元気不足タイプ

汗がダラダラは元気不足です。胃腸の疲れからケアしましょう。


汗は体温を調整するための大事な手段。体は暑くなれば汗をかくことで熱を放出し、体温を一定に保とうとします。


しかし、激しい運動をしたわけでもないのにしきりに汗をかく。涼しいところに移動しても汗が引かない。これは、元気不足が原因。


毛穴をギュッと締める元気がなく汗が止まらない状態です。まずは体をしっかり休めることが大事ですが、夏は冷たいものの飲み過ぎなどから胃腸が疲れ、元気が不足することも少なくありません。


胃腸に働く「足三里(あしさんり)」と「中脘(ちゅうかん)」を刺激しましょう。汗をかけばかくほど、気も消耗していくので、早めのケアが必須です。

「足三里」を押す


≪位置≫

ひざの外側、お皿の下のくぼみから指幅4本分程度下がったところ。


≪方法≫

くぼみに指を添え、指の腹で痛気持ちいい強さで押す。押しやすい指でOK。イスや床に座ったほうが刺激しやすい。


中脘」を押す


≪位置≫

おへそから指幅5本分程度上。一方の手の指4本をへそ上に添え反対の手の親指をその上にプラスすると、位置がつかみやすい。


≪方法≫

人差し指や中指の腹で、軽く押す。力を入れすぎないように注意。


当院の鍼灸施術による改善されるのが勿論ですが、ご自分で【養生】されると更にプラス効果になります。


【プラスの養生】夏のビールのおつまみは枝豆がおすすめ

豆類は、胃腸を元気にし、エネルギーを補ってくれます。枝豆、そら豆、いんげん豆など旬の豆を是非食べましょう。


アルコールの分解を促し、肝機能を助ける働きもあるので、お酒のおつまみとしても最適です。

詳しくは当院のHPをご覧下さい!


水分代謝の不調(水湿過剰)

水分代謝に働くツボを押してみましょう。すねにある「豊隆(ほうりゅう)」、お腹にある「水分(すいぶん)」は余分な湿気や水分を排出し、体をすっきりさせてくれます。


陽気に満ちた夏は 水と気を補いながら いきいき活動

夏はこころも体も活動的になりますが、ここで負荷がかかるのが「心(しん)」です。心は、血(けつ)を全身に巡らせる役割がありますが、体が活発になればなるほど、その仕事量が増えて疲労が蓄積。さらに暑さが追い打ちをかけて、だるさでぐったり。


そして暑さによって生まれた余分な熱を外に出すために汗をかきますが、その汗で水と気が失われると、元気も不足して血の巡りは悪くなります。

だるさの原因は余分な水分。水はけのいい体にすることが大切。


疲れて、ぐったり。そんなときでもしっかり睡眠をとれば、すっきりしますよね。ところが、寝ても寝てもだるい。朝からだるい。夏にこういったことはありませんか?このだるさは、余分な水分(湿)が体にたまっていることが原因です。汗によって水分が失われる夏は、うるおいを補うことが大切ですが、その一方で多湿や水分の摂り過ぎによって湿が体にたまり不調を起こすケースもあります。


寝ても解消されないだるさが生じたら、水分代謝に働くツボを押してみましょう。すねにある「豊隆(ほうりゅう)」、お腹にある「水分(すいぶん)」は余分な湿気や水分を排出し、体をすっきりさせてくれます。

「豊隆」をさする


≪位置≫

ひざとお皿の外側の下と、外くるぶしを結ぶ線の中間あたり。

≪方法≫

だるいと押す気力もダウン気味なので軽くさするのがおすすめ。水を流すようなイメージでさする。


「水分」をさする


≪位置≫

おへそから親指幅約1本分程度上がったところ。

≪方法≫

人差し指や中指の腹を当てて軽くさするか、軽く押す。強く刺激し過ぎないよう注意。


当院の鍼灸施術による改善されるのが勿論ですが、ご自分で【養生】されると更にプラス効果になります。


【プラスの養生】だるい日のスープの具はもやしとわかめ


もやしは、体の余分な熱と水分を取ってくれるので、夏バテや水太りの改善にぴったり。海藻も余分な水分の排出にすぐれます。だるかったり、湿気の多い日の食事には、もやしとわかめのスープがおすすめです。瓜類のきゅうり、冬瓜、スイカもお勧めです。

詳しくは当院のHPをご覧ください!


