漫画家デビューを経て、
ヒーラー・チャネ絵師になり、
メタ意識のスピ講座もやっている、
催眠療法士のヤミコです
さてさて、皆さま。
『喜捨（きしゃ）』
という言葉をご存じですか？
読んで字の如く、
「喜んで捨てる」という意味ですが、
上っ面だけのスピ論でもないし、
断捨離のことでもなくて、
仏教用語なのです
ある日、
お釈迦様が弟子たちに言いました。
釈迦
「明日から皆で托鉢に行くが、裕福な家ではなく貧しい家に行くこと」
弟子達
「え？しかし、貧しい家に行っても差し出せるものはほとんど無いだろうし、裕福な家に行った方がたくさんお布施を頂けますよ」
デスヨネー(・∀・)
私も弟子と同じこと思いました。
っていうか、
「貧しい人の家に托鉢行くなんて、
申し訳ないし気まずいじゃん」
と、
自分本位で考えちゃったよね
でも当然ながら、
そんな安易なことじゃなかった。
釈迦
「貧しい人たちというのは、今まで自分が貧しいと思って、他人に対して施しをしてこなかった人たちである。それ故に、貧しさから抜け出すことができずにいる。だから私たちが布施をいただきに行くのは、このような貧しい人たちを、その貧しさから救ってあげるためなのだから、貧しい人の家を回って来なさい」
えーーーーー…！
目からウロコ！
7、8年前この話を知ったとき、
まだよく意味もわからず、ただ「へぇ～」って感動で35へぇぐらいでしたが。
今になってわかる素晴らしさ✨
豊かさの循環の話だよね＾＾
貧しくなってくると、
人は出し渋るようになるし、
自分のためにしか使わなくなるし、
自分のことしか考えられなくなる。
つまり、
「自分さえ良ければいい」
になるのだ。
その心が貧しさの原因だと見抜き、
他者のために見返りを求めず施し、
その結果で豊かさが廻ってくるのだという『喜捨』の教え。
さすが宇宙の真理を悟ったお人
深淵なるありがたい教えです…！
しかし仏陀さん、知らん人からはサイコパスだと思われるかも？
（いらん心配ｗ）
「喜捨」っぽい雪山童子の過去記事。
↓
↓
これは尸毘王（しびこう）の話。
ごく当たり前の法則。
空きスペースがなければ、
新しいエネルギーは入ってこれない。
でもさ、
わかってても難しいよね
出来てない時あるもん 私（笑）
支払うとき、
「わ～、こんなに出ていくのか～」
って思って、
次の瞬間、ハッ…！(；ﾟДﾟ)！と古い思考に気づくって、いまだにあるもん。
せっかく良い買い物したんだから、
ありがたく感謝して使おうって思ってるのに、思ってた以上の出費になると、
一瞬「うっ…
」って、
ひるんじゃう自分もいるんさ。
ま、未熟な自分も良しとするけど
結局、
幻想である「現実世界」に、
どれだけ振り回されてるかって話でさ。
貧しくて大変な人を見ると、
つい同情心が出てきて、
「お布施を」なんて言えなくなっちゃいそうじゃん
でもそれって、目の前の現実しか見えてないってことなんだよね。
つまり、幻想世界を真に受けて、
本質を見抜けてないということだ。
言い方冷たいかもだけど、
貧しい人はある意味、自業自得というか、自分が選んだ末路でもある。
ってことは
その家へ托鉢に行かなかったら、
貧しい人をさらに貧しくし、
問題の先送りを手伝ったことになってしまうかも
「貧しい家こそ托鉢に行け」というのは、救済措置でもあり、
お釈迦さまの「慈愛」なんだよね。
現実は本体ではない。
現実は鏡。
現実はまぼろし。
現実は地球とリンクしている。
意識が本体。
意識が本質。
意識は宇宙の源とリンクしている。
現実をつくり出しているのは、
他ならぬ『意識』なのだ。
現実で起こることに一喜一憂せず、
本質を見極められるようになるといいですな。
私もまだ一喜一憂しがちだけど、
これからこれから
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