夏休みまであと1か月とちょっと
今年の読書感想文全国コンクールの課題図書について、これから1冊ずつ考察を上げていきたいと思います。

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\2024年の課題図書一覧はこちら!/
※この記事はあくまでも私が感じた総体的な印象と、「こんな子におすすめ」、「こういう子なら書きやすいかも」 という点だけピックアップしています。私の感想や作品のあらすじ、書き方のポイントなどには一切触れませんのでご承知おきください。
ごめんねでてこいささきみお 作・絵
著者のささきみおさんはイラストレーター、挿絵画家、絵本作家と多岐に活躍されていらっしゃる方です
雑誌や絵本、教科書や新聞の挿絵の実績が多数あり、お子さんが親しみやすい絵を手がけていらっしゃいます。
この 『ごめんねでてこい』 は、ささきみおさん曰く 「大切な人を思いながら書いた1冊」だそう。
主人公は、はなちゃんという女の子。
そのタイトル、ちょっと苦しそうな顔をした表情
から、大人の方ならストーリーの大筋は予想してしまうところかもしれません。

小さな子の、「ごめんね」という言葉が本作の重要なテーマです。
人なら誰しも経験があるであろう普遍的な題材を、小学校低学年の子が読める文章量と、繊細な絵で描いています。
ささきみおさんの挿絵やイラストはどれも可愛らしくて微笑ましい作風ですが、この『ごめんねでてこい』の絵は他の作品と比べて、しんみりと胸に迫るものがあります。


低学年向けの文章でフォントも大きめ、一部漢字にはルビがありますが、本文のページ数は80ページ近くあります

本が好きで、ひとりで読書ができる子は無理なく読み進められる1作です。
おばあちゃん、おじいちゃんが大好きな子、ごめんなさいがなかなか言えない子にも、ぜひ読んでいただきたい本です。
私もタイトルと表紙の絵にひかれ、まず読んでみたかったのがこの本でした

まだ夏休みまで時間があります
ぜひ読書を楽しんでくださいね


ささきみおさんのInstagramはこちら♪
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お子さまの夏休み、読書と作文を少しでも楽しんでいただけるようがんばります
お読みくださりありがとうございました♪