熱中症予防のツボは手首と足裏に。熱のこもりを防ぎます。

熱中症は体に熱がこもることが原因。そうならないために、体は暑いと汗をかいて余分な熱を発散しているのですが、暑さが厳しすぎたり、急激に暑くなると調整が追いつかず、めまい、頭痛、痙攣などが起こってしまいます。


熱中症は発症してしまうと医療機関での処置が必要ですが、ごく初期症状の対処や予防にはツボも効果的です。頼りになるのは、手首の「陽谷(ようこく)」。体の余分な熱を外に出す効果に優れています。また、熱は頭にたまりやすいので、足裏の「湧泉(ゆうせん)」を刺激して、頭から足元へ熱を下げることも有効。頭がぼーっとするよな、のぼせ状態の緩和になります。

「陽谷」を押す


≪位置≫

手の小指側の側面。手のシワのすぐ下で、ぽこっと飛び出た骨の手前のくぼみ。

≪方法≫

手の甲側をつかむようにして、親指で痛気持ちいい強さで押す。押す指を軽くゆすってもみほぐしてもOK。


「湧泉」を押す


≪位置≫

足裏で、足の指をギュっと内側に曲げたときに一番へこむ場所。

≪方法≫

イスや床に座り、脚を反対の太ももの上にのせる。足をつかむようにして、親指をツボにぐーっと押す。


当院の鍼灸施術による改善されるのが勿論ですが、ご自分で【養生】されると更にプラス効果になります。


【プラスの養生】ゴーヤチャンプルーは夏の最強養生食


ゴーヤ、豚肉、豆腐はどれも体の余分な熱を取ってくれます。これらが全部入っているゴーヤチャンプルーは熱中症予防に最適。豆腐には体を潤す効果もあるので、汗で水分を消耗するこの季節の味方です。

詳しくは当院のHPをご覧下さい!



陽気に満ちた夏は 水と気を補いながら いきいき活動。



夏はこころも体も活動的になりますが、ここで負荷がかかるのが「心(しん)」です。心は、血(けつ)を全身に巡らせる役割がありますが、体が活発になればなるほど、その仕事量が増えて疲労が蓄積。さらに追い打ちをかけるのが暑さです。

体は暑さによって生まれた余分な熱を外に出すために汗をかきますが、その汗で水と気が失われます。すると、血の巡りは悪くなり、心は一層の頑張りを強いられるのです。

夏の体調・こころ・すこやかに過ごすコツ


夏の体調

心が疲労すると、動悸や息切れ、不整脈などがおこりやすくなります。さらに熱がこもり、熱中症や口の渇き、ほてり、たくさん汗をかいたことによる疲労感。日本の場合、湿気も加わるため、胃腸の不調や重だるさなども多くみられます。


また、、冷房や冷たいものの飲みすぎによる冷えや食欲不振なども夏を代表する不調です。

夏のこころ


感情や思考のコントロールも心の重要な役目。その心が弱る夏は、頭がぼーっとしたり、なんとなく苛立ったり、モヤモヤしたり。また、、人は暑いとそれだけでイライラしがちですが、イライラすれば更に暑く感じる。


そんな悪循環は、こころと体に負担をかけます。外は暑くても、こころは涼やかでいることを意識しましょう。


夏をすこやかに過ごすコツ

草木が元気に育つように、夏は体もいきいき活動することを好みます。体に熱をこもらせないために、適度に動き汗をかくことはすこやかに過ごすための秘訣です。


ただし、汗のかき過ぎは体の負担に。また、適度に体を冷やすことも必要ですが、冷やしすぎれば不調を招きます。夏は何事もほどほどに。そして、こころ穏やかに過ごしましょう!


心の働きを助けるツボ

心を弱らせないために大事なのは、こころも体も落ち着くことです。まず覚えたいのは、心の経絡上の「神門(しんもん)」。拝みたくなるような名前のこのツボは、興奮や動悸を鎮めるなど、精神安定に高い効果を発揮。「少府(しょうふ)」もまた心の経絡上にあり、ざわつきを鎮めます。「心兪(しんゆ)」は背中にある膀胱の経絡上のツボですが、心の経絡の流れをよくし、心臓の働きを助けます。心のために欠かせないツボです。


当院の鍼灸施術による改善されるのが勿論ですが、ご自分でツボ押したりするとプラス効果になります。


❶「神門」を軽く押す


≪位置≫

手のひら側の手首のシワの上。小指側にある腱の内側(親指寄り)で少しくぼんだところ。

≪方法≫

反対の手の指の腹で軽く押す。


❷「少府」を押す


≪位置≫

手を握ったときに、小指の先端が当たるところ。

≪方法≫

反対の手の指の腹で押す。

❸ 「心兪」をさすってもらう


≪位置≫

肩甲骨の下角から背骨の山を2つ上へ移動。そこから親指幅1本半分程度外側の左右。

≪方法≫

手が届きにくい為、人にさすってもらうと良い。

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7月6日から小暑となりました。

小暑は二十四節の第11番目の節気であり、夏の5番目の節気です。


「暑」は暑さを意味し、気候が暑くなり始めることを表しています。これに続くのが一年で最も暑い節気である大暑です。


今年の「大暑」は7月22日です。熱中症対策のポイント · 炎天下での運動などは避け、屋内でも扇風機やエアコンで室温を調節しましょう · のどが乾かなくても、こまめな水分・塩分補給を心がけましょう!


