売れるキャッチコピーの作り方~4つの要素~
前回までで、キャッチコピーはお客さんに アナタの書いた物を読ませるために書く のである と言う事と、キャッチコピーは1人に向けて、「この人は何と言ったら私の話を聞いてくれるのか?」 と考えるのだ というお話いたしました。
今回は、いよいよ「どうやって書くか?」 の部分に入っていきます。
あっ、そうそう。先に言っておきますが 変なテンプレート集みたいなのは紹介しませんので、予めご了承ください。テンプレートなんぞ使っても売れるキャッチコピーは絶対にできません。
では、いってみましょ~♪
☆キャッチコピーに入れる4つの要素
売れるキャッチコピーには、必ずと言って良いほど、“4つの要素”のうちいずれか、もしくは複数が入っていると言われています。その4つとは、 “お客さんの得(利益)” “具体性” “興味性” “反社会性” です。
必ずしも全部入れる必要はありませんが、なるべく これらの要素を盛り込む事で売れるキャッチコピーができあがります。では、順番にご説明していきます。
・お客さんの得(利益)
これはそのまんまですね。アナタの商品を買うことで、お客さんにどんな良いこと、得・利益があるのか?アナタのお客さんが欲しがっているモノがここにあるのだとキチンと伝えると言うことです。
また、人が何かをするときには 必ず“時間をかけたくない” “お金をかけたくない(儲けたい)” “努力したくない”という3つの欲求を持っていると言われています。
アナタの商品は、如何にお客さんの3つの欲求を満たしてあげる事ができるのか?どれだけ早く、どれだけ安く、どれだけお手軽にお客さんの求める物が手にはいるのか?を言及すると良いでしょう。
・具体性
これは、数字や結果などをなるべく具体的に言う ということです。…まあ、やっぱりそのまんまですね(笑)
例えば、「やせる方法」。これをもっと具体的に言って「1週間で3.5kgやせる方法」など、“期間”と“どれだけ効果があるか”などの情報を足してやります。こうやって具体的に言ってあげることで、お客さんにより分かりやすく、伝わりやすくなります。
☆今日のまとめ☆
・キャッチコピーには4つの要素をいれると良い。
・4つの要素「とは “お客さんの得” “具体性” “興味性” “反社会性” である。
さて、長くなってきたので今回はこの辺で終わりです!次回は残りの“興味性” “反社会性”についてご説明していきます。
売れるキャッチコピーの作り方~マインドセット~
さて、前回の続きでキャッチコピーの作りかたについて解説していきます。前回は、キャッチコピーとは、本文を読ませるために書くのである という話でした。
今回は、キャッチコピーを作る時の考え方。キャッチコピー作るときってどんなことを意識しながら考えればいいのかについてお話します。まあ、いわゆる“マインド”の部分ですね。
☆キャッチコピーを作るマインド
①お客さんを“その人1人”になるまで絞り込もう
さて、これはキャッチコピーだけでなく、セールスレター全体を通してなのですが、まずはお客さんを1人に搾ってください。
これは、「無作為に1人選べ」という意味ではなく、「アナタにとって理想のお客さんはどんな人なのか、明確にイメージしろ」 ということです。
リサーチ
を徹底的に行った事で、お客さんがどんな人達なのか その傾向性が把握出来ているハズです。それを踏まえたうえで、自分はどんな人に商品を買って欲しいのか?“その人1人”になるまで条件を絞り込むのです。
年齢は?性別は?出身は?仕事は?貯金額は?身長は?どんなときに笑ってどんなときに泣くのか?どんな悩みを持っているのか?などなど、思いつく限り紙に書き出して見ましょう。
ただ、誤解の無いようにしていただきたいのですが、「理想のお客さん」=「都合の良い客」ではありません。
「理想のお客さん」というと、自分の商品に興味津々で、「1000万儲かります。」と言ったら「そうなんですか!」と何も疑わずに信じてしまう
…そんな 実際には有り得ない、都合の良い人をイメージしてしまう人が多いので気をつけてください。
いやまあ、最近の詐欺事件をみていると、最近そーゆー“都合の良い人”的な人って多いのかなァ~とか思う今日この頃ですが…日本の将来が心配ですね。
②“その人”は何と言ったら私の話を聞いてくれるのか?
お客さんを1人に絞り込めたら、次は「そのお客さんは、一体 なんと言えば私の話を聞いてくれるのだろうか?」について徹底的に考えます。
キャッチコピーの作り方なんて、究極的にはこの一言に尽きます。
例えば、砂漠で3日間 何も飲んでいない人に対して「水のみますか?」と言って水を差し出せば、絶対に「飲みます!」と答えますよね。
これを無視する人はいないでしょう。
まあ、これは極端な例ですが、考え方は同じです。アナタのお客さんは なんと言われたら思わずアナタの話を聞いてしまいますか?それを徹底的に考えてください。
あとはそれを日本語にして書くだけです。
☆今日のまとめ☆
・キャッチコピーを考えるときは お客さんを“その人1人”になるまで絞り込もう
・その1人に向けて、「何と言ったら私の話を聞いてくれるのか?」を考えよう
と、言うわけでマインドについてお話いたしましたがいかがでしたでしょうか?次回はいよいよキャッチコピーの書き方についてお話していく予定です。 お楽しみに!
売れるキャッチコピーの作り方
と、言うわけで、今回は、「夏だ!祭りだ!昆虫だ!、みんな大好き☆キャッチコピーの作り方」についてお話します。・・・いえ、「夏~」の部分に特に意味はありません。
☆そもそも、キャッチコピーって何であるの?
と、いうわけで、まずはキャッチコピーの存在意義についてお話させていただきます。ぶっちゃけちゃった話、これを全く理解していない人が多いいのではないかと思います。
ここをしっかり理解しないでコピーを作っても、意味不明な物ができあがってしまいますので、しっかり押さえておいてください。
結論から言えば、キャッチコピーは、お客さんにセールスレターの本文を読ませるためにあります。3つのnot でいえば「①読まない」の壁を超えるためのパーツです。
お客さんがそのキャッチコピーを“見た瞬間”に「をを!もっと知りたい」と思わせないといけません。お客さんはそもそも「読まない」ので、“見た瞬間に”思わせるのがポイント…というか絶対条件です。
そーいえば、優は昔 近所の本屋さんでキャッチコピーについて解説した本を立ち読みしたことがあります。(よい子は立ち読みしないで買いましょう 笑)
その本いわく、「キャッチコピーとはお客さんの心を変えるためにあるのです(キリッ」とかなんとか。
…あ~仮に「読んだ瞬間心が変わってしまうキャッチコピー」見たいのがあったとして、そもそも読まれなければ意味ないのでは…。という素朴な疑問が。
このように、キチンと意味や役割を理解していないと、いくら頑張っても迷走してしまうことになるので気をつけてください。
☆今日のまとめ☆
・キャッチコピーはお客さんに本文を読ませるためにある
・これを理解していないと、どんなテクニックを駆使しても良いキャッチコピーはできない。何故なら、これが分かっていなければ「お客さんに読ませよう」という努力すらできないからである。
と、長くなりそうなので、キャッチコピーについては数回にわけて解説していきたいと思います。次回からいよいよキャッチコピーを作る作業を解説していきます。お楽しみにどうぞ♪