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第1日 渡タイ~パッポン

 

 

 夜中の3時に家を出て、息子の運転で関空へ向かった。

 

 きっかり3時間で着き、無事に駐車場業者に車を預けることができた。

 

 まだ少し早いので、コンビニで朝食を買い込み、エアロプラザにあるラウンジで1時間ほど休憩。

 ※ゴールドカードがあるので、ラウンジはもちろん無料だ。以前はお菓子も少し置いてあったが今回は飲み物だけしかなかった。それでも、個室ソファーで足を投げ出しゆったりとコーヒーを飲めるのはありがたい(このラウンジは漫画喫茶風の個室仕様)

 

 その後、WEBチェックインがしてある僕らは、エアアジアの長~いチェックイン列には並ばず、係の人に「WEBチェックイン済みで預け荷物もない」ことを告げると、一番隅の窓口を指定されすぐに搭乗券をもらうことができた。

 ※エアアジアのような格安航空LCCは、預け荷物20㎏に往復1万円ほどの費用が別途かかる(対して既存のFSCは30~35㎏の預け荷物や機内食が費用に含まれている)。僕らは今回、無料の機内手荷物7㎏だけという軽装で来ていた。

 ただその窓口では、機内手荷物が本当に7㎏以内か確認するために、預け荷物用のベルトコンベアに荷物を置くように言われた。二人で10㎏もなく、もちろんセーフ(ただし帰りは二人で5㎏ほどの空きしかないので、土産はそれ以内に抑える必要あり)

 

 制限エリア内に入り、手荷物チェックとパスポートチェックを行い、2時間前には暇になったので、今度は制限エリア内のラウンジに行くことにした。

 ところが行ってみると、受付で「他のラウンジに入ってこられてるのでこのゴールドカードではもう入れません。」と、まさかの入店拒否!

 あきらめて出ようとしたら、受付の人が僕の財布をのぞきこみ、「そのOricoカードなら一枚で二人共入れますよ。」と、まさかの救済措置!

 Orico(公立学校共済)のゴールドカードを持っていたのだが、これは家族カードをつくっておらず、一枚で二人使用可とは知らずに出さなかったのだ。

 ※帰国後に調べてみてわかったことだが、KKRのゴールドカードの保険は利用付帯(カードで支払った場合のみ保険適用)に対して、Oricoカードは自動付帯(利用如何を問わず適用)という優れものだった。

 おかげで、ここにはお菓子もあり、搭乗直前までゆっくりすることができた。

 

 9:50 予定時刻に関空を飛び立った。

 機内食¥820/人(水ボトルかコーヒー付)をあらかじめ頼んでおいたので1時間たった頃に出てきたが、6時間しっかり眠るためには頼まない方がよかったかな?(※コンビニ弁当を持ち込んだ方のがずっとうまい。コーヒーもインスタントだったし。)

 

 ちょうど6時間後、現地時刻13:50 スワンナプーム空港に到着。

 ※エアアジア便は今まではドンムアン空港着だったのだが、コロナ騒動の後、スワンナプームに変更となった。

 エアポートリンクで街中に電車移動できるスワンナプームに対して、ドンムアンもSRTが完成しバンスー駅で地下鉄MRTに接続しているので、市内へのアプローチはスワンナプームと同じように手軽になった。

 

 荷物がない僕らはパスポートチェックを終えるとすぐに制限エリア外に出られ、まずはSIMの購入。8日間用299バーツ(100฿分の電話込)を二人分購入した。すべてセットしてくれた。

 ※タイは有名なSIM会社が3社あるが、どこのSIMもつながり方は変わらないしほぼ同じ価格。今回はTrueMove。

 ※日本のAmazonで同じものを少しだけ安く買える。AISのは7日間用でもっと安い。

 

 エアポートリンク乗り場横のエクスチェンジで換金をし(1฿=4.184円)、電車に乗り込み、パヤタイ駅でスカイトレインBTSに乗り換え、シーロムのホテルに到着した。

 

 ホテルは8階建てで小さく古かったが、受付には日本語のできるホテルマンがいた。4年ぶりのタイだが、やはり日本人は歓迎してくれる。agoda予約なので、以前あった「予約した部屋と違うタイプの部屋に案内」されないか不安だったが、予約通りの60㎡の1ベッドルームだった。サービスアパートメントっぽく、電子レンジを含め調理器具一式も設置されていた。

 部屋に入って驚いたのは、トイレがウォシュレットだったこと。海外は日本と違って石灰を多く含む硬水なので、ウォシュレットはほとんど皆無なのにだ。ウォシュレットマニアの僕には最高のおもてなしだった。バスタブはもちろんあるし、シャワーブースも別にあって使いやすい。

 

 ホテルでゆっくりした後、18時に駅前のショッピングモールにあるMKレストランタイスキを食べに出かけた。(※この旅行では、超少食で食に興味のない奥さんがいないので、思いっきり食道楽をしようと思っている。今日はタイスキ、明日は中華料理のつもりだ。)

 MKに入って驚いたのは、なんと配膳ロボットが何台か稼働しており、店員の仕事を手伝っていたこと。タイも先進的になったもんだ。

 僕らはまず肉や野菜のセットを頼み、食べながら肉をどんどん追加していき、最後は日本人として欠かせない”おじや”で仕上げ(ごはんと卵を頼み残ったスープに放り込む)(※二人で1,381฿かかった。コロナ前はタイスキ・ビュッフェの「HOT POT」では400฿/人で食べられたので、現在もビュッフェ形式の店のがきっと安いだろうな。)

 

 食べ過ぎて少々動きの悪くなった僕は、食事のあと、近場のパッポンを回ろうと、息子と歩き始めた。

 まあまあの人出はあったが、コロナ前と比べたら雲泥の差で、正直まださびしかった。早く昔の勢いを見せてほしいものだ。

 ただ有名なゴーゴーバーの「キングキャッスル」は健在で、店の外まで女の子があふれていたし、音楽もガンガンなっていた。息子に「入ろうか?」と聞いてみたら、「絶対ヤダ!」と断られてしまった。

 

 露店巡りは早々に切り上げ、今日はどうしてもマッサーに行きたい僕は、絶対行きたくないと言う息子と別行動をとることになった。

 

 息子はマックとドンキへ出かけて行った。あとで聞いたら、あれだけ食べた後なのに、日本のマックと食べ比べたいと何品か注文したそうだ(若いってすごい!)

 ※ドンキは、「ドン・キホーテ」ではなく、「ドンドン・ドンキ」という店名らしい。店の中で流れているドンキの歌「ドンドンドンキー、ドン・キホーテ…」というお馴染みのやつが、ここでは「ドンドンドンキー、ドンキドンキー…」と英語で歌われていた。

 

 さて僕はというと、パッポン付近はマッサーの相場が350~500฿だったので、もう少し安いとこを探しながら西へ歩いていくと、フットマッサー300฿、タイマッサー250฿の店を見つけた。

 今夜はフットマッサーにしようと思いさっそくやってもらい始めたら、4年ぶりのマッサーがイタキモ過ぎて一時間で終わるのがもったいなく、タイマッサーも続けてやってもらうという2連荘をしてしまったのだった。

 

 さあ、明日はどこへ行こうかな。(②へつづく)