また熱中症に効くツボを正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。


今回は熱中症に効く2つのツボをご紹介します。


中国では「小暑大暑、上蒸下煮」という言い伝えがあります。


◎関衝(かんしょう)


薬指の爪の小指側、爪の生え際から3mmほど下のくぼんだところにあります。

反対の手の親指と人さし指でつまむようにはさみ、人さし指を少し立てて押します。

関衝のツボはめまいや吐き気、頭痛に効果的です。

自律神経を整える効果も!

 

 ◎陽谷(ようこく)


手の甲側、手首にある丸い骨の指側にあるくぼみが陽谷です。

10秒くらいを目安に親指でじわ~と圧をかけます。右手左手ともに5セットくらいすると効果的♪


陽谷は、体内の熱を外に放散する効果があります。細い血管にも通じているので、暑さで動悸がするときなどにも有効です。

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 不眠に効く2つのツボ

眠れないと、眠れない事に焦ったり、不安になり、さらに不眠に。そんな時は、リラックスしてふたつのツボを刺激。足裏の「失眠」は、不眠改善のフボ。耳裏の「安眠」は気持ちを矢すら買うに整え、安眠へと導きます。


「失眠(しつみん)」を軽くたたく


≪位置≫

足の裏の、かかとの真ん中にある

≪方法≫

かかとは皮膚が厚いので、こぶしでトントンと軽くたたく。ただし、目が冴えてしまわない程度の強さで行なうこと。


こう刺激するのもおすすめ

小さなボールの上にかかとをおき、転がしてツボを押しても◎。強く刺激すると目が冴えてしまうので注意。



「安眠(あんみん)」を押す


≪位置≫

耳の後ろに出っ張る骨の下のくぼみから1cm程度下。

≪方法≫

頭に手を添え、親指の腹をツボに当てて、ゆっくり力を加える。痛気持ちよさを感じ、深呼吸しながら押す。


当院の鍼灸と台湾式漢方へそ灸の施術による改善されるのが勿論ですが、ご自分で【養生】されると更にプラス効果になります。


【プラスの養生】眠りの質を高める 「4、4、8 呼吸法」

4、4、8呼吸法はハーバード&ソルボンヌ大学教授の根来先生によって提唱されている呼吸法で、テレビなどでも多く取り上げられています。


やり方:

ベットや布団に寝転んだ状態で横隔膜を意識しながらこの4、4、8呼吸法を4回程繰り返しておこなってみましょう。


リラックスできる副交感神経に働きかけ、リラックスができ、質の良い睡眠をとることができます。

寝付けないときや、夜中に起きてしまう時におこなうことで自然に眠くなってくるのだそうです。


因みに私も眠れない時にやってます。

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先日、当院の患者さんのお喜びの声掲示板に投稿ガありました。

ご本人の同意を得てこちらにもアップさせて頂いております。


原文; 

2024/05/29(Wed) 11:10:14 [ No.628 ]


◆ ありがとうございます 投稿者:T  引用する   

腰痛がひどかった為、友達に紹介していただき今回伺いました。

友達は不妊治療でお世話になったようなので、今回の症状で伺っていいか不安だったのですが、快く受け入れてくだり有難かったです。



鍼灸自体あまり経験がなかったのですが、痛みも気になりませんでした。

終わった後に痛みもなくなったので、すごくびっくりしました!

今回はぎっくり腰手前のような感覚で急遽伺ったのですが、今後も定期的に通わせていただこうと思ってます。


ここから当院からのお返事です:

2024/05/30(Thu) 14:26:39 [ No.629 ]

この度はご来院いただき、誠にありがとうございました。


腰痛の辛さでお越しいただき、少しでもお力になれたことを嬉しく思います。ご友人のご紹介で不安な中お越しいただいたお気持ちをお察しいたします。また、鍼灸治療に慣れておられない中、痛みが気にならなかったとのことで安心いたしました。


治療後に痛みが和らいだとお聞きし、私も大変嬉しいです。ぎっくり腰の手前のような感覚で急遽お越しいただいたとのこと、早めの対処が功を奏したのかもしれませんね。


鍼灸は、生理痛や生理不順、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫などの女性特有の症状や不妊治療(卵質の向上、子宮力アップ、着床しやすい体作り)だけでなく、ぎっくり腰、捻挫、肩凝りなどにも効果的です。


今後も定期的に通っていただけるとのこと、心よりお待ちしております。引き続き、症状の改善と体調管理のお手伝いをさせていただければ幸いです。


どうぞお大事にしてください。

詳しくは当院のHPをご覧ください!



