エクスペンダブルズ2 2012年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

日々接した情報の保管場所として・・・・基本ネタバレです(陳謝)

原題:The Expendables 2

シリーズ一覧

      


監督 サイモン・ウェスト
脚本 シルヴェスター・スタローン、リチャード・ウェンク
興行収入:約3.1億ドル


キャスト 
バーニー・ロス    - シルヴェスター・スタローン
リー・クリスマス   - ジェイソン・ステイサム
イン・ヤン      - ジェット・リー 
ガンナー・ヤンセン  - ドルフ・ラングレン
トール・ロード    - ランディ・クートゥア 
ヘイル・シーザー   - テリー・クルーズ
レイス        - カリスマ・カーペンター
ビリー・"ザ・キッド"・ティモンズ - リアム・ヘムズワース
マギー・チャン    - ユー・ナン
ジャン・ヴィラン   - ジャン=クロード・ヴァン・ダム
ソフィア       - ニコレット・ノエル
ブッカー       - チャック・ノリス
チャーチ       - ブルース・ウィリス
トレンチ       - アーノルド・シュワルツェネッガー

予告編


感想
今回の主題は、旧ソ連が隠したプルトニウムを争奪するもの。
しかしこんなに大量のプルトニウムって、放射能考えたら「あり得ない」だろう。この辺り核兵器、核資源を安易に扱い過ぎる。
まあ、そんな事言ってても話がスタートしないからおいといて。
最初にトレンチが捕まった話は導入の枕みたいなものだが、本題に入って新人のスナイパー キッドを演じたリアム・ヘムズワースは、この役のあと「インデペンデンス・デイ: リサージェンス」で主役をゲットした、なかなかの好青年。
だが今回はアクションには絡まず早々に殺されてしまう。
チャーチの部下で、無理やり軍団に同行したマギー役のユー・ナンはウィキペディア情報がないが、アクションのキレが良く、なかなかの人材(ともさかりえに似ている)
最初は「地味なコやなぁ」と思っていたが、見慣れるとドンドン可愛くなって行った(個人的な感想です・・)

飛行艇の見せ場は今回もたっぷり。ダム湖から壁スレスレで離水したり、クライマックスでは洞窟に飛び込んで主翼がもげ、胴体だけで突っ走る(ああ、もったいない・・・)
最後にバーニーがチャーチから貰った機体は旧ソ連の設計によるアントノフAn-2。

質実剛健で未整備の滑走路でも離着陸出来る。

話の最中に「ターミネーター」や「ランボー」などのネタがちょくちょく出て来る(まあいいか)


あらすじ
ネパール。椅子に縛られ袋を被せられた男が拷問を受けている。
武装トラックでそのアジトに襲撃を掛けるバーニーら軍団。
攻撃して来るヘリにはバイクをぶつけて墜落させた。
トラックは壁をふち破って建物に入り、男を救出、それは商売敵のトレンチだった。彼は中国人富豪を救出に来て捕まった。
バーニーが武器を与え、その富豪を奪還するトレンチ。

 

チームは長く張ったロープを使って脱出。

川から飛行艇で逃げる際に敵に狙撃されるが、それを新人として加わったビリーが的確に倒す。

ダムからギリギリの所で離水した機から、ヤンが救った中国人と共にパラグライダーで降りて依頼主に届けた。


アジトに戻るとビリーが、付き合っているフランス人の彼女のために仕事は今度で最後にしたい、とバーニーに相談する。

若かったら俺でもそうすると言って受け入れたバーニー。
一人で機に向かったバーニー。そこにチャーチが居た。前回大きな被害を蒙った彼は、墜落した中国機の金庫から中味を回収しろと命じた。それに伴い金庫のアクセスコード解除のためマギーを連れて行くのも条件。彼女に会って不安を感じるバーニーだが「私は戦いのプロ」と豪語するマギー。
 

