45歳の夫はなんの前触れもなく、2023年2月13日ごろから急に食べなくなり、話さなくなり、2月28日に救急搬送されました。

 

かたつむりここまでの経緯

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2023年9月9〜28日 在宅介護 <抗がん剤治療2クール目休薬期間> 手術から7ヶ月目

 

夫は3月に緊急手術をして以来寝たきりとなり、一度も歩いたことはない

 

記憶障害があり、重度の認知症のような感じなので、障害を理解していない。

 

夫は今も依然と同じように生活していると感じている時がある。

 

仕事については全く覚えていないのかと思っていたら、時々ふっと思い出すことがあって、

 

「今日勤務何?昼から?」と、勤務の時間や形態を聞いてくることがあった。

 

私が「ゆっくり寝られたー?」と聞くと「なんか、今週忙しかったわー」と、お疲れの様子。

 

「そっか、じゃあ今日おやすみだからゆっくりしなよ」と返す。

 

勤務中の時もあって、仕事の用語を織り交ぜながら私に質問したりするので、わからなくてはぐらかすとキレるガーン

 

どんな風景がどのように見えているのだろうか。

 

倒れる直前まで一生懸命仕事してきたもんね。仕事したいんだろうなぁと思うと切なくなる泣

 

たくさんの社員がいる中で、なんで夫なんだろうと思う。

 

 

 

夫は障害を理解していないので、いつも通り歩いたり車に乗ったりしていると思っている。

 

「子どもを迎えに行ってくるよー」と言うと「あ、俺行こうかー?」と言う。

 

ありがとね、優しいね照れ

 

 

 

大変なのは、起きていて頭が比較的しっかりしている時、時々トイレに行こうとすること。

 

筋力も落ち車椅子に乗るのも介助なしでは無理なのに、歩けると思っているので、


「トイレに行ってくる」と起きあがろうとするガーン

 

「まだ立つの無理だから、パットにしちゃっていいよ!後で交換するよ」

(夫の前ではなるべく「オムツ」と言う言葉は使わないようにしている、なんとなく)
 

と、説得するけど納得してくれず、また自分の身体も思うように動かずだんだん暴走してきて荒れてくるあせる

 

ベッドの柵を持って暴れるので、仕方なくベッドサイドに介助しながら座らせた。

 

立とうとするので必死に抑えると「どけよ!!!」と掴み合いになったガーン

 

麻痺のある左手はあまり動かないが、右手の力は相当なもの。

 

私はなぎ倒され、夫は右手で柵を持ち立ち上がろうとして、とうとうベッドから転げ落ちたガーン

 

どこも打っていないとは思うが、私はパニックになったあせる

 

夫は何か諦めたようにそのまま床で仰向けになって寝そべっている。

 

私一人ではベッドに移動させることができない。

 

仕方がないので、訪問看護師さんに電話をして来てもらって、みんなで抱えてベッドに移動させた

 

 

 

トイレに行こうとして暴れるのは結構な頻度になってきた。

 

尿意がわかるまで回復しているのは嬉しいキラキラ

 

尿意もあってトイレに行きたいのに、オムツにしなければいけないのは相当辛いだろうショボーン

 

なんとか夫をトイレに連れて行きたい!

 

 

 

 

続きは4月11日(金)19時30ごろ更新します!

「重度認知症の夫との会話は、謎解き」