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※この記事はあくまでも私が感じた総体的な印象と、「こんな子におすすめ」、「こういう子なら書きやすいかも」 という点だけピックアップしています。私の感想や作品のあらすじ、書き方のポイントなどには一切触れませんのでご承知おきください。
さようならプラスチック・ストローディー・ロミート 文/ズユェ・チェン 絵千葉茂樹 訳
ディー・ロミートさんはアメリカの児童文学作家で、元小学校教師という経歴をお持ちの方です 既出の作品でアメリカの児童図書作家画家協会・クリスタルカイト賞
を受賞された実績もあります
ズユェ・チェンさんはシンガポールの絵本作家、イラストレーターアメリカの美術学校を卒業後、アニメーターとして働いた経歴をお持ちです
翻訳の千葉茂樹さんは出版社で児童書の編集を経験し、現在はフリーの翻訳家として活動されています 未来を担う子どもたちに訴えかける本を作りたいという気持ちから子ども向けの本に携わり、現在は翻訳というかたちで継続していらっしゃる方です
さて、今年の小学3~4年生の課題図書の1冊。
「脱プラスチック」や「SDGs」が提唱されるようになった昨今。この本は、プラスチックが地球環境に及ぼす影響について、イラストと平易な文章で問題提起をする1冊です。
なので、この本も小説ではないので、主人公や決まった登場人物というものはありません。
同じく中学年の課題図書『聞いて聞いて!耳と音の話』(考察こちら)もそうですが、絵本という文章量に対して、かなりの情報が凝縮されています
言わずもがな プラスチックはストローに限ったことではなく、コンビニやスーパーの袋もしかり、パック容器なども同じことです。
この本はストローを挙げているところが、お子さんが関心を持てる要素かなと感じさせます。
家族で外食に連れて行ってもらったとき、ストローでドリンクを飲むのがお出かけ気分 とうれしくなるお子さんは多いと思います。
そのストローをきっかけに、3~4年生のお子さんが地球環境について考える機会 になりそうな本です。
それだけでなく、ストローの歴史についてもその起源から紹介されており🌿 大人の私も初めて知ることばかりで、とても興味深い内容でした
ごみの分別や地球環境の問題に関心がある子 は考えさせられる本だと思います。もちろん、ふだん資源やリサイクルに興味がない子も、この本を読んでみてほしいです。
ちなみにわたしは、家では洗って使える冷感ストローを利用してます
\5本で500円くらいですよ/
みなさんもぜひ、読んでみてくださいね!
お子さまの夏休み、読書と作文を少しでも楽しんでいただけるようがんばります
お読みくださりありがとうございました♪