LOVE~Daiki.A~
*LOVE's Daiki*
「大ちゃん!大ちゃん!誕生日プレゼント何ほしい??」
伊野尾くんが隣の席の有岡くんに聞いてた。
「んー…なんでもいいよ!」
「わかった!」
といって伊野尾くんはどっかに行った。
「あ、大ちゃん、クレヨンがいい?(笑)」
薮くんが聞く。
「要らないから!!!」
薮くんの言葉に軽くキレていた。
私がくすくす笑っていると、
「ほら!愛花ちゃんに、笑われてるよ!大ちゃんっ♪」
「もー、うるさいなあ!!笑わないでえッッ」
「あ…ごめん…」
私が謝ると、
「別に謝らなくてもいいよ!」
有岡くんが優しく言ってくれた。
そんなところにもキュンってする。
「有岡くんって…もうすぐ誕生日だよね!?何かほしいものとかある??」
私は思い切って聞いてみた。
「何でもいいよ!!」
有岡くんは、伊野尾くんに言ったことと同じことを言っている。
何でもいいじゃ分からないよ…
「あ、じゃあ、誕生日の日に、買い物に付き合ってくれる!?」
え!?!?
「そのッッ…俺、愛花ちゃんのことが、好きだから…」
「私もッ」
「え?」
「私も好き!!」
LOVE~Kei.I~
*LOVE's Kei*
「千夏ちゃんって好きな人いないのー?」
隣の席の慧くんが聞いてきた。
毎日毎日同じ質問をしてくる。
私の好きな人、慧くんだからあ★とか言えるわけないじゃん…。
「いないよ。慧くんは?」
「俺?うーん、千夏ちゃん!」
いつもは、いないよーん!とか言ってるのに…
「嘘でしょ?慧くん嘘がうまいから…」
「嘘だと思うの?」
慧くんがいつもとは違う真剣な感じで聞いてきた。
「わ…分からないよ…」
「ふーん…」
教室にいるの、なんか嫌だなあ…
なんか泣きそうだよ…
「先生!沢田さん具合悪いみたいなんで、保健室連れてっていいですか?」
慧くんが先生に言った
「ああ、いいぞ、じゃあ伊野尾連れっててやれ」
そして私は、慧くんと教室を出た。
保健室―――
「千夏ちゃん、大丈夫??」
慧くんが心配そうに私に聞く。
「うん…」
「そ?元気ないみたいだから。」
そんなに元気なかったかなあ?
「慧くん…さっき言ってたこと…ほんと??」
私が小さい声で聞いてみると「え?」と聞き返された。
「さっき私に言ってたことって…ほんと??」
さっきより少し大きい声で聞いてみた。
「ああ…どうだと思う?」
慧くんは思い出したように言って私に聞いてきた。
「分からないよ…」
私が小さい声で言うと
「はい!不正解!!正解は、本気だよ。」
「え!?」
ビックリして聞き返すと、
「だからあ…俺、千夏ちゃんのこと、好きだよ?」
「う…うそ…」
「ほんとだよ?千夏ちゃんは?」
慧くんに返事を聞かれた。
「私も好きだよ!!」
LOVE~Yuya.T~
*LOVE's Yuya*
「私、雄也のこと…好きっ」
小さい頃に雄也に言った言葉を思い出す。
あの頃は、好きとか普通に言えてたのにな…
今は雄也の私に対する気持ちを聞くのすら怖いよ…
「細川ーちょっと来て。」
雄也に呼ばれた。
昔は、私のこと「実咲」って呼んでたのに…
そう思うと、悲しくて涙が出てきた…
「お…おいっどうしたんだよ!?」
雄也がビックリして、私に聞いてくる。
「だって…だってえ…」
「だってだけじゃわからねえよ?」
私の頭を優しくなでながら私に問いかける。
「だって…雄也…私のこと昔は…み…さきって呼んでくれたのに…
今は…細川なんだもんっ」
私は泣いてる理由を雄也に話した。
「ごっ…ごめん…」
雄也が私に謝った。
それでも泣き止まない私に
「ああーもう!!」
といって私を抱きしめた。
「え!?」
「俺、お前のことが好きだ!」
「……うそ……」
雄也の言葉がなかなか理解できなかった。
「うそじゃねえよ。てか、まだお前の気持ち聞いてねえ。」
「私も…好き!!…これからは、実咲って呼んでね!!」
私わ思いっきり雄也に抱きついた