アルバニアのカザフ山脈に向かった飛行艇。

林に向かい、ビリーが機体を見つけるとバーニーはビリーに見張りを命じて皆で機内を探し金庫を見つける。マギーがアクセスコードを入れるが自爆装置が起動。トライを繰り返し、爆発3秒前で解錠して中の端末を取り出したマギー。帰ろうとすると、武装した男たちに捕まっていたビリー。リーダーがビリーを人質にして端末を奪った。
ヘリで去る寸前にビリーの胸を刺した男。
ビリーは、恋人ソフィアへの手紙をバーニーに託して絶命した。
マギーに端末の中味を訊くバーニー。旧ソ連が冷戦時代、鉱山に隠したプルトニウム5トン分を隠した見取り図だという。

端末を奪った男たちが鉱山に入ると、村の男らが発掘作業に酷使されていた。端末の情報によりプルトニウムの位置が判明。


端末からの信号が途絶え、地下に潜ったと判断したバーニーらはその付近に着陸し、トラックで移動。

小さな町のバーで、あの時襲った男らを倒すバーニーとリー。

力づくで吐かせようとした所へマギーが手術用具を取り出した。

その後店を出るバーニーたち。鉱山の場所が判明した。

男たちは「サング」という組織(マギーがどうやったかは不明)
近くにあった旧ソ連軍の基地で一泊したメンバーたち。
翌朝出発しようとすると、サングの連中が総攻撃を掛けて来た。
戦車まで出て来てピンチになったところへ、どこからか攻撃があり、戦車が撃破され、他の敵も撃退された。
そこに現れたのは一匹狼で動くバーニーの旧友ブッカーだった。

ブッカー登場 「夕陽のガンマン」のテーマに乗って


ブッカーはサングの首領がヴィランだと教える。協力を頼むバーニーだが、一人で動きたいと言うブッカー。代わりにこの先の村がサングに迫害されているから協力が得られるかも、と教えた。
村に行くと女たちが銃で立ち向かって来た。誤解を解くと、村の男たちがみな炭鉱に連れて行かれ戻って来ないと言う。
鉱山ではプルトニウムの搬出が始まっていた。

 

サングの者たちが働き手を探しに村へ来たところへ、待ち伏せていたバーニーらが撃退。

そして飛行艇で鉱山に向かった。

鉱山の入り口から中に突っ込んだ飛行艇は主翼がもげ、胴体のみで走る。村人たちが集められて殺される寸前に敵を倒した。
だが既にプルトニウムは搬出されており、鉱山の爆破スイッチを押すヴィラン。鉱山は崩落して村人とバーニーらは閉じ込められた。MIT出身だというガンナーが作った爆弾も不発。
その時削岩機が岩を破壊して穴を明けた。

操縦していたのはトレンチ。「I'm back」としたり顔。
次いで現れたチャーチ。
チャーチは精鋭部隊をヘリで同行させていた。
プルトニウムを積んだヴィランたちのトラックが数台で空港に着くと、バーニーたちが迎え撃った。ブッカーも加勢。

一台は激突でプルトニウム容器が散乱した。残りを輸送機に運ぶよう指示するヴィラン。あちこちで戦いが勃発。


そんな中でバーニーとヴィランの一騎打ちが始まる。

互いに武器を捨て素手での戦い。だが結局ビリーを刺したナイフ(バーニーのもの)を手にしたヴィラン。鎖を持って対抗するバーニー。そしてナイフを取り戻しヴィランの胸を刺す。


トレンチとチャーチの前に、ヴィランの首が入ったズタ袋を転がすバーニー。

「プルトニウムは押さえた。これでチャラだ」と言うチャーチ。
ヘリで戻るようマギーに言うチャーチをバーニーが追い払う。
マギーが「一緒に仕事してもいい。幸運を呼ぶ女かも」と言うが「君の疫病神にはなりたくない」と返すバーニー。


「助けが必要なら呼んで、死なないうちに」と言ってヘリに乗り込むマギー。その先にブッカーがいた。
「たまには群れるのも悪くない・・・」
帰る時にチャーチがプレゼントだと言って見せた先に旧式の複葉プロペラ機(アントノフAn-2)があった。


「博物館の方が似合う」と言うバーニーに「俺たちもな」と返して笑うトレンチ。

フランス パリに届いた、ダンボール箱に入った札束。

添えられていた手紙を読むビリーの恋人ソフィア。
アントノフの機内で、ビリーの冥福を祈って献杯する仲間たち。