日本に財政問題など存在しない | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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日本に財政問題など存在しない訳

今やネット界隈では「財政問題など日本には存在しない」はある程度浸透しつつありますが、20年間日本がなにを間違え続けてきたか?という反省も踏まえて、そしてこれからどうしていくべきか?も踏まえて簡単に解説したいと思います。

 

  1. 日本の国債は全て円建てで発行である。では円を発行しているのは?日本政府の子会社というイントネーションに近い日銀。つまり日本政府(統合政府論)
  2. 誰かの負債は誰かの債権。では日本国債は誰の債権?日銀と国民です。「国民1人上がりの借金が・・・」というフレーズは悪質なプロパガンダ。
  3. 従ってもしも日本政府が国債をすべて返すとすると、その分の貨幣が日本から消えます。むしろ経済は大混乱。
  4. 詳しくは国定信用貨幣論を参照しましょう。

まぁすごい簡単に言っちゃうと、家族の中で肩たたき券を発行して、それをかけてポーカーをしました。息子が大勝ちして、父親が大負けして父親は息子の肩を叩く羽目になりました。

果たしてこれは「財政問題でしょうか?借金問題でしょうか?」というだけの話です。そんなわけあるかい!でしょ(笑)

肩たたき券=日本円(貨幣)、家庭=日本国家と当てはめると、これを大騒ぎしているのがマスメディア、お馬鹿な主流派経済学者、そして頭空っぽの政治家というわけです。

「肩たたき券を発行しすぎるとハイバーインフレが~!」

「家庭の肩たたき券の負債を減らすべき!」

「肩たたき(財政出動)をすると、マンデルフレミングモデルで為替が変わって効果はでない(キリッ」

あぁバカバカしいかな、日本の経済学と政治とメディア。

 

・・・ところでブログに「クニノシャッキンガー」の画像を貼り付けようと画像検索したら、私の料理画像ががががが・・・反省。

・・・国定信用貨幣論でも料理画像がががががが(大爆死チュドーン!

冒頭の画像(笑)

主流派経済学は信じるな、信じるものは貧困になる

「肩たたき券を発行しすぎるとハイバーインフレが~!」のような「バカバカしい議論と主張」を繰り返してきたのが何を隠そう日本の経済学でございます。いや、世界もか(笑)

最近はようやくクルーグマンやスティグリッツ、ピケティ等々の「非主流派」が注目を集めておりますが、彼らが注目を集め始めたのは2008年の資本主義のクラッシュと呼ばれたリーマン・ショックからです。

 

詳細に論じることはしませんが、各家庭で肩たたき券をかけてポーカーをやっていたのを「グローバリズム!新自由主義!国際競争!」とかなんとか言って、アメリカ家、EU家、中国家、日本家等々が寄り集まって、ポーカーに興じだしたのが運の尽き。

EU家はイギリス、フランス、ドイツなどを中心に家庭連合を組んでみたものの、ドイツ家がその中で搾取中で大混乱。

アメリカ家は1970年まで圧倒的な力を経済力を誇るも、グローバリズムとやらで相対的に力を落とし、ついでにEU家、アメリカ家ともにムスリム家から難民が押し寄せて家庭内大混乱。

グローバリズムを取り入れて20年間負け続けの日本家は、オツムに血が登っているのか、EU家やアメリカ家の失敗を見ながらグローバリズムに絶賛疾走中。ギャンブルで熱くなると、負ける方向に突撃ってよくある話ですわな。

 

こんな中で買ったのはグローバル企業のみ、各国の国民は格差がどんどん開き、低所得層、貧困層をどんどん作っているわけです。

主流派経済学を信じた世界は、1980年からの40年間で自分の家庭を犠牲にして、金融やグローバリズムという資本主義のギャンブルに興じたわけです。主流派経済学を信じるな。あれはパチンコ必勝法と同じたぐいの「詐欺理論」です。

日本はこれからどうするの?

まずは「クニノシャッキンガー」というプロパガンダを否定して、正しく「日本という国家のためになるお金の使い方を政府がする」ということが必要でしょう。

更新時期の迫ったインフラ整備、韓国にすら負けている港湾の整備、将来予想されている南海トラフ地震に備えた耐震整備、地方を活性化するための地方インフラの増設、20年に及ぶ緊縮財政でダメージを受けた基礎研究への予算の増額、非正規の増えた労働市場の規制での低所得層への再分配、消費税減税や撤廃、削られた社会福祉の見直し等々。

 

どれも必要性のあるものばかりですが、常識的な「国家運営」が日本には求められているというだけの話です。

ギャンブルは身を滅ぼすといいますけれども、野放図な資本主義とは「ギャンブル」なのです。安定性のある「資本主義」にするために規制をむしろ強化するべきでしょう。

また自由貿易も単なる「手段」にしか過ぎなくて、現在は自由すぎるので保護主義にかじを切るべきでしょう。

お金と命、どっちが大事?

殆どの人は「命」と答えると思うのですが、日本政府のこの20年間の答えは「お金」なのでした。

つまり地震対策はしなきゃならないけど「借金があるからできないもんね」。

インフラの更新もしないと事故とか起こるけど「借金があるからできないもんね」。

労働者の保護なんてお金にならないので「大企業の言うとおりにするもんね」。その結果自殺者が増えても知らんぷり。

 

国民の生活や命、そして国土を守ることはすべて「安全保障」の議論です。つまり「命とお金、どっちが大事?」という問いは「安全保障と銭儲け、どっちが大事?」という話なのです。

そしてこれは1つのパラドックスなのですが、銭儲けに走りすぎた結果として「貧乏で停滞した日本経済と脆弱化した安全保障」しか残らなかったのです。守銭奴は信用を落とす、というのと一緒ですな。

逆にもしも日本が今から「安全保障を最重要視する」となると、実は経済も大復活間違いなしなのですね。

経済とは「安定した社会と、安定した暮らしの上でこそ活発化するもの」だからです。

 

「クニノシャッキンガー」という言説を聞いたら「あ、こいつ守銭奴や。アホが居るわ」と思うことにしましょう(笑)

 

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本日の男の料理 わさび菜の梅肉和え作ったよ

白菜でご紹介したのですけれども、わさび菜で作ったのでもう一回ご紹介(汗)

サラダ風で朝ごはんにぴったりですよ。

ところでこれ、また検索結果に載っちゃうのか(汗ダラダラダラ)

わ、私のせいじゃないもんね!Googleの精度が悪いんだもんね!

材料

  • わさび菜
  • 梅干し
  • 干しエビ(ちりめんじゃこでもOK)
  • 薄口醤油

調理手順

  1. わさび菜は適当な大きさに洗ってカット。梅干しは包丁で叩いておく。
  2. 梅干しは薄口醤油とボールで混ぜる。その後にわさび菜、干しエビを入れて混ぜたら出来上がり!は、早い!

薄口醤油は存外塩分が濃いので、少なめにしておくのがコツです。

 

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