TYPE C:気血不足タイプ


慢性疾患や過度なダイエットで「食べられない」状態が続き、「気」が作られないと「血」も不足。子宮に十分なエネルギーが行き渡らず、生理痛につながります。「足三里」で胃腸を助け、「血海」「気海」でそれぞれ血、気の不足を補いましょう。

「血海(けっかい)」「足三里(あしさんり)」をさする

≪血海の位置≫

膝の内側、お皿の上を指幅3本分程度上がったところ。

≪足三里の位置≫

膝の外側、お皿の下のくぼみから指幅4本分程度下がったところ。

≪方法≫

イスや床に座り、ツボに指の腹を添えてさする。やりやすい指でOK。


「気海(きかい)」をさする


≪気海の位置≫

おへそより親指幅1本半分程度下がったところ。

≪方法≫

指の腹全体で、やさしくさする。ツボに両手を重ねて温めてもOKです。


当院の鍼灸施術による改善されるのが勿論ですが、ご自分で【養生】されると更にプラス効果になります。


【プラスの養生】脳や目を休ませ血の消耗を防ぐ


あれこれ考えたり、スマホを見続けたりして、脳や目が頑張ると、血が消耗されていきます。生理で血が不足状態なのに、これらの行動でさらに血を減らしてしまうと、痛みも増してしまいます、生理のときは目や脳は休ませましょう。

詳しくは当院のHPをご覧ください!


TYPE B:冷えタイプ


夏の冷房や冬の寒さによって子宮や卵巣が冷えたことで、血流が悪くなり不妊症や生理痛の原因となります。

対処方法は、まず「関元」に手を当てて。ここを温めると、すぐ内部にあるある子宮をいたわることができます。血の貯蔵庫である肝に働く「肝兪」、血の巡りを助ける「膈兪」も温めましょう。


「関元(かんげん)」を温める


≪関元の位置≫

おへそより指幅4本分程度下がったところ。

≪方法≫

ツボとさらにその内部にある子宮を温める意識で、手のひらでゆっくりさする。ツボに手を重ねて、じっくり温めるのも◎。


「膈兪(かくゆ)」「肝兪(かんゆ)」を温める


≪膈兪の位置≫

肩甲骨の下角の高さで、体の中心から親指幅1本半分程度外側の左右。

≪肝兪の位置≫

膈兪より肋骨2本分下の左右。

≪方法≫

誰かにさすってもらうか、セルフお灸もおすすめ。


当院の鍼灸と台湾式漢方へそ灸によるかなり早く改善されます。


ご自分で【養生】されると更にプラス効果になります。

【プラスの養生】温野菜を食べる、暖かい飲み物を飲む事適当な運動する。


冷えが不妊の大敵です。冷えると肩凝りや腰痛など各種の痛みが強くなってしまいます。不妊・不育症、生理痛、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、多嚢胞性卵巣症候群、チョコレート嚢腫などになりやすい体質です。

詳しくは当院のHPをご覧ください!


TYPE A:ストレスタイプ

ストレスを受けると気が滞り、血の巡りも悪化。それが生理痛を招いてしまいます。生理痛の特効ツボ「三陰交」とストレス解消に働く「太衝」、気の源「気海」で気血の巡りを促します。


「三陰交(さんいんこう)」「太衝(たいしょう)」を押す


≪三陰交の位置≫

内くるぶしの上から指幅4本分程度上がったところ

≪太衝の位置≫

足の甲にあり、第1趾と第2趾の骨が交わる少し手前のややくぼんだところ。

≪方法≫

それぞれ指の腹で軽く押したりさすったりする。


「気海(きかい)」をさする


≪気海の位置≫

おへそより親指幅1本半分程度下がったところ。

≪方法≫

指の腹全体で、やさしくさする。ツボに両手を重ねて温めてもOK


当院の鍼灸施術による改善されるのが勿論ですが、ご自分で【養生】されると更にプラス効果になります。


【プラスの養生】水や紅茶にかんきつをひと絞り

 ローズヒップティーもいいです。


ストレスで気が滞っているときは、水や紅茶にレモンやオレンジなどを絞ったり、輪切りを添えたりするのもおすすめです。爽やかな香りが気の巡りを良くしてくれるので、気持ちがほぐれてリラックスできます。

詳しくは当院のHPをご覧ください!