、歴史に名を残したヤオハンを
目に焼き付けておきましょう。
中は改装をしっかりしているようでキレイです。
当然設計は古いので、近年の中国のモールにありがちな
雄大な吹き抜けなどはありませんが。
雰囲気も日本のデパートと変わりません。
グランドフロアは化粧品と高級ブランド。
中間フロアは婦人服に紳士服。
そして上に行くに従って時計や食器類などの売り場となります。
もちろん最上階はレストラン街で、地下は食料品などが
売られているフロアとなります。
古いビルであるからか、地下の天井高はかなり低くて
圧迫感はありますが。
なんと中国にもヤマザキパンが進出しているのですね。
日本では減りつつあるゴディバもあります。
夕方になったので隣のユニクロが入っているビルで食事を
してから帰ろうと思います。
四川風牛肉の麺と青菜の炒め物。替え玉の麺とココナッツミルクに
お茶を注文しました。
夜はお気に入りの中国版アイスの実です。
この日はまた釜炊きのご飯が食べられるお店です。
麻婆茄子に白菜の炒め物です。
そしてまたCoCo壱にやってきます。
メンチカツにオクラ豆腐です。
今日はいよいよ日本からのお客さんが来る日です。
待ち合わせ場所に向かっている間、地下鉄駅に吉野家が
入っているのを見つけました。
食べている時間はありませんが。
一緒に空港に向かいます。
ホテルに一度チェックインしてもらって、早速打ち合わせです。
本当はもう少し話す内容が多いと思っていたのですが、中国サイド
で確認してもらうことがたくさん出てきたため、彼らには
それらの確認で地元に戻ってもらいました。
なので仕事は一旦これで終わってしまいます。。。
なので残りの滞在期間は上海を楽しんでもらいましょう。
今日は疲れているでしょうから、簡単に食事をしてもらい
締めのラーメンを食べてからカラオケに行って、早めに
ホテルで休んでもらうこととしました。
翌日はランチから始まります。
小籠包の発祥の一つと言われている南翔老街に案内します。
日本では豫園が有名で、そこで最も有名なお店は南翔饅頭店ですが、
その元となっているのがこの南翔です。
このエリアは古い歴史を持っており、その歴史は1500年にも
及ぶそうです。
こんな遺構もたくさん残っています。
この辺の石塔も1000年近く前に建てられたものだそうです。
書かれている碑文にも1037年という年号が記載されています。
日本人がそれほど多くくるエリアではないとは思われますが。
老舗の小籠包店で食べましょう。
ワンタンと
カエルさんを頂きます。
このカエルさんは味付けが美味しかったです。
お待ちかねの小籠包がきました。
ベーシックのものに蟹入りと、あと何だったけな?
ヒダの数は18と決まっているそうで、このような老舗に来て
ありがちな期待を裏切られることもなく、とても美味しかったです。
こんな餃子的なものも食べて
中国のお汁粉のようなものを食べて締めとします。
食後は軽く南翔老街を散策しましょう。
クリークの雰囲気が美しいです。
そして南京東路に来てみます。
夏休みの時期なので、人で溢れています。
以前書いたように、現在日本では中国の経済が衰退しているという
ニュースが盛んに報道されていますが、さすがに上海の中心地には
たくさんの人が来ています。
この辺には海外のブランドの他、中国の伝統的な製品や食品が
一堂に会するお店もたくさんあります。
またアニメの大型施設などもあるようです。
ここが食品の商業施設です。
乾物から調理済みの肉類、お茶にスイーツ。
なんでもあります。
今度は1933に来てみました。
これです。
その名の通り、1933年に建築されたものでして、中国最古の
鉄筋コンクリート造りの建築物だそうです。
内部はこんな風になっています。
飲食店やギャラリースペースなどが入居していますが、
元々の目的な牛の食肉加工施設なのです。
そのため特殊な建築物となっており、それがこの今のオシャレな
雰囲気に貢献しているのです。
おそらくこの左側にある溝は、食肉加工上だった時には
牛を解体した際に発生する血などが大量に流れていたのでしょう。
右側のスロープを上らされて、人間は左の階段を上がったそうです。
螺旋式になっている施設を牛が最上階まで上がらされて、
中央の施設で加工されていたのでしょう。
後ろに下がれないようにこんな狭い通路にされています。
周囲の建築物は似たような雰囲気の建物のして、街区の風景に
