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第2日 Watサマーン・ラッタナーラム~マハナコン・タワー

 

 

 

 今日はどこへ行こうかと、昨夜考えたところ、明日はメインのONEチャンピオンシップがあるし、明後日の夜は帰国の途へつくので、気持ち的に遠くまでゆったり行けるのは今日だけだった。

 ということで、ロットゥで行くバンコク近郊の観光地をいろいろ調べてみると、近年有名になってきた”ピンクのガネーシャ”のあるWatが思い当たった。そこへ行った人のブログを読むと、どれも好意的に書いてありおもしろそうだ。

 正式名はWatサマーン・ラッタナーラムという。ここに決めた。

 

 また、息子に他に行ってみたいところを聞くと、

マハナコン・タワーへ行ってみたい。」と言う。

 マハナコンタワーは、現在のホテルの最寄り駅から一駅のところに、5年前にできた超高層ビルで、屋上の78階のスカイウォークは、地上314mのビュースポットとして有名である。

 夕方以降の入場料は通常より高く大人¥4,480するが、シニアはなんと¥1,037と安い! 今日の夜はそこへ行けたら行こうということになった。

 

 僕は朝7時前には目が覚めたが、ネボスケの息子は9時に起床。朝食ビュッフェを食べ、10時にホテルを出発した。

 BTSエカマイ駅前にある東バスターミナルに着き、すぐに切符110฿を買おうとすると、1時間後に出るとのこと。今ちょうど出たところらしい。仕方がないのでひたすら1時間待った。息子はアクティブで、一人で散歩に行ってしまった。

 ※南BTも北BTも長距離バスと中距離ロットゥの乗り場は分けられているが、ここ東BTは一緒になっており、今回僕らが利用するのはロットゥより乗員数の多いミニバスだった。

 11:30 ミニバス出発。70㎞を1時間半ほどかけて走った。

 

 13:00 チャチュンサオBTに着いた。バスの係員からは「帰りの切符を買っておいた方がいいよ。」と教えてもらってはいたものの、着くとすぐにWatサマーン行のソンテオ40฿が出るとこだったので、飛び乗ってしまった。17㎞を30分ほど走った。

 

 13:35 Watサマーンに着いた。

 ここは昔ながらの観光地って感じの露店がいっぱいでわくわくする場所だった。中国人観光客が団体でたくさん来ていたが、ちょうどいい感じの賑わいだ。

 露店を簡単にまわった後、目的のピンクのガネーシャへ。

 ※ガネーシャとは、牙が一本折れた象の顔と4本の腕を持つインドの神様。

 写真を撮っていると、日本人の団体さんのツアコンが「願いをかけるときはガネーシャに直接にではなく、その前にいるネズミの片方の耳をふさぎ、もう片方の耳に願いを言うんですよ。」と説明をしていたので、僕も願いをかけてきた。

 ここにはガネーシャだけではなく超特大の仏像などもいくつかあったし、バーンパコン川に浮かぶ島のような仏塔や、日本のアニメやヒーローの像がここかしこに置いてあり、高尚なのかそうじゃないのかよくわからない場所ではあったが、僕は気に入った。

 一通り見終わって、露店で昼食を食べ、最後にもう一度、周りの露店巡りをしながら土産を買った。

 

 14:50 チャチュンサオBT行のソンテオに乗った。15:30 のミニバスに乗るのにちょうどよい。

 と、ところが・・・、チャチュンサオBTに着いてすぐに切符を買おうとすると、まさかの売り切れ! いや「まさか」ではなかった。係員に教えてもらってたんだった。

 次のミニバスは1時間半後の17時だという。それでは、マハナコンタワーの観光はできなくなる。だめだと言われると何が何でも行きたくなってきた。

 僕らはミニバスをあきらめ、BTの外に停まっているタクシーに声をかけに行った。タクシーは一台しかいなくて、言い値は1,800฿。これを800฿にまけさせてBTSの最寄り駅まで1時間かけて走ってもらった。東BTまでだと街中なので混むからだ。

 

 16:30 バーンナー駅着。BTSに乗り、マハナコンタワーに直結しているチョンノンシー駅に乗継一回で無事予定通りの時間で着いた。電車の中でKlookを通して入場券を買っておいた(Klookを通したからといって特別安くなるわけじゃないけど、買うための時間は節約できる)

