さあ夏休みまで2週間きったところも多いですね

\追記!読書感想文講座はまだお申し込み間に合いますよ/
今年の読書感想文全国コンクールの課題図書、今回は1~2年生の課題図書について。
\2024年の課題図書一覧はこちら!/
※この記事はあくまでも私が感じた総体的な印象と、「こんな子におすすめ」、「こういう子なら書きやすいかも」 という点だけピックアップしています。私の感想や作品のあらすじ、書き方のポイントなどには一切触れませんのでご承知おきください。
アザラシのアニュー あずみ虫・作
絵本作家、イラストレーターである著者のあずみ虫さんは、講談社出版文化賞さしえ賞や、『わたしのこねこ』という作品で産経児童出版文化賞美術賞
を受賞した実績がおありです🎉
現在はなんと、アラスカと日本を行き来して野生動物の取材をしながら創作活動をしていらっしゃるそう アザラシのアニューも、そうした取材から生まれた作品なのでしょうね
もう書影から微笑ましくなってしまう
主人公はタテゴトアザラシの赤ちゃん アニュー。
親離れをして、野生の海で生きる術を身に着けながら北極の海を目指す
という、タテゴトアザラシの生態を子どもが親しみやすい作風で描き出した1作です
絵画は様々な手法、技法がありますが、あずみ虫さんはアルミ板をカットして絵具で着彩するという独自の技法を用いています

コロンとしたアニュー
ですが、その表情はとても豊か
海へ入るのも怖かったアニューが、少しずつ成長していく姿は見ていて微笑ましくなるものです。


このお話は、ひとりでなにかをする勇気が持てない子 に読んでほしいと思います。臆病だったアニューの変化に、感想も出てきやすいと思います

お母さんのそばをなかなか離れられない子も、この本はその背中をそっと押してくれそうです。
巻末には「タテゴトアザラシってどんなどうぶつ
」というページがあり、生息地や食物、特徴について、幼年向けにタテゴトアザラシの生態が書かれています


読み終えると、水族館にアザラシを見にいきたくなっちゃいそうですね

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お子さまの夏休み、読書と作文を少しでも楽しんでいただけるようがんばります
お読みくださりありがとうございました♪