カレー探偵、やみちゃん です。
第8話 ユスフザイ・ハラール(福岡市)
YAMI STEP.1マララ・ユスフザイ
2022(令和4)年、1月2日!!
私は新年パキスタン料理はじめをしたいと思い、さてどこに行こうかなと。
福岡でパキスタン料理といえば、2016年に調査した「マルハバ」さんと「ザエカ」さんがすぐに思いつくわけですが。(※過去記事必読)
↓↓↓
マルハバ / 福岡市 ■ カレー遠征・九州 [01] 福岡モスクの傍で気を吐くガチパキ店!
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12081213017.html
ザエカ / 福岡市 ■ カレー遠征・九州 [16] 豪腕アリさんのビリヤニとニハリ!
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12149136746.html
あの後、何か新しいムーブメントが起こっていないかと調べてみると、すぐにヤミヤミセンサーが発動!!
「ユスフザイ・ハラール」
という、ヨダレだらだら級のお店が出来てるっぽいじゃありませんか。
こりゃバスを乗り継いでいくしかないよねと。
店名の由来となった「マララ・ユスフザイ」さんはパキスタン北部KP州ミンゴラ出身で現在24歳の女性です。
女性や子供の教育を受ける権利を求めるための活動をしてる中学生の時に、武装勢力パキスタン・ターリバーン運動 (TTP) により銃撃され頭部と首に2発の銃弾を受けるも奇跡的に回復し、17歳の時にノーベル平和賞を受賞されました。
素晴らしい人物ですが、このお店は彼女と直接的には関係ないそうです。ぶわ。
YAMI STEP.2ユスフザイ・ハラールでビュッフェ
外壁にメニューが張り出してありました。
パキスタン北部の料理専門というわけではないようですが、ハリームやマガズなどガチ系が揃いつつ、料金が低めなことに歓喜しました。
日本人向けというよりも、同胞向けのお店では価格も低めなことが多いんです。
店内風景
狭い店内、15名も入れるかな?
オープンダッシュにつき先客ゼロ。
店員さんに訊いたら、「今日はホリデービュッフェのみです」とのこと。
一瞬、「失敗したか?」と思った(※)のですが、それはまったくの杞憂でした!!
(※ビュッフェは量が食べられる反面、単品よりもクオリティの低い料理を出す店が多いため)
MIX DAAL
なぜなら、ビュッフェなのにどの料理も単品と同じクオリティであり、、
MUTTON NIHARI
マトンがガン入りのニハリもあり、しかもその味わいは完全にガチであり、、
CHICKEN CURRY
チキンも骨付きでダニヤも薫り高いし、、
NAAN
ナーンは現地式の素朴な食事用丸ナンであり、、
KHEER
デザートのキールまで付いているんですもの!!
CHICKEN BIRYANI
ビリヤニも肉は潤沢で柔らかく、炊き立てでコメが立っていました。
CHAPLI KEBAB / MALAI TIKKA / CHICKEN TIKKA
さらにさらに!
スタッフが焼き立てバーベキュープレート(1人1皿)を配布に来ましたよ!
噴いた!!
このボリュームと大盤振る舞いに口腔内のニハリ汁を思わず噴いた!!
(そしてひとり寂しくティッシュでぬぐった!ぶわ)
チャプリケバブはもちろんマトン推定83%以上のガチ仕様。
(※店によってはチキン使用やツナギが多いこともある)
普通ならこのバーベキュー皿だけで腹が38%膨れるし、830円してもおかしくない内容ですちゃ。
いろいろ盛り付けて、豪快に手喰い!!
てか、このダル、、バターがガン入りで美味すぎ!!
癒されるわー。
新年一発目の諸行無常。
ビュッフェだけど、ボリュームが凄いから一巡だけでお代わりはほぼ出来ないレベル!腹パン!
てか、レベルの高いガチなニハリも含んで食べ放題、それで1500円(税込み)ぽっきりって。。
”お代わり自由”を求めるかどうかは人によって異なりますが、求める人にとっては、この店は全国でもトップレベルのコスパですね!
まあ、それもあってか、オープン直後にはムスリムに加えて日本人の食欲旺盛な男子もどんどんやってきて狭い店内はすぐに満席になりましたわ。
ところで、壁面に何やら謎の掲示が。。
そして店内には謎の記帳もあり。(自由閲覧可能)
・・嗚呼、これは、、カードゲームの大会をしてるんですね!
ムスリム同士の交流の場として、大活躍のお店ですちゃ。
こういう素敵なお店がまだまだ発掘できるから、カレー遠征©は止められません!
(つづく)
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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