改革病とは仕事場の席替え病 | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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改革病を身近な例えにしてみる

 「改革!」「改革!」と叫ぶ声はいっこうに収まりそうにありません。まったくバカバカしい話です。どの程度バカバカしいのか?それを身近な例えで例えてみよう、というのが今回の記事。

 

 さて、学生のとき、少なくとも小学校や中学校では席替えというものがあったと思います。仕事場ではどうなのでしょう?おそらく殆どないと思いますが、これが頻繁に席替えをされたらどうなるでしょう?仕事場の席替えだけならまだしも、ファイルや資料の配置まで席替えというわけです。

 もしくは主婦の方なら経験はあると思いますが、よくいくスーパーの商品の陳列が頻繁に変わったらどうでしょう?

 上記2つの例をとっても「非常に非効率的になる」のは間違いないでしょう。改革とはいわば上記2つの例をよろこんでやっている、大馬鹿者というわけです。

規制緩和でほかの部署との壁をなくすのだ!

 改革!というやつには規制緩和も入りますね。つまりこれは、仕事場のほかの部署との壁を取っ払うというわけです。

「経理だけが経理をするのはおかしい!総務部にもやらせろ!」

とかいってね。混乱するに決まっとる(笑)そして経理部の人たちが排除されて、てなれない総務部の人が経理も兼ねるようになってこれで「効率化!!競争強化!」とかよろこんでいる、これでイノベーションがおきると思っている、大馬鹿者というわけです。

小さな政府で緊縮財政だ!

 会社で率先して自分の部署の予算をへらし、社長や役員の権限の縮小につとめる、これが緊縮財政と小さな政府というわけです。

 コストカットのはてにあるものはブラック企業化というわけで、あなたの人生も奈落の底へまっしぐら。ところがそれをよろこんでいる、大馬鹿者というわけです。

 

 また新たな人材は社外から供給され、しかも人件費は社員よりやすい。彼らと社員は自由競争をしなければならず、率先してみずからの給与が安くなるようにサービス残業というわけです。

 しかし安倍社長は信用できる人の”はず”なので、現社長を絶対支持!と思考停止をする大馬鹿者!というわけです。

取引先から無理難題の交渉

 ウェブ業界ではよくある話なのですが、納期にとうてい間に合わない納期で社長が仕事を取ってきて、やっぱりこれまたブラック企業化。しかし「仕事があるだけマシなんだ!」と詭弁をつかい洗脳されて、よろこび勇んでサービス残業。主権はクライアント様にあり、と戦後レジームの強化につとめる大馬鹿者というわけです。

 戦後レジームのデスマーチ、楽しいなったら楽しいな。自社開発?当たるかどうかわからない。だったらクライアント様に守ってもらったほうがいいに決まっている!というわけです。

人間輸入でプロジェクト崩壊

 社外に派遣で高度人材を頼んだはずが、くるのは社員の介護しかできない、プログラム言語をつかえない低級人材。PHPどころかHTMLとCSSすらあやしい低級人材。

 ただでさえデスマで苦しんでいるのに、移民の教育まで面倒を見切れるか!というわけでプロジェクト崩壊の大馬鹿者というわけです。

 人月の神話は崩壊したのだ!銀の弾などなかったのだ!と崩壊後に知る大馬鹿者、というわけです。

 

 知ったあとでどうするか?車輪の再発明のようにまたもや改革!規制緩和!で競争力を高める!という大馬鹿者、というわけです。

 無残コードはコピペだらけのスパゲティソース。オブジェクト化とはいわないが、せめてモジュール化してちょうだい!というわけです。

データベースは既得権益!

 MySQLやらOracleやらデータベースは既得権益!だそうで、ぶっ壊した結果としてテキストベースのデータベースを採用?おいおい。

 セキュリティも既得権益!と効率化を目指してセキュリティを考慮しないコードを書いた結果、これがイノベーションなのだそうで?おいおい。

 ついでに出来るプログラマも既得権益だ!と追い出してめでたくプロジェクト大崩壊。残った人月なんぼのプログラマで開発できるのはデスマだけの大馬鹿者、というわけです。

日本というプロジェクトをぶっ壊す!

 こうして開発チームが担当していた「日本プロジェクト」はあえなく頓挫。開発チームは別会社に分割して吸収合併されることに相成りました。その会社の名前は「アメリカ」「中国」でございます。

 この流れをよろこんでいる大馬鹿者、それが現在の日本だというわけです。

 

 ようやく最近は安倍社長に疑念を抱き始めているようですが、日本というプロジェクトの保守メンテナンスを重視せず、改革!改革!といい続ける限り日本プロジェクトは破綻します。

 安倍社長、保守メンテナンスのための予算を下さい、といえない大馬鹿者、ここまでくればうつけ者、というわけです。

 

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本日の男の料理 鰹のたたき

 鰹もだいぶ値段が落ち着いてきたようで。鰹の旬は5、6月の初鰹、9、10月の戻り鰹というわけで、そろそろ旬が終わってしまいます。

 和食では「走り、盛り、名残(り)」という旬の定義があります。初鰹でしたら5月初旬が走り、6月下旬には名残(り)、それ以外は盛りといった感じでしょうか。

 こうして旬の時期をさらにわけて、季節を堪能しちまおうってんですから日本人とは本当に、食に対しての造詣が深かったのだなと思わずにはいられません。鮨屋で

「そろそろ◯◯も名残だね~、楽しめるのはまた来年かい。寂しいねぇ」

なんて言いながら日本酒をぐびっと飲むと「このお客さん、通だな」と思われるかもしれません(笑)もしかしたら女性にもモテモテかも?

※私は一切責任は取りませんので、自己責任でお願いします(笑)

材料

  • にんにく
  • カイワレ
  • 胡椒
  • ポン酢

調理手順

  1. 鰹4分の1身に塩を適量、胡椒パラパラかけてしばらくラップして置いておきます。30分程度冷蔵庫で寝かせると良いでしょう。
  2. その間ににんにくをスライスして、カイワレも水にさらしておきます。ポン酢もお手製で作るなら造っておきましょう。(醤油5、みりん0.5、日本酒0.5、柑橘系果汁2~3くらい。こるならもっと詳細なレシピへ)
  3. テフロンのフライパンを熱して、1を皮の面から焼きます。1面だいたい15秒~20秒程度で強火で。全面焼けたら氷水に入れて締め、粗熱が取れたらキッチンペーパーで水分をしっかりと拭きます。
  4. 鰹のたたきを平作りでカットしてお皿に盛って、にんにく、カイワレを添えてポン酢をかけたら出来上がり!

 塩は多少きつめにふっておきますと、鰹の身が塩で締められ良い感じに仕上がります。焼き魚と同様かやや少ないくらい、という感覚です。胡椒は出来たらホワイトペッパーがよろしいかと思います。臭み消しですね。新鮮な場合は塩だけでOK。

 ・・・・・だって大阪なんだもん。そんなにとれたてピチピチの魚、入ってこないんだもん!(´;ω;`)

 

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