3月ボサノヴァ(闘病と子育てブログ) -109ページ目

法事(父の49日)

父が亡くなり、

49日の法要をしてきた。


母は入院中で、一時外出も医師の許可が下りなかった。ドクターストップだ。

母の体調はあまり良くなっていない。痛みの症状が薬でコントロールできるようになれば退院も見えてくるのだが、今のところはまだまだだ。


なので兄と旦那と娘うめてんと私で行ってきた。




お墓は富士山近く。

ちょっとしたドライブだ。




途中のサービスエリアでは

うめてんの切実な願いで富士山ピコピコ棒を買った。

この棒はうめてんが幼稚園の頃、山梨旅行をした際に一度買ったのだが、

完全にゴミ

私がうっかり捨ててしまい、長年ずっと恨まれていたのだ。ネットでも売っておらず、富士山近くに行ったらまた買おうと約束していた。ついにその日が来たのだ。

うめてん大喜び。

良かった良かった。




お墓の近くには公園もあり、

少し早く着いてしまった時間潰しにちょうど良かった。

あまり見かけないバランス遊具があったり、富士山型の滑り台があったりして、うめてんは夢中になって遊んでいた。

160センチくらいあるので一見大人のようだが、遊ぶ姿はまだまだ子供だ。




49日法要ではお坊さんの読経もあった。

お葬式の読経の時には耳塞ぎをしていたうめてん。

今回はちゃんと!

耳栓を持って行ったので

大丈夫だったーー!

今回は読経中にうたた寝するくらいだった。

静かにうたた寝するくらいは許容範囲とするわ……




お骨をお墓に入れて、

お花を飾りお線香を上げた。

ああ、もう父はこの世にいない。


父のことはもう仕方なかったなと割り切っているつもりなのだが、最近になってよく夢を見る。

元気だった頃の父の夢ではなく、よぼよぼの父のお世話をしている夢だ。

「起き上がる時はゆっくりね。また転ぶよ。つかまって」

とか私が父に声をかけているのだ。

深層心理なのかなあ。まだ死を受け入れられない気持ちがどこかにあるのかもしれない。




富士山近くのお墓は、

広々としていて景色も良い場所だった。

こういう所で眠るのは心地よさそうだ。

またお墓参りに来よう。


新学期 クラス発表

娘・うめてん。

小学5年生。


ついに新学期が始まった!!

そしてクラス発表!!


なんと……

また!


お世話してくれるナギちゃん(仮名)と

同じクラスになれたーー!!


学校の忖度です本当に有難うございます。


ナギちゃんはとてもしっかり者で頭も良い。うめてんの身の回りのフォロー・困った時のお世話をしてくれる。3年から同じクラスで、ナギちゃんのおかげでうめてんが学校生活をスムーズに過ごせていると言っても過言では無い。


ナギちゃんはどういう気持ちなのか……

またお世話係か、うんざりだと思っていたら申し訳ない。

でも親としては、また同じクラスでホッとしたと思ってしまう。

うめてんもナギちゃん同じクラスで良かったーと言っている。


あとは

以前、ほんのりイジワル風味を感じたことのあるホノちゃん(仮名)も同じクラスになってしまったのが懸念事項か……。

ホノちゃんからは何かされたわけではないが、私が学習ボランティアに参加した時に、うめてんに対してちょっとトゲトゲした印象があったのだ。

うめてんは何も言ってこないが、親の第六感としては要注意だ。


担任は白田先生(仮名)。

優しそうで熱意のありそうな、若い先生だ。

どうか、1年間

うめてんのことを

よろしくよろしくよろしくよろしくよろしく

お願いします!!!

お仕事体験 道は険しい

娘・うめてん。
小学校は春休み。

「キッザニア」という、楽しみながらお仕事体験が出来る子供向け施設に初めて行ってきた。
なんとなく行ってみるかー、という感覚で行ってしまったが……

十分に前調査してから行けば良かった(後悔)

お仕事の種類とか周り方とかルールとか、ちゃんと分かってから行った方が良かった。なんだか複雑だった。

今回はとりあえず優先入場券というやつを買い、一番人気らしいお菓子工場(ハイチュウ作り)に参加してみた。
親は参加できないので外で見学。



あああああ……

これは……完全に……

健常児の世界……。



スタッフ「まずユニフォームに着替えまーす」
うめてん、ユニフォーム裏表に着る。着直し。
ボタンずれる。とめ直し。

スタッフ「髪の毛をネットに入れてから帽子を被りまーす」
うめてん、髪をネットに入れられず。スタッフに手伝ってもらう。

もうスタート地点から遅れてしまっている。
他の子はスムーズに出来ているのに。
厳しい。
これが健常との差か。
身辺自立の不完全さを感じた。

ハイチュウ作りも、誰よりもゆっくり……最後の最後に完成した。(動作がゆっくりなわけではなく、動きの効率が悪くて作業が進まない状態)
他の子は楽しそうに笑いながら作業する余裕もあるのに、うめてんは焦りに焦ってひたすら効率悪く頑張っていた。

う、う、う、
これが健常との差か。
まあ、なんとか完成まで行けて良かった……。

(後から知ったが、障害があり介助が必要な場合、受付で言えばアシストカードを貰えて親も一緒に入れたりスタッフに手助けしてもらえるらしい)
(しかしながら、これをうめてんが利用するか?というと、おそらく利用しないであろう)
(将来的な立ち位置も、おそらくこういう感じなんだろうなと思う。障害があるから助けてもらう位置ではなく、ギリ自力でなんとか頑張らないといけない位置)

お菓子工場体験の次は、
警察体験に行った。
だがしかし、
警察の待ち時間、長い!!!
その待ち時間の間に別の仕事体験をしようかと思ったが、もう疲れたというので休憩〜。

巨大な綿あめに大喜び!

綿あめを食べたり、ハンバーガーを食べたりグダグダしていると時間になったので、
警察体験に行った。

こちらもお菓子工場と同様、まずユニフォームを着る時点でつまずく。
ボタンはかけまちがえるわ、襟は立っているわ……
(ちなみに最後はジャケットをハンガーに掛けて返すのだが、それもグチャグチャだった。上着のハンガー掛けは日頃やっているのだが、カッチリしたジャケットは掛けたことがないので仕方ないか……)

警察では鑑識ごっこをしていた。
見た印象では、ハイチュウ作りよりはマシ……だったかな。



警察体験の後は、何をするかと聞いたら、

「疲れた。もう帰る」

とのこと。

結局2つしか体験しなかったー。

しかし2つの体験で疲労困憊だ。


今日のお仕事体験で分かったこと。


製造業は、やめておいた方が良さそうだ。(不器用。要領が悪すぎる)


そしてあらためて感じた健常児のすごさ。小さい子でもちゃんと人の話を聞けるし、言われたことを当たり前のように出来てしまう。




今回、キッザニアに行ったうめてんの感想。

「綿あめが美味しかった。ハイチュウが美味しかった。疲れた」




また他のお仕事も体験しにキッザニアに行ってみたいなあ。

次は、あらかじめユニフォームの着方とかを本人とよく確認してから行こうと思う。

お仕事内容も知っておいた方がいいな。予習大事。(健常児は予習などしなくても楽しめるのだろうが……)

あと周り方とか作戦を立ててから行った方がスムーズだ。