食料危機は来るのか?
我々にできることは?
前回からの続きです。
↓
結論を書く前に、
とある実験の話をしましょう。
ご存じの方も多いとは思いますが、
【ユニバース25】
という名の、マウス実験です。
『楽園に住むと生物はどうなるのか?』
1968年米国メリーランド州にて
動物行動学者のジョン・B・カルフーン博士のもと、あるマウス実験が行われた。
もしも、天敵がいなくて、
水や食べ物の心配がなくて、
病気や天候の心配もなくて、
広い空間に住めたら?
快適な「楽園」に住んだ動物は、
どのような社会を構築するのか?
それを調べるために、
マウス用の居住地を作り上げた。
これをもとに人間の社会形成を
説明できるとしたのだ。
楽園を4つのエリアに分け、
水とエサはいつでも食べられるように配置し、
病気の予防をして、
のびのびとした環境下で、
オス4匹🐭🐭🐭🐭
メス4匹🐁🐁🐁🐁
のマウスを、最初に楽園に放した。
その後、マウスたちは
4つのフェーズで進んでいく。
フェーズ1
┃適応┃
始めは見たこともない不慣れな場所への警戒心もあったが、
だんだん環境になじみ、マウス間で初の子どもが生まれた。
フェーズ2
┃繁殖・社会形成┃
その後、マウスの数は急増し、
300日で650匹まで繁殖は進む。
その後もマウスは何不自由なく、
ネズミ算式に繁殖し続け、
この時期、楽園に社会が生まれた。
それは、同じエサ場からしか食べないマウスが出始めたから。
食事という行動を通して、同じ場所で群れるという社会形成が生まれたのだ。
フェーズ3
┃格差・派閥┃
外敵もおらず、無限にエサにありつける環境下であるにも関わらず、
雄マウスたちが闘いを始め、ピラミッド的なカーストができあがった。
ボスの座をめぐっても権力争いが起こり、
ある程度育った子ども雄マウスも闘争に参加し、幼いマウスは上位の雄に食べられる。
まだ若いマウスは迫害され、精神を病んでいく。
雄のパワハラで言いなりになる雌。
出産マシーンとなった雌は、子育てを放棄し、産み落とされたマウスは死んでいく。
そして、
同性であろうと子どもであろうと、
見境なく交尾を求めるマウスや、
ストーカーのようになるマウスや、
引きこもりのマウスも現れた。
そして、他マウスに見向きもせず、
食べて寝るだけで、
群れから離れた場所に孤立して、
ただ毛づくろいだけしている、
“ビューティフルマウス”と呼ばれる
社会性のない個体も出てきた。
社会秩序はカオスの状態。
フェーズ4
┃終末┃
メスは発情せず、子孫を生まず、
オスはオス同士で交尾をしだす。
社会に関心を示さず、
メンタルに異常をきたすマウスたち。
出生率が下がり、
高齢化が進み、
死亡率が上がっていき、
やがて全滅した。
これが実験結果です。
そして恐ろしいのが、
規模を変えたりはしたものの、
同じ実験を繰り返し25回行ったが、
全部同じ結果になったということ。
25回すべて全滅しているのです。
だから【ユニバース25】
と言うわけですね。
現在の世界人口は78億人。
ここ50年間で約2倍に
人口は膨れ上がっています。
まるでネズミ算式に。
我々人間の社会も、
まるでユニバース25と同じ道程をたどっている気がしませんか?
近年、少子化が進み、
高齢化も進み、
引きこもりが増え、
鬱になる人も増え、
今やLGBTQは11人に1人の割合とも言われています。
…しかし
私はそれでいいと思ってます。
自然淘汰として滅びるのなら、
それはそれで仕方ないのでは?
昨今、異性や恋愛に興味を持たない若者が増えているのも、
たとえ無意識でも、これ以上人口を増加させないようにと、
何らかの力が働いていたりして…
考えすぎでしょうか
ただ、マウスとは違って、
人類は滅びない気がします。
とは言え、
忖度せずにぶっちゃけるけど、私、
人口削減はやむを得ない
とも思ってる🙄
いや、だって増えすぎでしょ。
『繁栄』って言えば聞こえが良いけど、
増えればいいってもんじゃないよね。
地球を腸内と考えてみそ?
人類は善玉菌ですか?
それとも悪玉菌ですか?
腸内の環境バランスで最適なのが、
善玉菌2
悪玉菌1
日和見菌7
の割合だそうですが、
働きアリの法則と似てますよね。
↓
自然界ってすごく共通してるなぁ。
やはり今、人間という「細菌」が
増えすぎてるのではなかろうか?
悪玉菌として人間を続けるなら
食料もずっと用意し続けなくてはいけない。
でも、質のいい食料は
大量生産できないから結局は、
質より量になってしまう。
粗悪な食物でも飢えるより良いから。
そうすると悪玉菌はさらに増殖していく…という悪循環。
「DSは人口削減を企んでる!」
「奴らは悪だ!倒せ!」
「光の連帯を作って叩き出そう!」
…本当にそれでいいのでしょうか?
彼らは悪ではなく、悪役を演じているだけなのではないでしょうか?
聞きたくない話だと思うけど、
フラットな感覚で読んでくだされ。
DSが悪玉菌だと仮定するとして、
悪玉菌がいなくなれば腸内が整うのか?というと、そうではない。
悪玉菌がいなくなると、
善玉菌は働かなくなるそうで、
悪玉菌がいるからこそ、善玉菌は善玉菌としての仕事を頑張るのだそうです。
働きアリの法則と同じじゃん
悪玉菌がいないと善玉菌は働かない。
怠けるアリがいないと秩序は保てない。
人間の骨も負荷がかからないと、
成長しないし丈夫にならない。
ピエゾ電流の話ね。
↓
もちろん、
DSの肩を持つ気はありませんが、
感情論で捉えたり、
あまりに3次元的な思考になると、
解決の糸口は見つけにくくなる。
「その問題と同じ次元で
考えても解決できない」
というアインシュタインの名言通り。
この世という楽園がこのまま進めば、
『ユニバース25』のような未来になる可能性もゼロではないと思います。
では、どうするか?
極論ですが、やはり
人口を減らすのもアリ。
まぁ、意図的に減らさなくても、
高齢者が多いから自然に減っていっちゃうのだが。
そもそもマウスと人間とでは条件が違うので、
同じ結果にはならないはず。
ただし人間の方が高等生物だとおごるのは愚かで、
マウスよりも酷い結果にならないとも限らない。
格差、戦争、災害、感染症と、
生きるのも簡単じゃない世の中なのに、
いまだに人間たちは縄張り争いに興じている。
テスラ社のイーロン・マスク氏も、
「日本はいずれ消滅する」
と公で発言しているほどです。
あ~、
結論書く前に長くなった~
今回は嫌な話ばかりになっちゃったので、次回にご期待を
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