統一感を持たせています。
この後は旧日本租界に向かいます。
開発が進みつつありますが、今でも当時の建築物が残って
居住者もたくさんいるそうです。
道路に面した部分をこのようにツライチで建築し、
路地を入った先にも建築していく様式が多いです。
この辺はヨーロッパの建築様式に似ているのです。
小腹が空いたので麺館で燃料補給します。
この辺がまさに日本租界です。
これはなんとキリスト教会なのだそうです。
綺麗な街並みですね。
このエリアの中でも今でも居住者がいるのだそうです。
それではちょっとティーサロンに移動して、休憩しましょう。
僕のお茶はプアール茶です。
面白いお茶で、このようにカボスのような柑橘類をくり抜いて
中に茶葉を詰めてフレーバーをつけているのです。
これは美味しかったです。
茶柱も立っちゃったりして。
なんだか幸せな気持ちになります。
休憩後はサーカスに来てみました。
何十回も上海に来ている僕も、ここに来るのは初めてです。
この日は平日なので、入場者率は40%だったかと思います。
バスで来ている欧米人のツアー客もいました。
床の舞台装置がかなり複雑で興味深かったです。
こんな水槽も床の中から出てきたりして
かと思えば床とツライチになったりして。。。
なかなか面白かったです。
このカゴの中のバイクを初めて見たのは小学校低学年の時、
汐留に来ていたリングリングサーカスでした。
フィナーレです。
ありがとうございました。
それでは外灘に向かってみましょう。
夏休みだからか、人が多く車が動きません。
ちなみにこの左側のホテルは老舗で、エジソンも宿泊したのだとか。
橋は目も眩むようなブルーにライトアップされており、
運転の安全性には若干疑問がありますが、これぞ上海です。
旧市街の方向はこんな感じです。
昔のHSBC本社の向かいには、今のHSBCの上海支店があったりと
若干配置がシンメトリーになっています。
森ビルの上海金融環球中心もあります。
この美しい街並みをもつ上海っ子は、中国の中でも特に
プライドが高い人たちです。
銀行やホテルが軒を並べます。
そういえば外灘に来るのは2019年以来です。
上海タワーの上は見えません。
冬は中国に大気状態は特に悪いので、上層から下を見ることは
おそらく不可能でしょう。
そしてすっかり遅くなりましたが、BBQにきました。
こんな感じで食べたいものを自分でとって先にお会計です。
羊もたくさん取りましょう。
中国といえば羊串です。
そしてテーブルで焼いて食べるのです。
BBQですが換気扇はパワフルで、エアコンが効いていて
非常に快適です。
ピントが合っていませんがとこぶしです。
辛い粉を振って食べるのです。
そしてDiDiを呼んで帰りました。
翌日は上海の郊外で、運河で有名なエリアに向かいます。
一応地下鉄は来ていますが、中心から1時間近く離れています。
観光地化されており、KFCやラッキンコーヒー、マナーコーヒーなど
チェーン店もたくさんありました。
こんなベネチアのような橋もあります。
先に腹ごしらえをしましょう。
タウナギがいつも出てきますが、多分僕のパートナー
好きなんだろうな。
川魚も食べます。
そういえばこのお店のカエルも美味しかったです。
橋を越えて対岸に行きます。
ベネチアと九份を足して2で割った感じです。
またお茶屋に来て雨宿りをしましょう。
ちょうど上海の南方に台風が来ているのです。
こんな伝統的な部屋ですが、エアコンは効いています。
隣の部屋では中国の伝統的な音楽を演奏していました。
雨も止んだので屋形船に乗りに行きましょう。
出発です。
うまいもんです。
屋形船で食事をするという日本的な楽しみ方もできるそうです。
この先の細い水路にも入って行きます。
この周囲の家の持ち主たちは民泊を経営しているそうです。
この先でUターンです。
それでは帰りましょう。
中心地に戻ってきて、会食をします。
北京ダックが有名なお店だそうです。
中国のお店は大体どこもこうやって食材を見ながら
注文するパターンです。
それでは始めましょう。
ダック君がやってきました。
やはり人生は甘くないもので白酒もやってきました。
ただこの白酒、今まで飲んだもので最も臭いがキツくなく
非常に飲みやすいものでした。
度数は相変わらず53%ですが。。。
翌日Baiduで調べたら一本6万円もする酒でしたが。。。。。
まあ今日もなんとか乗り切りました。
DiDiで帰りましょう。
おやすみなさい。