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 本帰国までのカウントダウンもラスト。

 このサウジレポートもこれで最後になる。最後はアラビア料理=中東料理について。

 

 アラビア料理は通常、床に直に料理を置いて食べる。

 今は机の上で食べるスタイルも定着はしているが、街中の中東レストランはまだ床に直座りの席がほとんどだ。

 

 中東レストランの店内は総じて飾り物が多い派手な感じだ。

 

 その中でも一番有名なレストランは、リヤドに3軒ある「ナジュドビレッジ」だろう。ここは、歴史を感じさせる建物と伝統的な装飾が特徴的で、料理も本格的なナジュド料理を提供するということで公的なHPでも紹介されているほど。

 美しい過去の遺産と生活を反映した独特の雰囲気の中で料理を楽しめるのでサウジに知り合いが来たら連れて行くのに最適なところかな。でもたいへん高いので、僕は一度しか行ってないけど。

 

 さて、具体的なアラビア料理の紹介をいくつか。

 まずはカプサ(カブサ)。アラブの国民食と言っていいもので、いわゆるピラフです。

 味付き炊き込みご飯の上にスパイスをつけて焼いた羊・鶏肉・牛肉などをのせたもので一番よく食べられてます。伝統的な食べ方は手で直接食べます。今でも多くの方がそうして食べてます。

 写真の左は一般的なもので、右はパーティなどで食べられる豪華版。子羊の丸焼きが乗っており、そのスパイスの効いた油がしたたり落ちて、カプサの味がさらにおいしくなります。この時は20数人で食べましたが、食べきれませんでした。

 

 次にジャリーシュ。ボリュームたっぷりなお粥料理です。挽き割り小麦や米で作ったお粥に、鶏肉を入れ、炒めた玉ねぎをたっぷりのせて食べます。

 このお粥はさすがにサウジ人といえど手では食べられないと思いますが、実際にはわかりません。

 

 最後に中東の朝食でよく食べられるというシャクシューカ。トマトソースの上に卵を落として食べます。ニンニクなどのスパイスがしっかり効いているので、朝からこれ?というほどしっかりした味の料理ですが超うまいです。

 

 これ以外にも、今までいろいろな中東料理(特にレバノン料理;サウジではレバノン料理が中東の中では高級と思われているよう)を食べてきました。

 僕は、カプサをはじめこれらの中東料理は、香辛料が“深くて”たいへんおいしく味わえました。いろいろな食巡りにつれていってくださった先輩M氏に改めて感謝であります(中東料理は基本大皿料理なので大勢で行った方が絶対に楽しく味わえます)

 

 他にもサウジの食べ物についてのレポートを以下にしています。

 

 

 

 永らくサウジの体験や情報を伝えてきましたが、これで僕のサウジ生活は終了となります。明日のエミレーツ便で日本に本帰国します。

 サウジでは多くの方に支えられ、奥さんが早期帰国して単身になってからもいろいろ助けていただいて楽しくやってこられました。皆さん、本当にありがとうございました。

 

 <以下、サウジの記事だけの目次です>