料理と論理の関係性-難しく考えすぎる人たち- | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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料理と理論は難しくない

 はい、また料理ネタです。だって料理は極めてプラグマティック(実践主義)なものであり、そして現実だってそうだと思うのですよね。

 よく勘違いした通ぶった人が「イタリアンはかくあるべき!」だとか「このアメリケーヌソースはここがダメだ」みたいな「アホアホ」なことをいう場合があったりしますが、私からいわせれば「黙っとけ!」てなもんなんです。

 料理なんてうまけりゃ正義、マズけりゃ灰汁、じゃなくて悪ですからね。いくら高尚な理論やら技術をひけらかそうが、マズけりゃ意味がないのです。

 

 これって経済理論やら政治も一緒です。マズけりゃ「マズい!」といってやったらいいんですよ。何がどうマズいのか?は「マズい!」の声が大きけりゃ、訳知り顔の専門家やら有識者やらが解説を勝手につけてくれます(笑)

アマ以下、マズいわ、失敗だわ

 甘いか、マズいか、酸っぱいかではなく上記です。安倍政権が重用したリフレ理論というのはどういうものだったか?

 端的にいうと「妄想の産物」「机上の空論」といえますが、少しだけ解説いたしますと、因果関係が真逆だったというわけです。

 お金を刷ったらみんな使うはず!という理論だったのですが、所得が少なくなっていってるのに、つまりいくら刷ってもらっても手元に来ないのに、使えるはずがないわけですね。

 金庫にいくらお金が積み上がっても、お給料として払ってもらわなきゃ使えない。

 料理でいえば皿がいくら高級でも、料理がマズけりゃマズいのです。

※まあ、安倍政権はそもそも良い皿すら揃えられていないんですが(汗)

 

 他にも政治ブログでありがちな「安倍擁護記事」ですが、これも一緒。安倍政権がマズいのに、いくらどんな能力の人が同屁理屈をここうが、マズイものはマズいんです。

 腐った鯛は食べられないのですよ。こねくり回しても。

 

 有識者も一緒で、彼らはあとから理屈をつけるのが仕事と思っていて、視聴者や読者のために何かを提言するということはあまりやらない人が多いわけです。

 北朝鮮危機のときに「いやいや、短期的に軍事行動に踏み切ることはない」と唱えた識者なんて、数えるほどしかいなかったでしょう?

 彼らは流行っている料理店を見て「あの店はこれが良いのだ!」といい、流行っていない料理店を見て「あの店はこれが悪いのだ」というだけです。

※中には「しっかりとした持論を持った識者」がいくらかいることは事実です。頑張って見極めましょう。

※ちなみに当ブログでは青山繁晴を「好感が持てる」と持ち上げてましたが、政治家になってからメッキが落ちた感じでゲンナリしてます(笑)私の目も節穴といわれてもしょうがない(笑)そんなもんです(笑)

料理は旨いか不味いかだけですし、政治もそう

 私はたまたま政経論であれこれと言語化、言説をしておりますが、そもそも論としてそれも「旨いか不味いか?」を判断できる舌がないといけません。

 そして私の舌はせいぜい普通の人レベルです。ただ「おかしいぞ?」ということを言語化できる技術、慣れを持っているにすぎないわけです。

 

 私は以前自分のことを「文化主義者」と書きましたが、特に日本文化や和食は大好きです。ええ、大好きですし、これは愛しているといっても過言ではない。故に安倍政権は大嫌い!なのです(笑)

 だって安倍総理、一国の総理大臣でありながら箸すらまともに使えないんですから。

※もちろん政策的にも文化、伝統、共同体を破壊する政策まっしぐらです。

 そして和食というのは非常にシンプルなものが多いわけですが、シンプルだからこそ難しいわけです。出汁1つとったって難しい(笑)

 

 でも私にだって、普通の人にだって「あ、これムッチャ美味しい!」くらいは分かるわけですよ。もちろん私にはその出汁を引ける専門的技術はありませんし、一般的にも料亭の出汁レベルで引く人はいないでしょう。しかし「上手くいわれへんけど・・・・美味しい・・・」は分かるわけです。これ、ムッチャ大事。

 

