45歳の夫はなんの前触れもなく、2023年2月13日ごろから急に食べなくなり、話さなくなり、2月28日に救急搬送されました。

 

かたつむりここまでの経緯

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病名発覚。平均余命は14ヶ月

手術後、家族の写真を見てもわからない夫

歯ぎしりと独り言が止まらない。悲しい日々

もうやるしかない。在宅介護の準備

2023年8月16日 手術から5ヶ月18日

 

子どもがおばあちゃんちから帰ってくる日。

 

朝から、夫には子どもの写真を見せたり「帰ってくるよー 会えるよ!」と声かけ。

 

夫はいまいちピンときてないようだけど、会ったらわかるかな?

 

そもそも、私のことも妻と認識している時もあったりなかったり泣

 

よそよそしく敬語を使われたりする。まだ、慣れなくて傷つく。(今は慣れました真顔

 

子どもが帰ってくる時間に合わせて、夫の機嫌を損ねないように朝からちょっと緊張。

 

 

 

 

子どもたちは夫の両親に送ってもらうことになっていた。

 

ガチャっ  ただいまー!!!! 息子の明るい声が玄関から爆  笑

 

いきなりパパに飛びついたりしないかヒヤヒヤしていたが、それはない。

 

6歳の息子はちょっと距離を取って近づこうとしないキョロキョロ

 

「こっちにおいで」私は息子を呼び寄せて、「パパ退院したよ」と対面させた。

 

夫は目をつぶって寝たふりをしている。

 

夫も嬉しい?緊張している?気持ちが読めないあせる

 

 

でも、その瞬間!

 

目を開けて、笑った!!! 子どもたちに笑いかけた!!飛び出すハート

 

よかった!!! 爆  笑

 

 

最初は私が間に入りながら、たわいもない会話を交わした。

 

でもそれ以上は、息子も何を話したら良いかわからないみたいだった。

 

病気になる前の夫だったら

 

「おばあちゃんちで何した?楽しかった?良い子にしてたんだろうな?」とか会話が弾んだだろう。

 

夫は息子の名前と歳がわからないようで、息子に「何歳?」と聞いた

 

ちょっと泣けてきた泣

 

つい半年前まで普通に話していた自分のお父さんに「何歳?」と聞かれて、息子はどう思っただろう?あせる

 

 

 

息子は、夫と会話が続かないことにすぐにつまらなくなり、戸惑っていた。

 

私はとっさに思いつき「お父さんと、ジャンケンしてあっち向いてホイをしたら?」と提案した。

 

息子と夫がジャンケンをする。タイミングがなかなか合わないが、それが可笑しかったらしく2人は笑っているチュー

 

そして息子と夫は、あっち向いてホイを2回した!!

 

これは、夫にとってかなり脳トレになったのではないだろうかビックリマーク

 

 

15歳の娘は最初は近づかず話せなかった。だいぶ警戒しているキョロキョロ

 

でも、夫と息子が話している様子を見たり、穏やかに寝ている夫の空間にしばらくいることで、

 

慣れてきて安心したのか、少しずつ近づくことができた。

 

息子ほど近くないが、久々にお父さんと向き合っている。


小さな声で恐る恐る話しかける。

 

よそよそしく話していて、話も噛み合わないので盛り上がりには欠ける。

 

私は「ほら、こないだ買ったグッズ見せてあげたら」と話題を振ってみた。

 

娘が好きなアニメのグッズなどを夫に見せにきて、遠慮がちに説明をしているニコニコ

 

夫は目を開けてじっと見ている。穏やかな表情で娘の話を聞いている。

 

これも相当、夫の脳トレになったに違いないビックリマーク

 

病院にいた半年間の中では得られなかった体験を、この日たくさんしている。

 

「自宅にいることが一番のリハビリになるよ」という看護師さんの一言は本当だな〜と感じたおねがい

 

 

 

久しぶりに4人が揃った家の中は明るかった。

 

 

続きは4月6日(金)19時30ごろ更新します!

「夫が暴れて寝ようとしない」

 

まとめ買いで節約♪

 

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食事がまともに取れませんでした真顔

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