セールスレター書き方講座 売れる文章を書くコツを徹底解説 -16ページ目

理由に正当性はいらない?

何かを主張したら必ずその理由を書いて下さい。

とか、

お客さんに何かをして欲しければ、必ずその理由を
説明してください


とか言っていると、心理学を学んだ人などは「内容はともかく、理由を言うのが大事なんですよね♪」と、
的はずれな
見解を示してくれたりします。

んなわけないだろと。

理由はただ言えばいいというモノではなく、例え、相手が弁護士だろうと ぐうの音も出ずに納得してしまうような、
完全無欠に正当な内容でなくてはいません。

いやまあ、確かにそーゆー“理由の内容は関係ない”という心理学の知見はあります。

よく引き合いに出されるのがコピー機の実験ですね。

コピー機を使おうとしている人に対して、「コピー機を先に使わせて下さい」と頼んで、どのくらいの確率で承諾してくれるか・・・理由の有無と内容によって違いはあるのか?

という実験です。

「コピー機を先に使わせてくれ」とただ単純に頼んだ場合、60%の人が先に使わせてくれました。

「急いでいるので、先にコピー機を使わせてください」と一見まともな理由をつけて頼んだ場合、94%の人が先に使わせてくれました。

そして、「コピーをとらなくてはいけないので先にコピー機を使わせてくれ」と、かなりテキトーな理由をこじつけて
頼んだ場合でも、なんと93%


まともな理由の時とほとんど変わらない確率で先に使わせてくれたのです。

以上の結果により、理由を付けることが大事であり、
その内容は関係ない。という理屈なわけです。

が、心理学を鵜呑みにしてはいけません

そりゃ確かに、コピー機を使う順番がどうのと言う、
ぶっちゃけ どーでも良い事なら理由の内容はあまり関係ないでしょう。

が、どーでも良くないことなら話は別です。

例えば、

遊ぶ金が欲しいので100万円下さい!」と頼まれたらどうでしょう?

100万という大金を、そんな下らない理由であげたりしないですよね?「ふざけるな!」と断ると思います。

では、「母のガンの治療費にどうしてもあと100万円必要なんです。」と頼まれた場合はどうですか?

「…いや、後で返せよ」というツッコミはあるものの、
そう言った理由なら無下には断れないと思います。

このように、利害関係や、自分と相手との親密度などにより、“どんな理由か?”…その内容が重要になる場合だってあるのです。

セールスレターなんて正にその典型です。

お客さんはお金を支払ったり、名前や住所・メルアドなどの重要な情報を、会ったこともない相手に伝えなくてはいけないわけですから、“どんな理由か?”がとても重要になるのです。


心理学は、飽くまで“人間の心理にはそーゆー側面もある”という程度の話に過ぎない場合がほとんどなので、鵜呑みにせず参考までに考えるようにしてくださいね



ではでは、今回はこの辺で☆



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無料オファーは最高のオファー…ではありません

さて、「まず先に無料で与えましょう」というのはマーケティングの世界では常識ですね。

これは心理学的にみても当然であり、優もその通りであると思います。

・・・が、何を勘違いしたのやら,
無料オファーこそ最高のオファー」とばかりに、何でもかんでもムリヤリ“無料”と言っておく

・・・みたいな事をしている方もいらっしゃいます。

「1ヶ月間無料で試せます!ただし1ヶ月過ぎたら自動課金。」みたいな。

何のギャグだかは知りませんが、ヘタに無料と言っておいて、後でお金を頂戴しますというのはトラブルの元です。
一歩間違えば詐欺です。

いやまあ、お試し終了後、自動課金ではなく、お客さんの購入意志をキチンと確認してから課金すれば問題はないのですが…それはともかく、

今回は、そこまで無料にこだわらなくても良いというお話です。

何故、先に無料で与えるのか?についてはドラクエの回でご説明したとおり です。

しかし、だからといって無料オファーが最高のオファーというわけではありません。

確かに、無料というのはお客さんにとって金銭的リスクがないので最良のように思えます。

しかし、ちょっと考えていただきたいのですが、もしアナタが知り会ったばかりの人に「お金儲けの方法を無料で教えてあげるから名前と住所教えて!」って言われたらどうでしょう?

素直に教えますか?

まあ、普通は教えないと思います。
何故なら信用できないから

何故無料でそんなこと教えてくれるの?
何かたくらんでるんじゃないの?
悪いことするつもりなんじゃないの?

などなど、いろんな疑念が頭をよぎるハズです。

間違っても、そんな相手に名前も住所もメルアドも教えたくありませんよね。

これはリアルもネットも同じです。

無料オファーは確かに金銭的リスクは無いかもしれませんが、“何か悪い事に巻き込まれるのでは”という心理的なリスクが非常に高いんですね。

なので、何故無料で提供するのかキチンと説明し、お客さんに信用してもらう努力をしなければいけません。

ま、要は“無料で売らなくてはいけない”と言うことです。

この点、少額でもお金を頂戴すれば“何故無料で?”という疑念は抱かれません。

だってお金を頂戴するから。販売者はお金が欲しいから商品を売る。お客さんは商品が欲しいからお金を払う。商品受け渡しの必要事項として名前とメールアドレスを教える。

正当かつ妥当な取引ですよね。

このように、無料には無料なりのリスクと利点が、有料なら有料なりのリスクと利点があるのです。

何故、無料で与えるのか?その理由をキチンと理解して、無料オファーと有料オファーを正しく使い分けてください。


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メンターを尊敬してはいけません。

起業している人に「You! どうして起業しちゃったのヨ?
と聞くと、

尊敬する人と出会って、その人のようになりたいと思ったから」と答える方が一定の割合でいらっしゃいます。

確かに、人を尊敬する事は、夢を叶える原動力になりますので、どんどん尊敬する人を見つけて、どんどん尊敬していっていただきたいと思います。

しかし、実は「その人のようになりたい」というマインドは非常に危険です。

いやまあ、前々回あたりに優も「その人のようになりたいと」うんぬん言ってたきがしますが

細かい事は気にしない方向でお願いします☆

…コホン。

とにかく、「その人のようになりたい」というマインドセットは今すぐに捨ててください。

何故なら、「その人のようになりたい」と言うことは、
「その人以上」には成れないからです。

「その人のよう」と言うことはつまり、“その人”が最高到達点であり、それより先は存在しないと言う事です。

ひょっとしたら、アナタは、“尊敬している人”を遙かに超える器を持つ人間かもしれないのに、「その人のように」と思うことで無意識に自分の可能性に上限を設けてしまっているんですね。

「鳥山 明さんみたいなマンガを書きたい!」と思っていてはドラゴンボール以上のマンガは書けないのです。

で、じゃあどうすりゃ良いのよ!と言うと、

単純に「その人を超えてやる!」と思う事です。

今、“その人”の足下にも及ばなくても、足の影すら霞んで見えなくても構いません。とにかく「超えてやる!」と思うのです。

細かいところかもしれませんが、10年後、アナタが今とほとんど変わらない状態でストップしているか?それとも大成功して、なりたい自分になっているのか?

尊敬する人を自分にとっての“到達点”と見るか“通過点”と見るかでアナタの命運を分かつ事になります。


…と、言うわけで

もし将来「優さん見たいになりたいんです!」という前途有望な若者が現れた時は…

「俺の屍を超えてゆけ」


と、カッコよく言ってみたいと思います!


…はい、優が言ってみたいだけです。

さて、こんなオチで良いのかと迷いつつ、今回はこの辺で☆



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