週刊現代<三陸の海は生きていた> | 鍵井靖章 オフィシャルブログ 鍵井天然水族館 Powered by Ameba
2011-04-18 00:22:06

週刊現代<三陸の海は生きていた>

テーマ:ブログ


鍵井靖章 オフィシャルブログ 鍵井天然水族館 Powered by Ameba


週刊現代<三陸の海は生きていた>


今日発売の週刊現代に<三陸の海は生きていた>と題して、

グラビアが組まれています。



今回の、取材に際して、私なりの目標、または使命がありました。

 撤去作業前の被災地の海の中の惨状を記録する

 被災地の海で生き残った生き物の発見と撮影



先週号の週刊現代では、海の中に沈んだ家屋などが掲載されました。

本当は同じ号で、三陸の海で生き残った生き物を組んで欲しかったのですが、

それは叶いませんでした。


しかし、一緒に現地に赴いた編集者さん、そして編集長の理解のおかげで、

今週、このようなページを組んでもらうことができました。それも11ページもあり、

大きな写真で皆さんに生き物たちの姿を見てもらえます。


正直、今週のこのグラビアがなければ、私が撮影に行った意味を失うとこでした。



私なりの視点で、平等に海の中を撮影したかった。家屋も生き物も。

そして、もうこれ以上、海を汚して欲しくないので、未だ生きる海の生き物をちゃんと紹介したかった。

海は全ての受け皿ではない。

撮影が湾内など、限定された海域だったので、不十分だったとは思いますが、最初の取材でできる限りのことは行いました。



色々、報道されることを見ていますが、全部、人間本意の報道ばかり。

私も人間ですから、もちろん、それは重要な情報源です。

しかし、もう少し、生き物の立場になった報道があっても良いではないかと思います。



今、言っているのでは、津波のよる被害では、ありません。

放射能や汚染水の問題です。

私たちは、空、陸、海の生き物たちの生きる場所を奪ってしまったのです。

彼らは同じ国、地球に生きる仲間です。

イカナゴ(コウナゴ)から高濃度の放射性ヨウ素が検出されたことも、自分たち食の心配ばかりでなく、

もう少し違う角度からも物事を考えたい。




人間本意でしか物事を考えられないから、こんな危ない世の中になったのではないでしょうか?

私も含めて、

他者を思いやる気持ちが、もう少しあれば、こんな風にはならなかったはず。

原発のことだけではありません。温暖化、ゴミ問題、埋立地、護岸工事などです。




私たち人間は、この地球に暮らす他の生き物たちと同じ生き物です。

それぞれの役割はありますが、人間は決して、何も偉くない。


そのことを間違えたり、忘れたら、全て終わりです。







masae まころん
明日、お会いしましょう。満席になったようです。

DIVING MEMORY ネエサン
今週の水曜日も急遽、出演になりました。TVを通じて、思いを届けます。


Nobuさん

うまく話せるように、祈っていてください。


emizo さん

ご無沙汰です!ほんま寂しいじゃないですか~!また須江?でお会いしましょう!


Ayaさん

フォトコンではお会いできずに、残念でした。来年も受賞者を目指して、頑張ってください!(笑)


ゲロンパねえさん

電飾の用意はできましたか~!一人参加でも大丈夫ですよ~、俺が付いていますから~(笑)


オヤブン

うぉー、めっちゃ嬉しいです!前回のものは、今、パソコンに張ってます!!!!では、明日!


栃木 美容室、美容院のニュース さん

ありがとうございます!栃木に仲の良いダイビング仲間がいるんです。いつか行きたいな~!!!!!





ほな!