エクスペンダブルズ ニューブラッド 2024年 | 私の備忘録(映画・TV・小説等のレビュー)

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原題:Expend4bles
シリーズ エクスペンダブルズ エクスペンダブルズ2

     エクスペンダブルズ3 ワールドミッション

監督 スコット・ウォー
脚本 カート・ウィマー、タッド・ダッガーハート
興行収入:5100万ドル(仮)製作費:1億ドル

キャスト ( )は年齢
リー・クリスマス      - ジェイソン・ステイサム(56) 
バーニー・ロス        - シルヴェスター・スタローン(77)
ガンナー・ヤンセン    - ドルフ・ラングレン(66)
トール・ロード        - ランディ・クートゥア(60)
新メンバー
イージー・デイ    - カーティス“50セント”ジャクソン
ジーナ             - ミーガン・フォックス
ガラン             - ジェイコブ・スキピオ 前作ガルゴの息子
ラッシュ           - レヴィ・トラン
デーシャ           - トニー・ジャー バーニーの旧友

マーシュ              - アンディ・ガルシア(67)
スアルト・ラフマト    - イコ・ウワイス テロ集団のリーダー
オセロット            - ラフマトの裏に潜む謎のテロリスト
ジャンボ・シュリンプ - マイク・メラー

予告編


感想
公開前にシリーズの前3作を固めて観たので「こらー、行かざるを得ない」てな感じで視聴した。
元々は1作目の双発飛行艇(グラマンHU-16)を駆使してミッションを行う姿と、それを少々ガタの来たロートルがこなして行く姿にシンパシーを感じた。
2作目でもギリ飛行艇は健在。3作目は双発のアントノフAn-26。
まあ、ヒコーキぐらいしか楽しみがなくなった・・・

冒頭でテロリスト集団が将軍を拘束する場面は、まあ今後の展開を予感させる枕みたいなもの。
そしてバーニーがクリスマスを誘って、賭けで取られた指輪を賭し返す。賭けで取られたものを殴って奪い返すのって「犯罪」

そしてお約束の様に出て来たCIA捜査員のマーシュ。
テロリストと言えば「核」そう言えば2作目も核原料(プルトニウム)のネタ。あれの扱いも建築材料みたいにズサンだった・・

なんか、チームが貨物船に潜入して捕まるまでがあっけなさ過ぎて「学芸会?」てなノリ。それで部屋から脱出するのに小便かけて避難装置を作動させる所で「もうやめて!」と言いそうに。

スタローンが、アクションをやるのには高齢すぎて(かどうかは知らないが)ヒコーキやヘリの操縦ばかりで体を動かさない。
アクションシーンは、ほどんどステイサムが受け持っている。
でもハリソン・フォードなんて81歳だけど、去年の「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」ではそこそこ走ったり戦ったりしてた。もう少し動いても良かったのに。

今回クリスマスの助っ人デーシャを演じたトニー・ジャー。

動きがイイ。元々スタントマンらしいが、今後活躍するだろう。

エンディング近くで、バーニーがどうやってすり替わったかのタネ明かしが、指輪を取り返す時に揉めたジャンボ・シュリンプだと言って笑うシーン。あれはいけない。元々指輪を取られたのはバーニーがドジだからであって、それも取り返した時点で恨みはない筈。相手が死んでるのに笑うとは・・・
それより、あれだけ身長差があるのに身代わりにならんだろう。

そんなワケで興行収入も、多少は増えるとは思うが製作費回収までは難しいだろう。やっぱ悪いのはシナリオ、かなぁ。


あらすじ
リビアにある化学工場を襲撃して制圧した、国際的テロリスト集団のリーダーであるスアルト・ラフマト。

フェザン将軍とその家族を確保した。


リー・クリスマスが、恋人でCIA捜査員のジーナの所へ久しぶりに帰って来る。長い不在のあとでケンカ?でもなくじゃれ合う。


そこに訪れるバーニー・ロス。

仕事がある、とクリスマスを酒場に連れて行くバーニー。

賭けに負けて奪われた指輪を、小男のジャンボ・シュリンプから力づくで取り戻した(メリケンサック使用)



バーニーらの雇い主であるCIA捜査員のマーシュが指示を出す。


核爆弾を狙っているラフマトの阻止。また彼の裏には謎のテロリスト「オセロット」がおり、バーニーが長年追い続けていた。
リビアへと向かうエクスペンダブルズ。バーニーは敵の対空砲火の中、メンバーを降ろし援護のため再び飛び立った。


苦戦する中、ラフマトを追い詰めるメンバーたち。その時、バーニーの機体が銃撃され火を噴いた。

クリスマスはラフマトよりバーニー救出を優先した。
だが不時着した機のコックピットには、バーニーの指輪を付けた焼死体があった。

作戦は失敗し、酒場でバーニーの追悼をするメンバーたち。
そこにマーシュがやって来る。次からの作戦遂行は、流れから行けばクリスマスをリーダーにするところだが、ラフマト確保よりバーニー救出を優先し(しかも死なせた)たことでメンバーから外し、リーダーをジーナに指名したマーシュ。
クリスマスはグループを離れ、インフルエンサーのボディーガードをしたが、結局雇い主を殴ってクビになる。

次の作戦の情報を得ようとジーナの家に忍び込んだクリスマスだが見つかり、いっときの格闘。作戦参加は諦めるが、バーニーのナイフを持って行ってくれと手渡すクリスマス。
次いでタイに飛んだクリスマスは、かつてのバーニーの旧友 デーシャを見つけ出した。元傭兵で、バーニーの死を悲しんだが、戦いには参加出来ないと断る。

新旧混成のエクスペンダブルズは、核弾頭を積んだ貨物船でロシア海域に向かうラフマトを阻止するために動き出す。
空から潜入したメンバー。

だが乗組員が見当たらない。操舵室に行くと待ち伏せされており、全員が一室に閉じ込められた。


小さな漁船でラフマトの船を追うクリスマスとデーシャ。最初は連れて来るだけと言っていたデーシャだが、成り行きで参加。


ゲリラ的に次々を敵を倒して行くクリスマス。
一方捕まっていたメンバーは、部屋の緊急避難装置を作動させて(要は小便をかけて)脱出しクリスマスと合流。「遅かったわね」とジーナ。ナイフにGPSが仕込んであったのを知っていた。
皆で手分けして敵を倒し、とうとうクリスマスとラフマトの一騎打ちになる。

苦戦の上倒すクリスマスだが、ラフマトは核爆弾の発射コードは上司に渡したと言って絶命。
実は、オセロットの正体はマーシュだった。なおも続く攻防。

オセロットは核爆弾を起動させた。
メンバーは何とか船尾に向かい、係留していたデーシャの船に乗り移る。クリスマスは操舵室に戻り、錨を降ろして船にブレーキをかけ反転させると、錨を切断した。次第に陸から離れる船。


それを更に妨害しようとするオセロットと戦いになるクリスマスだが、絶体絶命のピンチに陥る。そこに突如現れた攻撃ヘリ。
操縦しているのは何とバーニー。機関銃でオセロットは死ぬ。
クリスマスを助け出したバーニー。だが核爆弾の起動まで時間がない。船を爆破し沈没させるバーニー。核爆弾が爆発した。

辛くも逃れるクリスマスたち。

被害は最小限に食い止められた。

いつもの酒場で作戦の成功を祝うメンバーたち。バーニーは自分が死を偽装する事で機密文書が表に出て、マーシュの正体が分かったと話す。あの死体は指輪でモメた時の相手(ジャンボ・シュリンプ)だと聞いて一同爆笑。