2023年7月20日 手術から4ヶ月20日
夫が悪性脳腫瘍の緊急手術をして、
高次脳機能障害、意識障害、記憶障害、視覚障害、麻痺などあらゆる障害をおって、
5ヶ月が経とうとしている。
それでも、在宅介護をするぞ!! と心を決めた
以前と全く別人の夫が退院をして家に帰ってくる。
何をどう準備したら良いのか、どんな生活になるのか、子どもとはうまくやっていけるか、
本当に本当に不安で、本当に本当に寝られなくて、
どきどきして、ソワソワして、ふわふわしていた。
でも、もうやるしかない!!
地域のケアマネージャーさんと密に連絡を取り合いながら、障がい者手帳の申請や、
介護サポートの環境を急ピッチで整えた。
介護認定は4〜5月の初期抗がん剤治療時に申請していて、要介護5の認定がおりた。
リハビリ病院のスタッフが家屋調査にやってきた。
ヘルパーさん、訪問看護師さん、福祉用具店の方、ケアマネージャーさんも立ち会ってもらって、
ここへベッドを置いて〜 などのレイアウトの相談や、夫の状態の共有をした。
狭い部屋に、夫の両親も含め10人くらい集まって打ち合わせをした。
障がい者になってしまった夫のために、みんなが考えてくれて本当にありがたい
この時点での私の計画はこう↓だった
日中は車椅子に乗って過ごす。
週の半分はデイケア、夫の両親の実家で預かってもらいながら、私は仕事を続ける。
夜は子どもたちがリビングでテレビを見るので、夫は昇降機で2階へ上がり、いつも寝ていたベッドで寝る。
甘かった・・・
現実はこうなった↓
朝から晩まで1日中、リビングの端においたベッドで過ごす(リクライニング機能付き)
胃ろうを設置しているため、受け入れてくれるデイケアが近所になかった
夫の両親の実家はスロープが設置できないため、預けられない
私は仕事を大幅にセーブする
階段へ設置する昇降機は見積りが200万強 ちょっと手が出せなかった
設置できたとしてもおそらくほとんど乗れなかった
1階リビングに置く介護用ベッドの周りには、遮光カーテンを取り付けて、
子どもたちがテレビを見ても気にならないようにした。
(今現在、夜9時以降は基本テレビは見ない。見るときは音無しで見ている)
訪問看護師さんのアドバイスのもと、介護ベッドは壁にぴったりくっつけるのではなく、左右を開けた。
オムツ替えや着替えの介助がしやすくするためだ。
あとは、基本的に毎日ヘルパーさんにきていただくので、
部屋が散らかって見えないように(片付ける手間を省くため)、いろんなものを2階へ移動した。
2階がゴミ屋敷のようになってしまったけど
続きは3月31日(日)19時30ごろ更新します!
「リハ病院での成果。0→0だったけど大満足」