46歳の夫は悪性脳腫瘍(膠芽腫)で手術をして約1年6ヶ月闘病後、2024年8月27日に旅立ちました。手術の後遺症で認知症を発症して寝たきりでした。

 

かたつむりここまでの経緯

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8月24日 亡くなる3日前


酸素量は93〜95%。

熱は37.5〜38.0度です。

尿は1日1000mlでています。

左手と左足の反応はほぼ無く、感覚が無いような感じ。

右手の反応はあるので、握ってあげると握り返してくれますが、数日前よりも力が弱くなった気がします。


目を開けている回数と時間が極端に減ってきました。

目を開けても眼球が上や横に流れてしまい、ほとんど視線が合いません。



でも、朝ちょっと視線が合った瞬間があり、

「奥さんの〇〇(←私の名前)だよ!わかる?」

と聞くと、微かに頷いてくれたような気がしました。

思えば、それが意思疎通の最後でした、、、





枕の位置を直すため頭を動かそうと、痛がる表情をしました。

右前頭葉の腫瘍が大きくなっているのだなと思いました。

子どもたちは祖父母の家に遊びに行っていたので、日中は2人でテレビを見て過ごしました。

私は落ち着かず、夫の手足をマッサージしたり、背中を拭いてあげたりしましたが、

身体の向きを変えようとすると、顔をしかめて辛そう。



子どもの小さかった頃の昔のビデオをパソコンで流してみたりしたけど、

耳で聞いていたかもだけど、目は開けませんでした。

もう少し調子が良かった頃に、見せてあげておけば良かったなと後悔。。。

 

呼吸の乱れは、そこまでありませんでした。

 

このような状態がもうしばらく、あと1〜2ヶ月続くのかと思っていました。