 こーいうのを一般的には「直感」といいます。直感は積み重ねられた”経験”から導き出される、なんて研究もあるようですよ。そしていちばん大事なものであり、無茶苦茶大事にしてほしいものです。

 この直感に比べたら言語化の技術なんて、はっきりいうと大したことはありません。(料理人の料理は大したことがありますが)

※藤井聡氏や三橋貴明氏、中野剛志氏等々の言語化技術はすげー!なのですけどね。

 

 ネトウヨレベルの言語化だったら「誰でも出来る」ですし、「いやいや、あーいうのじゃなくて・・・ほら、中野剛志さんとかレベルで・・・」だったら「そ、それはむっちゃ難しいかも・・・」なのです(笑)

 要するに美味しい料理に触れるほどに「あ~、自分はこんな料理作られへんわ」ですし、マズい中華料理屋とかに行ったら「これやったら、自分のほうがマシやわ」となりますでしょ?

 

 そして「直感」や「経験」は料理でいうと「材料」にあたります。料理も材料が大事と一緒です。材料が良けりゃ、下手に手を加えなくても、こねくり回さなくても「美味しい料理」が出来ますよっと。

※食通ぶった舌バカをスルーする忍耐力は必要かもしれませんが(笑)

 

P.S

 難しくこねくり回すこと、つまり技術論に走る人は技術屋だけで結構です。彼らはそれが本分ですし。しかし技術屋もやはり「その技術で人に喜んでもらいたい」が根本だったりするんじゃないか?と思うわけです。料理も一緒。

 私は最近、ブログランキングを前ほど気にしないようにしております。力を抜いて「ま、これでええやろ」と書いた記事か、もしくは「超力入れたる!」という記事か・・・がポイント高いのですもの(笑)

 むしろあれこれ雑念が入ると、どうも「人工的」になるようで、共感が得られないのかもしれません。

 

 素直に私という材料、見識をそのまま最低限の手しか加えずにお出しする。それって一番難しくて、一番美味しいのかもしれないですね。

 

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本日の男の料理 キスの天ぷら

 揚げ物って面倒くさいですよね、主に後片付けが(笑)私もあまりやりませんが、夏といえばキスの天ぷら!なのです。・・・・まだ作ってませんが(笑)

材料

  • キス
  • 薄力粉
  • 冷水
  • サラダ油

調理手順

  1. キスは動画を下に2つほど用意しておくので、そのように捌いてみてください。好きな方のやり方で結構です。
  2. 使う薄力粉、水、卵は冷蔵庫で冷やしておきます。温度が室温だとグルテンが形成されやすく、サクッとした歯ごたえになりません。
  3. まずは卵水を作ります。水500ccに対して卵1つ。これをしっかり混ぜておきます。(先に小麦粉を入れると、混ぜなきゃいけなくてグルテンが形成されるため。
  4. 小麦粉と卵水の割合は一対一(体積)小麦粉を入れたら「だまが残っている程度」に軽く適当に混ぜます。
  5. 揚げ油を170~180度くらいに熱して、キスを衣につけて鍋に入れて、あとは気泡が大きめになったら油を切って盛り付けて出来上がり!

 油の温度系がない?適当です(笑)衣を入れて泡がシュワシュワ~っと出てくるぐらいでOK。家庭用コンロだと中火からやや強火くらいで温度が保てるような?

 天ぷらの衣は「材料を冷やしておくこと」「適当に軽く混ぜて、ダマとか気にしない。とにかくグルテンの形成をさせないこと」がコツです。

 

 

 

 え~っと、裏技的なキューピーの技を見つけました。これどうなの?やったことないんですが・・・。理論的にはカラッと上がりそうな気がする(笑)

マヨネーズで!サクサク天ぷら(キューピー)

小麦粉・・・50g
水・・・75ml
キユーピー マヨネーズ・・・大さじ1

 

天ぷらがベタッと油っぽくなってしまうのは、衣に水分が残っているから。卵の替わりにマヨネーズを使うと、乳化された植物油が衣に分散し、衣の中の水分を残さずに揚げることができるので、カラッとサクサクに仕上がります。

 ちょっと今度試してみます(笑)

 

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