冷えによる不妊や生理痛、腰痛などの対策効果的なツボ:

冬になると妊娠しにくくなったり、生理痛や腰痛が起こりやすくなったりします。これは体の冷えが原因で発生するもので、効果的なツボをご紹介します。


効果的なツボを温めます


1. 三陰交(さんいんこう)


位置: 内くるぶしの上から指幅4本分上の場所

方法: 靴下やレッグウォーマーで足首周りを温める。お風呂でじっくり温めるのもおすすめです。


2. 上髎(じょうりょう)・次髎(じりょう)・中髎(ちゅうりょう)・下髎(げりょう)


位置: 骨盤の中央にある仙骨付近に並ぶツボ。仙骨の中心から親指1本半ほど外側の左右に位置します。

方法: お風呂で温めながら、湯舟の中で軽くさするのがおすすめ。日中はカイロで保温しましょう。


自宅で作れる温める効果がある薬膳

にら玉スープ

ニラは体を温め、血流を促進する効果があります。卵を加えたスープにすることで、さらに温め効果が高まります。寒い時期の冷え対策に取り入れてみてください。


鍼灸での治療とセルフケアを組み合わせることで、さらに効果を実感できます。


詳しくは当院のHPをご覧ください!


冬は体力や気力を温存する「備えの季節」。寒さとともに万物が静まり返り、草木は地中にこもり、動物は冬眠するように、人も自然と省エネモードになります。この時期は無理をせず、春に向けてゆっくりと心身を整えましょう。


心身を温めるツボ


寒さや暗い天候が続くと、気分が沈んだり、不安を感じたりすることもあります。そんなときは次のツボを温めてみましょう。


1. 身柱(しんちゅう)


位置: 首を前に倒したときに飛び出る骨(大椎)から背骨を3つ下がったところ。

方法: ホットマット、湯たんぽ、カイロで温める。手が届きにくい場合は、誰かに背中をさすってもらうのも効果的。


2. 膻中(だんちゅう)


位置: 胸元の乳首を結ぶラインの中央。

方法: 仰向けになり、ツボに手を当てて温める。ホットマットを使うのもおすすめ。


プラスの養生:手のひら日光浴


手のひらを10分ほど太陽に向けるだけで、幸せホルモン「セロトニン」の分泌を促し、心がリフレッシュします。全身の日光浴が難しい方にもぴったりです。


冬は無理をせず、心身をいたわりながら春を待ちましょう。当院の鍼灸施術もぜひご活用ください。

詳しくは当院のHPをご覧ください!


年末、当院の患者さんのお喜びの声掲示板に投稿ガありました。


この写真はイメージです。


ご本人の同意を得てこちらにもアップさせて頂いております。 


2024/12/24(Tue) 17:58:28 [ No.634 ]

◆ 卒業できました! 投稿者:Momo  引用する   


妊娠しやすい体づくりのために健美鍼灸院に通い始めて約1年半、このたび無事に卒業することができました。途中通えない日もありましたが、良い結果が出て本当に嬉しく、姚麗先生には心から感謝しています。


私は30代初め頃に、子宮内膜症と卵巣のチョコレート嚢腫と診断されました。30代後半になり、不妊治療では毎回1個から2個しか採卵できなくて結果が出ずに辛い日々を過ごしていました。そんな中、友人が健美鍼灸院に通って妊娠・出産できたと聞き、私も試してみようと半信半疑で通い始めました。


姚麗先生の優しい言葉と鍼灸治療のおかげで、気持ちも楽になり、次第に生理痛も軽くなって手足が温かくなっていくのを感じました。そして迎えた最後の採卵では、初めて3つの質の良い胚盤胞を凍結でき、その後の移植で無事に妊娠し、今は安定期を迎えています。


こうして卒業できたことが本当に嬉しく、二人目の時もまたお願いしたいと思っています。姚麗先生、これからも多くの方を支えてください。本当にありがとうございました。



2024/12/26(Thu) 21:38:21 [ No.635 ]

当院のお返事:

◇ Re: 卒業できました! 投稿者:姚麗  引用する   

Momoさん、心温まるご投稿、ありがとうございます。ご無事に安定期を迎えられた事は、私も大変嬉しく思います。


1年半という期間、決して短くはなかったと思いますが、その間コツコツと通院を続け、体質改善に取り組まれた努力が、素晴らしい結果に繋がったのだと感じています。


鍼灸治療を通じて、Momoさんは生理痛の改善や手足の冷えの緩和など、少しずつ体の変化を実感していただけたことも何よりです。最後の採卵で良質な胚盤胞が凍結できたこと、そして妊娠という大きな一歩を踏み出されたこと、私も自分のことのように嬉しいです。


二人目の時もまたお手伝いさせていただける日を心よりお待ちしております。どうかお身体を大切に、マタニティライフを楽しみながら、幸せな日々をお過ごしください!

