3.11大震災に思う移民政策 | 反新自由主義・反グローバリズム コテヤン基地

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どうやら三橋氏の記事によりますと日本の移民労働者が100万人を突破し、イタリアと同じペースで増えている!ということで警鈴を鳴らしておられます。
一部では「ちゃんと管理すればいいんだ!」「今のところ治安は悪化していない!」と強弁する声が聞こえますが、そういうことじゃないんです!と強く言いたいわけです。
ちょっとした日本の未来を仮定して、そこで大地震が起こったらどうなるか?という「普通にありえるシナリオ」で考えてみましょう。
 
地政学的に移民は中国からが大半になるというのは論を待ちませんが、これは日本の労働力を中国に頼るということを意味します。これだけでも「結構ヤバイ」話で、外交上日本が中国に対してどんどんと腰巾着的になっていくという方向になるのですが、仮に日本政府が将来、非常に優秀で1000万人の移民労働者を「完璧に管理できた」としましょう。
この仮定自体が「壮大な妄想」で不可能ですが(笑)ドイツやイギリス、イタリア、アメリカ等々の「移民先進国より日本のほうが、移民管理が優秀」なんてあり得ませんが、まぁとりあえず仮定してみましょう。
そして奇跡的に1000万人も移民が入ってきても、移民が日本に馴染んで治安も悪化しなかったとしましょう。これも無理がありすぎる仮定ではありますが(笑)
中国人が400万人~700万人も入ってきて「治安が悪くならないわけがねーだろ!」と考えるのが常識的な考え方と思います。
 
さて、そんな無理のある超優秀な日本政府の移民管理と、中国人が奇跡的に日本に馴染んで治安が悪化しないという夢想的なシナリオであっても、ひとたび大地震が起きると最悪の事態になることでしょう。
東日本大震災の3.11の時に、いったい日本で何が起きたか?思い起こしますと「日本にいる外国人労働者が本国に逃げ帰った」わけでございます。
日本の労働人口6000万人のうち、1000万人を外国人労働者に頼り、仮に大震災が起きて500万人が帰国したとしますと労働人口から実に8~9%もの喪失が起こることになります。
「しかも被災地を中心に」でございまして、労働者が足りない中で果たして迅速な復興、復旧が「可能」でしょうか?
 
対処療法的に「移民でとりあえず、今の人手不足を埋めるの!」という結論は非常に安易で、日本の国土条件、災害大国であるという条件を考えていない愚論であると言えます。
何故なら移民労働者は日本に対してナショナリズムも、愛着心も、郷土愛も皆無なのですから。困難な中での復興に彼らが協力的である保証なんか、どこにもないし、むしろ逃げ帰る実例が3.11で示されたわけですから、移民推進なんてどんなに夢想的な条件を仮定してみても「日本を壊すもの、将来的に危機を生じさせるもの」であることは誰が見ても「明白」なのです。
 
2011年当時、中野剛志氏が動画でこう仰ってました。
「東北が大震災で大変な被害を受けた、これから復興していかなきゃならない時に、そして東北の産業である農業も復興しなきゃならないのに、そんな時にTPP!とか言う日本人って最低だよ!」
私もまったくの同感でしたし、なんで東北の農業が大変なことになっている時に、将来的に農家が食べていけないかもしれないというTPPの話が蒸し返されるのか、これじゃ復興なんて無理じゃないか!というのはある意味で常識的な怒りでしょう。
そして移民政策の推進と拡大とは、言い換えれば将来における大震災、大災害において「日本人を見殺しにするであろう外国人労働者を入れて、日本人を見捨てる政策」と言えます。
実際にそのような大災害が起こるか?と言われますと、南海トラフ巨大地震の確率は30年後までに7割と言われておりまして、被害想定額は220兆円!!死者33万人が想定されております。また断水、停電などの件数を合わせますと6000万件でして、国民の半数が被災するとすらいえます。
 
このような大震災が想定されているにも関わらず、そしてそれが実際に起こったとしたら、移民労働者は果たして日本に留まって復興、復旧に従事すると「思うほうが頭がどうかしている」のであって、気が狂っているとしか思えない。
農業関連での人手不足は、政府が補助金をしっかりするとこで「儲かる産業として保護する」ことで、若者の流入は必ずや増えるでしょう。
何回も書いておりますが、日本の農業への補助金は先進国中「最低」であります。ほかの水産業、林業に関しても保護し、生活の出来る産業として確立することが重要でしょう。
結局人手不足を移民に頼るというのは、要するに政府が金を出すのが嫌だ!という緊縮財政路線に染まりきっている証です。
 
移民労働者は確かに「効率的」なのかもしれません。しかし安全保障とは元来、非効率的なものでして効率化とは両立しないのです。
考えてみれば規制緩和、構造改革の目指す方向性というのは全て「日本社会の効率化!」でしょう。しかしこれを推し進めてきた結果として「国民生活の安全保障がどんどん削られてきた」からこそ「現在の閉塞感に似た状況」が存在しているわけです。
 
本日は最大限「移民が理想的、というより夢想的に現実的にはありえない仮定で上手くいった場合」という移民推進論者にとって「非常に好都合な条件」で論じてみても、移民は亡国にしかならないという結論に達しました。
移民1000万人の未来の日本社会で、南海トラフ巨大地震が起こったら・・・日本は二度と立ち直れない程のダメージを負うことになるでしょう。
まぁその前に移民で人手不足が解消されて、労働市場は相変わらず買い手市場、人件費はコストと見なされ、技術革新への投資は相変わらず停滞し、労働者の所得は増えず、日本経済が失われた30年を突破して、移民が寄り集まるスラムが出現し、治安は悪化し、というようなEUと同様の「通常のシナリオ」が一番可能性が高く、この上で南海トラフ巨大地震が襲ってくるという「最悪のパターン」を想定するべきだと思うのですが。
だからダメ!移民絶対ダメ!ですよ。
 

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本日の男の料理~白菜の浅漬~
本日は白菜の浅漬を自分で作ってみましょう!というレシピ。ごはんの友にぴったりですよっと。
 
材料
・白菜
・昆布
・鷹の爪
・塩
 
1)白菜はざく切りにして、鷹の爪は適当な量を輪切りにキッチンバサミでカット。最初に頭を切ってタネは捨てましょう。昆布は3~4cm幅のものを千切りにキッチンバサミでカット。
 
2)白菜の重さに対して2%程度の塩を入れ、昆布、鷹の爪も投入して塩もみ。ボールの上にラップを引いて、その上に同じサイズのボールをのせて、空のボールの中に適当な重し(私ならすり鉢)などを入れて、冷蔵庫で4~5時間寝かせて完成!
 
鰹節、醤油をかけて食べますと美味しいですよ!

 

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