第4日 クローンラットマヨム水上マーケット~ターミナル21~帰国
●Bangkokへムエタイ鑑賞の旅「3日前に急に行こっか?」
最終日だ。昨夜の試合の余韻に浸りながら寝起きをゆっくり過ごして、11時にチェックアウト。荷物はホテルのフロントに預けて最後の観光へ出発。
今日は土曜日なので、水上マーケットに行くつもりだ。バンコク近辺の水上マーケットは土日しかやってないからだ。
※郊外にある有名なダムナンサドアック水上Mは平日もやっている。アンパワー水上Mは金土日のみ。
※最初は以前行ったことのあるタリンチャン水上Mへ行くつもりだった。前回はボートツアーができなかったので今回はそれを目的にしようと思っていた。しかし調べていたら、そこよりもクローンラットマヨム水上Mのが大きいことがわかり、そちらへ行くことにした。
地下鉄MRTとタクシーで、12:15 クローンラットマヨム水上マーケットに着いた。昨日もそうだが、チャオプラヤ川の西側にMRTやBTSが延伸したことで、こういう場所に気軽に行けるようになったのはうれしい(グーグルマップのおかげも大きい)。
クローンラットマヨム水上Mは、外国人観光客もいたがタイ人のが圧倒的に多く地元密着型のマーケットで、南北に伸びるクローンラッターニアオ(ラッターニアオ川)に沿って作られている。30m四方くらいのゾーンが6つあり、店が所狭しと並んでいてとても魅力的なマーケットだった(うち2つのゾーンはバーンラマート通りの向かい側にあり、広すぎて今回は行っていない)。
着いてすぐに一番の目的「ボートトリップ」乗り場を目指した。乗り場は三カ所くらいあるらしく、僕らは一番南側の乗り場から乗った(中央乗り場は60分コースだったが、ここは90分コースだった。運賃は両方とも100฿)。
20分ほど待たされ、3人組のおばちゃんグループとともに出発。
ラッターニアオ川を南下し、バーンノイ川を東へ。狭い川を進んでいく(下記ビデオ参照)。都会の陰にはまだこんな生活もあるんだなあと感慨深い。
10分少し乗ると「Watサパーン」に着いた。小さなWatだが、境内にはいくつかの露店が出ていて、それなりに賑わっている。20分自由行動ということで、さっそく息子はココナッツジュース、僕はソムタムを買い袋に入れてもらった。ソムタムの食べ歩きなんて昔を思い出す。息子は辛くていらないそうだ。
次にボートは南へ進み、バーンチュアックナン川を西に行ったところの「アンティークドッグカフェ」という、古いものを雑多に置きつつ、水と緑でそれなりの雰囲気を醸し出している場所に寄った。ここでフルーツジュースを飲みながらソムタムをつまんで休憩。
カフェでは20分と言われたが、みんな早くボートに戻ってきたので、時間より早く出発し、70分ほどでクローンラットマヨム水上Mに戻ってきた。寄ったところは2カ所だけだったが、それなりに楽しめたミニトリップだった。
特に買うものもなかったが、4つのゾーンを一応全部まわってみた。食べ物系が多く14時だったので、ここで簡単な食事をとった。
ホテルへ戻り、荷物を受け取り少し休んだ後、16:30 ターミナル21 に到着。このフードコートに陣取り、空港へ向かう時間までここでゆっくりして、夕食をとってから行こうと思っていた。
僕は休憩を、と思っていたら、息子は「歩いてくる」と言って、昨日に引き続き一人で階下へ。なんと2時間半戻ってこなかった。
ショッピングを楽しんでるのを邪魔したくはなかったが、さすがにおなかがすいてきたのでラインで呼び戻し、19:30 やっと夕食。僕も息子も大好物の「カオカームー(豚足ご飯)」を旅行の締めとした。
その後、今回まだ乗っていなかったトゥクトゥクに乗ろうと外に出ると雨が降っており、あきらめてMRTとエアポートリンクを使って空港へ(この旅行ではじめて雨で予定を変えたが、考えてみればこの4日間ラッキーな天気が続いたなあ)。
21:00 スワンナプーム空港着。
ここでは、“手荷物チェックで7㎏制限に引っかかるかも”というおそれがあったので、手荷物を減らすため服を重ね着しポケットにキーホルダーなどを詰め込んで、いざチェックインカウンターへ。
行きと同様、WEBチェックインを済ませてあり預け荷物がない僕らは、大勢並んでいる列とは別のカウンターに通され、ものの数分で済んだ。
チケットをもらった後、いよいよ計量かと思いきや、関空とは違い計量はなく解放された。
拍子抜けしつつほっと一安心し、コンビニで夜食を買い込み制限エリアへ。
※手荷物検査で水は没収されるため、飲み物は制限エリア内で買う必要があるが、スワンナプーム空港ではいくつかのトイレの前にウォータークーラーが設置してあり、ペットボトル用に水を入れる装置もあるので空ボトルを持ち込めばいい。
ということを知っていたのに、今回手荷物計量に気持ちが向いててすっかり忘れ、中でペットボトル飲料を買うことになった。息子はマック好きなので、最後のタイのマックの味を楽しんでいた。
翌朝には関空に着き、この旅も終わる。
20歳になった息子との二人旅、僕にはたいへん貴重な時間だった。息子に感謝すると同時に、送り出してくれた奥さんにも感謝だ・・・あっ、奥さんへのお土産を買うのを忘れていたぞ。たくさん買った息子に何か分けてもらわなくっちゃ。
長きにわたりお付き合いくださり、これを読んでくださった方々にも感謝です。ありがとうございました。<完>