また何かございましたら、ご遠慮なくご連絡くださればと思います。

詳しくは当院のHPをご覧下さい。


お正月に映画『はたらく細胞』を観てきました。


この作品は、人間の体内に存在する約37兆個もの細胞たちが、健康を守るために日々懸命に働く様子を描いたストーリーです。赤血球や白血球、免疫細胞など、それぞれの細胞がまるで人間のように個性豊かに活躍し、体を守るために奮闘する姿に感動しました。


大人も子供も楽しめる内容で、細胞の働きや体の仕組みを分かりやすく学べる映画でした。


新年あけましておめでとうございます。


旧年中は格別のご愛顧を賜り、心より感謝申し上げます。

本年も皆さまの夢や健康をサポートできるよう、より一層努めてまいります。

~お年玉キャンペーンのご案内~

お好きな2つのコースを組み合わせていただくことで、特別クーポンをご利用いただき、13,000円にてご提供いたします。

こちらのキャンペーンは2月末までの期間限定となっておりますので、ぜひこの機会にご利用ください。どなたでもご利用いただけます。


妊娠しやすい身体づくりや、健康維持・お身体のメンテナンスにお役立ていただければ幸いです。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

詳しくは当院のHPをご覧ください。


年末年始の休診日について


日頃より当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。

《年末年始の休診日》
12月29日(日)~1月3日(金)
(休診日診療:採卵・移植の方がご相談可能です)
《診療開始日》
1月4日(土)より通常通り診療いたします。

R7年も、皆さまの夢が叶い、新しい命を迎えられるよう、精一杯でサポートさせていただきます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
詳しくは当院のHPをご覧下さい!


本日は当院の鍼灸と漢方へそ灸のサポートで不妊治療専門病院にて3BB胚盤胞の移植で着床され、ご出産されたAさんの事をご紹介します。 


Aさんは30代半ばで、妊活歴2年です。32歳に結婚され、すぐに子供が欲しいと考えていらっしゃってたので、最初は自己流タイミングを測ってましたが、半年過ぎても妊娠せず、AIHに進みました。


自然ですとなかなか妊娠出来ず、すぐに都内の不妊治療専門病院に通い初められ、先生から少し多嚢性卵巣っぽいと言われ、早速体外受精にステップアップされました。


都内の不妊治療専門クリニックによる一回目の採卵で19個が採れたのですが、胚盤胞(3BC)になったのが1個だけ、翌周期にそれを移植されてたのですが、着床せず、当院に通っているお友達のご紹介で卵の質と冷え性を改善する為に、当院を始められました。



Aさんは、基礎体温表を見せて頂いたところ、低音期が約3週間があり、高温期が8日〜10日間で、酷い冷え症です。生理の出血に血の塊を伴い、舌の色も暗い色でした。


Aさんは冷え性による血流が悪い状態です。台湾式漢方ヘソ灸の適応症です。Aさんに1番合うツボを選択し、冷えを早く治したいので、ヘソ灸一緒に施術させて頂きました。


体質改善7ヵ月後にまた不妊治療専門病院で採卵され、今度3BBの2個の胚盤胞が出来ました。翌周期に上記同病院で一個の胚盤胞を移植されて、着床したのですが、化学流産になってしまいました。それから漢方へそ灸の施術回数を増やして、子宮力をアップする事に専念させて頂きました。


体調をベストにして、前回化学流産してから3回目の生理周期に上記同不妊治療専門クリニックにて、残りの3BBの胚盤胞を移植され、見事に、無事着床!流産予防、つわりの緩和のために、安定期になる迄、鍼灸と漢方へそ灸の施術でサポートさせて頂きました。今年の夏ごろ無事に女の子を出産されました。


Aさん、ご出産おめでとう御座います!


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腎の働きを助けるツボ:

腎を元気にする代表的なツボは、足裏にある「湧泉(ゆうせん)」です。湧泉は腎の経絡の始まりにあり、気や血が湧き出る場所とされています。青竹踏みやゴルフボールで刺激するのもおすすめです。心を安定させたり、意識をすっきりさせる効果もあります。


もう一つのツボは内くるぶしにある「太渓(たいけい)」です。太渓も腎の経絡上にあり、生命エネルギーを補充する働きがあります。どちらのツボも足元にあるため、冷えやすい冬はしっかり防寒しましょう。


≪ツボの位置と押し方≫


湧泉:足裏の指を内側に曲げたとき、一番へこむ場所。

太渓:内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ。

押し方:指の腹で、痛気持ちいい程度にぐーっと押します。


手足の冷えに効くツボ

冬は血流が悪くなり、手足の末端が冷えてしびれたり、こわばったりしがちです。手指の間の「八邪(はちじゃ)」と、足指の間の「八風(はっぷう)」は、血流を良くして冷えを改善するツボです。


≪ツボの位置と刺激法≫



八邪:手指の水かき部分。

方法:親指と人差し指で水かきをつまみ、押したり離したりを繰り返します。

八風:足指の水かき部分。

方法:手と足の指を組んで刺激します。グーパー運動や、つかんでパッと離す動作を繰り返すと効果的です。

当院の鍼灸施術による改善されるのが勿論ですが、ご自分で【養生】されると更にプラス効果になります。


プラスの養生:ココアでリラックス

ストレスや緊張で血流が悪くなることがあります。そんなときはココアを飲んでみましょう。ココアには気持ちを落ち着かせ、血流を改善する効果があるので、冷え対策にもおすすめです。

詳しくは当院のHPをご覧ください。


冬は備えの季節:腎を養う季節です。


静かに体力と気力を温存しましょう!