 

 17:20 マハナコンタワーに明るいうちに入ることができた。

 マハナコンタワーのおもしろいところは、夜景もさることながら、屋上のスカイウォークの床のガラスからビルの下が丸見えになるところ。これは明るいうちに体験した方がこわ面白いに決まってる。

 高速エレベーターに乗る前にグループごとに写真を撮ってくれた。帰りに写真でも売りつけられるのかな、と思いつつエレベーターへ。

 一気に屋上の一歩手前の階に着いたが、エレベーター内では四方の壁面に動画の映写がありさらにわくわくさせた。

 ここも景色はよかったが、螺旋階段で屋上へ出ると・・・

風を感じつつバンコク市内が一望できる光景は、階下では味わえないものだった。よくお世話になるチャオプラヤー川はもちろん、いくつかの知ってるWatも見つけられた。天気の良い日でよかった。

 そして、スカイウォークのガラス床体験。靴の上からはくカバーをつけていざガラス面へ。割れるわけがないとわかってはいても、下を見ると足がすくむ。自分の足元は怖くて見るのがはばかられ他の人を見るのだが、それでも足がすくむ。ガラス床の上に行く人はスマホ撮影は禁止なので(体験者の回転をよくするため?)、息子と交互に体験し写真を撮り合った。

 

 その後、夜景を見るために夕日が沈むのを待った。日の沈む位置に雲があり、日の入り写真はいいのが撮れなかったが、夜景はとてもきれいで何枚も撮ってしまった。

 

 19:10 夜景も十分楽しんだので、帰路へ。

 おっとその前に、エレベーターを降りたところで、行きに撮った写真を無料でくれた。4枚の合成写真がうまく作ってありいい記念になった。いいサービスだなあと思いつつ写真をよく見るとQRコードが載っていたので「まさかデータもくれるのかな」と思いアクセスすると、なんとなんと、画像8枚と合成動画が1つあり超感激! すごくいい記念だ。この施設に来てよかったなあと改めて思ったのだった。

<迫力のある動画も見てください!>

 

 昨夜のタイスキに続き、今日は有名な中華料理店「フアセンホン」にフカヒレを食べに行く。今まで2回ほど、チャイナタウンのフアセンホン本店に行ったことがあるが、今回はBTSでそのまま行けるサイアムスクエア支店へ行くことにした。

 

 19:20 着いてみると、平日ではあったが広い店内に客は一組だけ。天下のサイアムスクエアとは思えないさみしさだ。でもすでにお腹はフアセンホンのフカヒレを欲している僕らは、店内に入るとすぐ注文した。

 フカヒレはレギュラーサイズが500฿以上したが、この旅は食い道楽するのも目的なので、昨日同様僕らはかまわずどんどん注文した。

 しかし30分ほど過ぎたころ、オーダーストップですと告げられ、店内は掃除が始まった。21時までのはずなのに、客がいないので今日は早じまいか? なんともタイらしい。

 (※二人で1,511฿だった。こちらも昨夜と同じくコロナ前情報では、ビュッフェは一人399฿/599฿/799฿というコースがあったので、現在もビュッフェのがきっと値打ちなんだろうな。)

 

 20:15 一時間もたってなかったが、おなかはいっぱいになったし、少々居心地の悪くなった店を出た。

 サイアムスクエアの道路沿いの夜市を期待して外へ出てみると、以前のような歩けないほどの露店群は一つもなかった。

 じゃあ、ソイナナからアソークまでの夜市へ行こうと気を取り直しBTSで移動したが、こちらはまだ少しの露店は出ていたが、昔の賑わいは完全になくなっており、さみしいものだった。今はこういう通りの夜市は縮小し、○○ナイトバザールと銘打たれたスペースへ移行しているのかも(それとも単に平日だからか?)

 

 歩き疲れた僕らは、アソークの「ターミナル21」へ入り、若者がいっぱいのフードコートでスイーツを食べ、ホテルへ戻った。

 まだ22時だったが、フットマッサーへ行く元気はなく本日は終了。

 

 明日はいよいよメインのムエタイスタジアムへ。(③へつづく)