助産師さんの「迷惑」ってなんだ。ダブスタの生まれる理由。※追記 | 助産師さんの観察ブログ

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12人産んだ助産師HISAKOさんを観察しています。いつかいいね数を越えるのが夢 だったのに閉鎖されちゃった

12人産んだ助産師さんは、なんだか言葉の定義が違うらしい。

前のエントリーで横に置いたモヤり、「迷惑」ってなんだ?を拾います。

 

今までのなんか違うはこちら。もはやシリーズ。

出会い

責任

助産師のお仕事

良いママ

 

動画「【夫婦学:1-07】なぜ利き手があるのか?」で、助産師さんは「現旦那は人の迷惑を考えない」と言いました。

 

現旦那さんの言動、でもそれ、迷惑?

基本、現旦那さんは横柄な口の利き方はしない方だと考えてツッコミます。

 

●大きなリクガメを飼いたいがペットショップには小さい個体しか売っていない。

前に見かけた、大きい個体がいるふれあい動物園(リゾートホテル?)に「買い取れませんか」即電話。

 

→ペット屋さんじゃないところに変な問い合わせ。迷惑というか変。

それよりも、長寿リクガメをそんなに飼ってどうすんだ。

現旦那さん60代という年齢も、たまに口走る「海外移住」発言からも、お店はともかく生き物に迷惑な感じ。

引取先のアテがあるとしてもなんか、嫌だ。

 

●外食行こう。何時からだろう。ネットで調べず開店前の店に「何時からですか」即電話。

→ 迷惑じゃない。

コロナ禍でお店の営業時間は不安定になってるし、電話で確認するの普通。

開店時間前でもお店の人は仕事。接客上等。開店後のお客さん多いときよりはぜんぜんマシ。

開店直前はさすがに避けて、時間聞くならついでに予約したらたいへん良い。

 

●百均でジップロック買う。探す前にレジの人や品出し中の人に「どこですか」即質問。

→仕事。普通。

レジ打ち中とか他の接客中とか、そこお構いなしに聞いてるなら迷惑。

 

●助産院兼配信スタジオ兼自宅建築では、気になったところがあれば職人さんに「ちょっとここは」即要望。

→設計仕様と違っていたらそりゃ伝えるべき。仕事。

仕様通りだけど変更したい場合でも、時間と対価を適正に提供するなら仕事のうち。そこ不十分なら迷惑。

 

他の動画では、「障害児が迷惑というなら人はみんな人に迷惑をかけてる。一人で何もかもできるのか。そのマスクも服も誰かが作っている。誰かに迷惑をかけている。スーパーでお惣菜を買う。それも誰かにお惣菜を作らせている。人に迷惑かけてる」。とも仰ってました。

…おう。

それ仕事です。作らせやがって迷惑な!じゃなくて、お買上げありがとうです。

 

助産師さんの「迷惑」。

難しい。

 

どうも言葉の意味の問題と考えるからダメみたい。

相手の立場から「迷惑」を考えるから、ズレるみたい。

 

仮説。

助産師さんは、じぶんがやりづらい、苦手なことを、「嫌がられそう」→「相手が嫌がっている」に置き換えて、「迷惑」と認識している。

 

じつは相手の立場も状況も、助産師さんの「迷惑」判断には関係しないのじゃないか?

 

助産師さんが「迷惑」とした現旦那さん行動を振り返ります。

お店に電話すること。

店員さんに話しかけること。

職人さんに要求すること。

 

「これくらいで、やだなー」→「嫌がられそうだなー」→「相手に迷惑でしょ」

 

基準は自分の苦手意識。

相手の立場は慮外。

 

助産師さんが実行してきたこと=「できない、そんなの迷惑でしょ」とは思わないこと。

 

学校に突撃すること。

教育委員会に病院紹介を求めること。

病院ルールも周りの目も他人の写り込みも構わず動画撮影配信すること。

身内の製品アゲるために他社製品を不当にサゲること。

スポーツジムで乳児はなしがいにすること。

オーダーしてなかった幼児階段対策を工期ギリギリで追加発注すること。

※2021/10/06追記。

完成間近!助産院ばぶばぶ工事進捗をお知らせします

お迎えシーサー、親子三頭をオリジナルで作ってもらったけど、玉に入れられたハートの模様はイメージが違うと伝えたこと。結果、作り直してもらえてる。

 

ぜんぶ自分がやりたくてやっていることです。

やりたいことに迷惑フィルターはかかりません。

 

助産師さんがやりたいことの前では、相手の立場、状況、意見、気持ち、すべて無力化されます。

だからダブルスタンダードが生まれる。

 

そういえば迷惑どころの話じゃなかった。

 

思春期の子に壮絶な反対されても子を作り、産む。

人のプライバシーを晒す。

 

助産師さんのなかでは、「やりたいこと」はすべて正義なのだ。

と思えば、助産師さんの「迷惑」がブレることにも筋が通ります。

 

なるほど。

 

その筋は周りを踏み潰します。

現旦那さんは好きでおそばにいるのでしょう、存分に踏まれてください。

それが喜びとなる関係もある。

 

でもこどもたちは皆、好きでその家にうまれていません。

「選んで生まれてきました」親の勝手な幻想が通用するのは、こどももそうと納得できるときだけです。

 

どうやら助産師さんは、自分がやりたいことに対して、真っ当な判断ができません。

判断できるなら、届いているはずの声を無視したりしない。

わたしたちのことなんか何も知らない人たち」なんて一蹴しない。

 

逃げられないこどもたちが、じぶんを失わずに生きていける世界を、みんなどうか持てますように。

近くの他人が、目と心を配ってくれていますように。

 

画面のこちら側からは祈ることしかできません。