3月ボサノヴァ(闘病と子育てブログ) -150ページ目

人間関係の変化(編集再投稿)

(一部を編集して再投稿、すみません)



娘・うめてん。

自閉スペクトラム。

特定の仲の良い友達はゼロ人だ。


しかし、最近周りの人間関係に変化が起こり始めた。


この1年、うちのマンションに小学生子連れファミリーが続々と引っ越してきたのだ。学年はまちまちだが、個性的な子たちだ。


なかでもウイちゃん(仮名)はとてもフレンドリーな子だった。


コロナが少し落ち着いていた初冬ごろ、ウイちゃんが自宅での誕生日会にうめてんを誘ってくれた。

うめてんは大喜びで出かけて行った。友達のおうちに遊びに行くなんて初めてのことだ。

「おじゃまします」と言えるのか、靴は揃えられるか、手は洗えるか、マナーは守れるか、

非常に心配だったが……

「ママはついてこないで、一人で行けるから」とうめてんから言われ、任せることにした。


結果、たぶんダメだったと思う。

うめてんが帰ってきてから、「ちゃんと『おじゃまします』って言った?」と確認したら「忘れた」だそう😭


それはさておき、

ウイちゃんのおうちには何人かマンションのお友達が来ており、ゲームをしたりして過ごせたようだ。


その後はおうちに行くことはなかったが、ウイちゃんはマンションの子供たちの中心的人物となり、放課後にマンション近くの広場に自然と集まってスケボーなどで遊ぶようになった。

ウイちゃんたち引っ越してきた子たち、そして元々住んでいた小学生たちも混ざり、日によっては結構な人数になっていた。

スケボー小学生軍団はマンションの住人にとって迷惑なのでは…というのは置いておく


うめてんは特定の誰かと仲良くすることは無かったが、なんとなく集団の中にいるのが嬉しいようだ。



ところで、もうすぐうめてんの誕生日だ。

うめてんは言った。

「私も誕生日会をやりたい。マンションの子たちを誘いたい」


!!!!!!

コロナが無ければ大喜びで準備するところだが、

どーーーーーする!この御時世!!


悩んだ末、飲食禁止、マスク厳守、人数制限で

開催する方向にした。

マンションの小学生全員に声をかけると大変なことになるので、声をかける子をうめてんに選んでもらった。でも呼ばれた・呼ばれてないトラブルとかになるのかな。それも嫌だよなあ……


そもそも誰も来なかったり!?(ありえる……この御時世だし、うめてんがちゃんと誘えるのか問題もあるし……)


普段通り外で遊ぶというのでも良いような気もするのだけれど、どうかな。うああああー、私はどうしたら良いのか??初めてのことで右往左往している。

父、帰宅(介護ブログ)

母が入院、そして退院後もしばらく療養に専念するため、父はショートステイできる施設に行ってもらっていた。


コロナの影響で、面会不可、見学不可。父がどう過ごしているのかは全く不明であった。

施設の人に聞いても、「今のところ問題なく過ごせています、何かありましたら連絡します」だけで、一体どうなっているのか非常に心配していた。


悪い想像は膨らんで、

帰ってくる時には完全オムツか?(施設に入る前はたまに失敗するが基本パンツだった)

とか、

家の中の、トイレとか寝室の場所を忘れているのでは?

とか、

家族のことを忘れていたりして?

とか、

寝たきりになっているのでは?

とか、色々考えてしまっていた。


そしてついに、父は1ヶ月ぶりに自宅に帰ってきた。


あ!?

元気になってる!


まさかの、施設から帰ってきたら前より元気。

「もってあと数ヶ月です」と医者から言われた人ではない。

なんかスタスタ歩けるようになってるし……

物忘れは相変わらずだけど、私のことも分かっているし。トイレも行けるし。よく食べるし。


気になることといえば、

施設で測っていた血圧が異様に高かったことと、

足がパンパンに浮腫んでしまったことか。

血圧は、家では普段80/50、悪い時で50/30だったが、施設では平均値180/80まで上がっていた。浮腫は、腎臓や心臓が弱っているので、まあ仕方なかろう。お医者さんに相談だ。


施設では一体どんな生活をしていたのか。なぜ元気になったのか?

家で過ごすより施設の方が良いのか……?


父に「どんなふうに過ごしてたの?」と聞くと、覚えていないらしい。ショートステイしていたことすら忘れていた。

すごいな、人間の脳!


ともかく、父の初めてのショートステイは予想以上に上手くいったのであった。

優生思想がますます悪化する娘

娘・うめてん。

発達障害があるが、本人にはまだ説明していない。


前からいわゆる「正義マン」だったうめてんだが、

最近ますます酷くなってきた。


信号無視する人を見れば

うめ「○ねばいいのに」


コロナのニュースを見れば

うめ「誰が悪いの?○ねばいいのに」


うめてんに、○ね、という言葉は使わないように強く言っているが、そうすると今度は泣く。


うめ「言いたいことを言えないなら、私はどうしたらいいの。いなくなればいいの?」


なんでそう極端なんだ!!


ともかく、せめて伏せ字で言おうねということにした。(根本解決になっていない)


放課後デイで他害してくる子、

学校でまじめに授業に参加できない子、

廊下を走る子、掃除しない子、エトセトラ。


事細かに私に説明してくれて、いかに迷惑しているかをトクトクと語るうめてん。

それはとても良いことなのだ、が……。


私「いやな思いをしたんだね。それは嫌だったね。

 でもね、世の中に完璧な人間はいないよ。

  それぞれ得意・不得意があるんだから、得意な人が不得意な人を助けてあげるんだよ。

  うめてんだって、苦手なことがあるでしょ?」


なんて言った日には、

うめ「自分は悪くない。周りのみんなが悪いんだ」

と、ますます悪化してしまう。


悪口を延々と聞かされているような状態で、私は暗い気持ちになる。うめてんもきっと暗い気持ちなんだろう。何か気分転換できないものかね。