寒さが厳しくなる冬。自然界の草木は地中でじっと息を潜め、動物たちは冬眠して活動を抑えます。人もまた、自然とエネルギーを使わない「省エネモード」に入る時季です。「動きたくないな」と感じるのは自然なこと。無理をして新しいことに挑戦するより、春を待ってから動き始める方が良いでしょう。焦らず、心と体を整えながらゆっくり過ごすことが大切です。


冬は「腎」をいたわる季節

中医学では、体のエネルギー「精」を貯めるのが腎の役割です。腎は成長・発育や生殖機能、水分代謝、老廃物のろ過など重要な働きを担っていますが、寒さに弱く、冬は特にダメージを受けやすい時季です。腎の働きは妊活の方には最も重要です。


≪冬の体調≫

寒さの影響で体が冷えやすく、足腰や手足の冷えが起こりやすくなります。また、腎が弱ると、物忘れや抜け毛、頻尿、聴力や生殖機能の低下など、老化に似た症状が現れることも。加齢とともに腎の精は減少しますが、寒さがその衰えを加速させるため、冬は老化しやすい季節なのです。


≪冬の心≫

冬は不安や恐れを感じやすい季節です。ちょっとしたことに敏感になり、心が不安定になることも。その影響で腎と関係の深い膀胱が弱り、トイレが近くなることもあります。夜はネガティブになりがちなので、考え事は昼間の暖かい時間にするよう心がけましょう。


≪冬をすこやかに過ごすコツ≫

冬は自然界も静かに過ごす季節。人も活動を控え、ゆったりと過ごすのが理想です。激しい運動や忙しすぎる生活は腎に負担をかけるため、軽い散歩など適度な運動がおすすめ。また、防寒対策はしっかり行いましょう。温めることで腎の働きを助けられます。カイロやツボ押しなどを活用すると効果的です。


腎を助けるツボ:「湧泉」です。次回また詳しくご紹介します。

詳しくは当院のHPをご覧ください。


本日は、当院の鍼灸と漢方へそ灸を定期的に受け、約半年後に妊娠されたNさんの症例をご紹介いたします。


【患者背景】

Nさんは40歳手前の女性で、約3年前から妊活を開始され、2年前より不妊治療専門クリニックに通院されていました。


しかし、1年前から生理3日目のFSH値が30~40台と高く、AMH(卵巣予備能を示す数値)も低い状態が続き、卵胞が見えたり見えなかったりする状況でした。不妊治療専門の医師から「卵巣年齢は40代半ば」と言われ、悩まれていたそうです。その際、「赤ちゃんが欲しい」という雑誌を通じて当院を知り、ご来院されました。

【初診時の状態】

Nさんの身体の状態は以下のような特徴がありました:


  • 生理周期が短い

顔がほてりやすい

  • 足の冷えを感じやすい

これらの症状は東洋医学では「上熱下寒(じょうねつげかん)」と呼ばれる状態で、体の「陰」と「陽」のバランスが崩れ、特に腎の機能が低下していると考えられます。

腎の役割(東洋医学的解釈):


腎の「陰」は卵に栄養を与える働き

腎の「陽」は体を温める働き


腎が弱ると、陰が不足して卵への栄養供給が不十分になり、卵胞の発育が不安定になります。また、陽の力が低下すると体を温める力が弱まり、熱が上の方に上がってしまい、上半身に熱がこもり「のぼせ」が生じます。


【施術内容と経過】

Nさんには、定期的な鍼灸と漢方へそ灸をおすすめし、半年間施術を継続していただきました。その結果、FSH値が徐々に低下。不妊治療クリニックでの採卵と移植が成功し、妊娠に至りました。


妊娠後も、つわりの軽減や妊娠の維持を目的として、妊娠5か月頃まで鍼灸と漢方へそ灸を続けて施術させていただきました。


【FSHと鍼灸の関係】

FSH(卵胞刺激ホルモン)は、生理3~5日目の正常値が3~12mIU/mLで、26以上になると早発閉経と診断されることがあります。卵巣の機能が低下するとFSH値が高くなりにありますが、当院では鍼灸や漢方へそ灸を通じて腎の働きを補うことで、約80%の患者様でFSH値の低下が見られています。


東洋医学的考え方:

年齢とともに腎の働きが弱まり、それがFSHの上昇に影響を及ぼします。鍼灸で腎の力を高めることで、ホルモンバランスを整え、FSHを下げることが可能です。Nさんもこの施術の効果を実感された一例です。


詳しくは当院のHPをご覧ください!