資金調達いたしました。
本日はお知らせです。
さきほどニュースリリースも流しましたが、Meetscom株式会社は、B Dash Venturesの運営するファンドに対して第三者割り当てを行いました。
サービスローンチ前のシードフェーズにもかかわらず、私のわがままな条件を聞いていただいたB Dashの渡辺さんには大変感謝しております。本当にありがとうございました。
これから、多くの皆さんの期待に応えるべく、Meetscom株式会社をスピード感を持って、大きく大きく成長させる所存でございますので、みなさんどうぞ、ご協力、ご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。
Meetscom株式会社
代表取締役
八尾憲輔
リリースはこちらから
http://www.value-press.com/pressrelease/137337
エストニア出張1
前回のBLOGに書きましたが、エストニア出張に行ってきました。
※エストニアの旧市街の風景です。
さて、今回のエストニア、普段は米国が多いのですが、初めての東欧(北欧?)はまったく違う刺激的な出張でした。一言で日本と大きく違う点は、政府が小さいということでしょうか。もちろん国も小さいので、当然といえば当然ですが、政府の方向性がまとまりやすく、目標に向かって国全体が邁進している感じを受けました。
教育でも小学校1年生からプログラミングの教育を行い、第二外国語としての英語教育もかなりの高いレベルで行われており、国民のほとんどの方が英語を話せます。
こういう社会環境がスタートアップの育成に良い効果をもたらしているようで、Skypeもここから誕生しましたし、いま話題の銀行手数料なしで国際送金できるTransferWiseのターベト・ヒンリンカスの出身もエストニアです。TransferWise(https://transferwise.com/)のようなサービスは、日本人では絶対作り出せないサービスですよね。もしこんな発想に至っても規制で潰されるのがおちですからね。
現地でとある方からお聞きしましたが、日本では何か新しい事をやるときA省庁に届け出を出しに行ったら、B省庁やC省庁にも許可を得ないとダメと言われ、提出してもなかなか許可が下りないので、新サービスの実験すら出来ないという場面に何度も出くわすけど、エストニアだとそんな必要はないので、スピード感を持って色々な実験ができるそうで、そういう環境をよしとしてエストニアに出てきた企業もあるそうです。
僕も今開発中の新サービスの立ち上げで痛感している点でした。こんなの必要あるのかと思う届け出が必要だったり、規制にひっかからないようにサービスを作り上げる努力に多くの時間をさかれたり、そしてそれはユーザビリティを下げていき、サービスの良い面がどんどん削られていくこともよくあります。アベノミクスの経済再生でも規制緩和と言ってますが、まったく参入規制を緩めるだけでなく、国民に過保護すぎな規制の多くを廃止するなど、もっと多岐に渡って規制緩和しないと、日本発、世界に出ていけるイノベーション企業が出てくるのは、ある分野に限られるかもしれませんね。
国民は全員がIDカードを持っており、これがすべての生活ので利用されています。
※IDカードとカードリーダーです。
たとえば選挙はオンラインで行われたり、納税もオンラインで行えますし、車を買った時などの登録も個人がネットで簡単にできるほか、会社登記などもオンラインでできてしまいます。ヘルスケアも充実していてどの病院でどういう治療を受けたかなどの記録を他の病院の医師も自分自身も見ることができますし、警察に車を止められたとか、切符を切られたなども記録としてオンライン上から確認できたりできます。生活のほとんどががオンラインで完結できるようになっています。
エストノアの方が言ってましたが、これのおかげで銀行や省庁が土日だから手続きできないとか待ち時間とか、生活の無駄な時間が減ったおかげで、趣味に使える自由時間が増えたとおっしゃってました。いいですよね。
また、法人税も安いです。
今年から20%になるようで、そのうえ、利益を配当などに回さなければなんと法人税は0%です。つまり社内で再投資を続けていれば無税ということです。
これはベンチャー企業にとっては魅力的ですね。
というわけで、今日はこの辺りにして、また時間ある時に書きます

初エストニア
日本はいま夜中の2時ごろでしょうか?
私は、今日からエストニアのタリンに来ています。
遊びじゃありません、立派にお仕事です(^^;;
エストニアといえば、元々ソ連の一部だったので、いわゆる東欧になるのでしょうか。
いまはEU加盟の国です。ちなみにみなさんご存知のSkypeはこちらの国で開発されたサービスですね。
さて、今日は成田からJALでフィンランドのヘルシンキ経由で来ましたが、ヘルシンキからタリンまでプロペラ機でした。まあ、バルト海を越えてすぐなので実質のフライト時間は20、30分程度ですが、国境を越えるのがプロペラ機というのは多分初体験かもしれません。

ちなみにエストニアは約130万人ほどの小さな国ですが、IT立国を目指しているので、選挙もネット投票らしいですし、もちろん空港内はどこでもFreeWi-Fiでした。
滞在中にIT化がどれだけ進んでいるのか見聞するのが楽しみです。

そして、Facebookにも書きましたが、ホテルがキレイで驚きました。
ちなみにそんな高いホテルではありません。たまたまかもしれませんが、海外で日本のシティホテルと同レベルのアメニティが揃っているのは、初めてかもしれません。

まったく関係ないですが、なぜか空港にゴルフ場と思わしきの案内が、一度プレイしてみたいですね、次回は誰か一緒にゴルフに来よう(^^;;

それでは、また。