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韓国で「反日映画」に閑古鳥が鳴いている・・・文在寅の「反日強要」への抵抗と、国民の「反日疲れ」の意外すぎる真実 (msn.com)

 

ついに韓国の主要紙が「反日は時代遅れ」と書き始めた。

その背景には日本映画の好調と抗日映画の大不振がある。韓国は本当に親日国家になってくれるのだろうか。

前編『「文在寅現象」の落日…韓国の新聞が「反日への反省」を語りはじめたウラに、「日本アニメ」の意外すぎる実力があった!』につづき、日韓関係のこれまでの経緯を振り返り、今後の起こり得る両国の問題について、さらに分析を進めていこう!

 

映画「スラムダンク」が絶好調!
今年1月に訪日した外国人149万7000人のうち、韓国人が56万5000人で全体の外国人訪問客の37.7%にあたる。韓国では、訪日したい人が大勢いる。

日本のアニメ「The First Slam Dunk」 は先月4日に公開されたが、すでに観客動員300万人に迫っており、それとともに原作の漫画本、スラムダンクグッズやバスケットボールシューズなどの関連グッズの人気も急上昇している。日本を訪れる旅行者の間では、いわゆる「スラムダンク聖地巡礼」が熱気を帯びている。

「反日映画」大不振の真相
その反面不振なのが反日映画なのだという。

伊藤博文初代朝鮮総監を暗殺した安重根は韓国で義士と祭られており、学校教育でもよく取り上げられ、英雄として崇められている。その安重根の最期の1年を描いた映画「英雄」=原題=でさえ、公開されてから2か月近くになっても損益分岐点(340万人)を未だに越えられずにいるという。

ソル・ギョングとイ・ハニの主演で朝鮮総督暗殺作戦を描いた『幽霊』=原題=、認知症の高齢者が60年ぶりに親日派に復讐するという映画=『リメンバー』=原題=は惨敗した。抗日映画は昨年夏からずっと興行不振に陥っている。

新型コロナ感染前は日本を敵とした映画のほとんどが大きな収益をあげた。しかし、最近の抗日映画の惨敗で「映画館街で『無条件の反日』や『ノー・ジャパン』(日本製品不買運動)が通用した時代は終わった」という見方が出ている。

映画市場アナリストのキム・ヒョンホ氏は「従来の抗日テーマは、今後の市場をリードする20-30代の観客たちには訴える力が余あまりない」とコメントしている。

文在寅時代にあまりに極端な反日ムードを高め、日本製品不買運動を広げ、訪日自粛ムードを引き起こしてきた、その反動が今起きているのだろう。

今の韓国の人々は日本製品に親しみ、訪日を楽しんでいる。

文在寅政権時代にそれを無理やり抑えられ、生活の自由を抑えられた不便さを感じてきたのであろう。特に若者世代は、反日教育を叩きこまれた50代の親世代の人々のように文在寅思想に同調し、韓国人であれば日本に好感を持たないと答えるべきと考える世代とは違う。

若者は、自分の考えを偏見にとらわれず率直に表現できる世代である。

尹錫悦政権になり、日韓関係改善のムードが芽生えている。それとともにこれまで抑えられてきた、日本への好感度が一気に盛り上がっているというのが韓国の現状ではないか。

強烈すぎる「反日」の歴史
韓国の反日がなぜここまで根強く、強烈なのか。

日本人には理解できないだろうし、日本人が韓国と協力していこうとの意識を阻害していることを韓国人は理解していない。

韓国にとって中国は、支配王朝であった。

韓国は中国に対し一歩退き敬ってきた。韓国にとって「皇帝」は中国の皇帝であり、韓国は「国王」である(大韓帝国は日本の天皇制に対抗してできた帝国)。そのため、日本が「天皇」というのを良しとせず、これまで「日王」と呼んできた。韓国は日本に中国の文化を伝えた兄貴分であり、日本は弟分である。中国に対し劣等感を抱いていた分、日本には優越感を抱いている。

1900年以降、韓国はその日本に侵略され支配されたのである。それに対する強烈な反発が、反日を一層強くしている。

戦後韓国は日本から解放された。しかし、日本と戦って勝ったのではない。連合軍の勝利によって対価なく与えられたものである。そのため、日本に対する「克日」の思いが強い。日本に勝つことで被害者意識を乗り越える機会が失われた。

スポーツの大会でも日本との試合となると目の色を変えてくる。これは、何の場合にも日本に勝ちたいとの思いの反映であり、「克日」意識の反映である。韓国が発展し日本と対等になれば、こうした意識が変わるのかと思ったがこれまでは変わっていない。

ただ、最近の韓国の若者の意識は変化しているように見受けられる。

朝鮮戦争で、朝鮮半島は戦場となった。韓国は再び大きな被害を受け、南北に分断された。それは日本が韓国を支配して来た帰結であると考えるようになった。

しかし実際には、ソ連が戦争末期に参戦し、中国が人民解放軍を送り込み、分断を固定化したためである。

要するに、共産主義者の侵略性が原因であることを考えない。特に文在寅氏のような左翼の政治家にこの傾向が強い。

日韓国交正常化の際には、韓国の国力は日本を大きく下回り、北朝鮮と対峙するため、経済発展を優先する必要があった。

そのため、被害者個人への補償はなく、全て韓国政府が受け取り、日本に対して韓国が受けた被害を十分に償わせることなく妥協した、との思いが多くの韓国人に残る交渉となった。

反日を増幅させた「メディア」と「教育」
戦後の韓国人の日本を見る目は、こうした不満を存分に反映したものであった。さらに韓国のメディアや教育がそれを増幅した。

筆者が初めて韓国で研修した1975年ごろは、日本の蛮行を描いた番組が連日テレビで放映された。それが3・1独立運動記念日や8・15の解放記念日となると一日中、日本の蛮行の場面が放映されていた。

1982年末から83年初に韓国で日本の歴史教科書が日本の蛮行を隠蔽し、歪曲されたものであるとの批判がおきると、韓国の主要紙、当時は8面が一般的であったが、その内の1面、3面、4面を使って1カ月間ほぼ連日日本の蛮行について報じた。

慰安婦問題が話題となった時も、程度の違いはあるが似たような雰囲気であり、慰安婦支援団体が毎週水曜日に日本大使館の前に来てデモを繰り広げた。

故盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領(当時)は日本が竹島を日本の固有の領土としていることに対し、独島(日本の竹島)に対する領有権の主張は、韓国への再度の侵略につながると主張し、それが韓国人の竹島に対する強硬姿勢を生んでいる。

韓国の教育も、日本に対する警戒心を煽っている。

韓国における新学期は3月であるが、3月1日は独立運動が起きた月であり、韓国の生徒が最初に学ぶのは日本の朝鮮支配の過酷な状況である。

こうした、日本の蛮行という意識も、韓国の人々が日本を訪れるようになり、日本が平和愛好国であるとの真実が知れるようになると、徐々に見方が変わり始めた。

しかし、韓国人の被害者意識は心の奥に残ったままであった。それを改めようとするのが、中央日報が報じた朴教授の寄稿である。

「独立宣言書」は加害者排斥の代わりに真の理解を要請するもの

中央日報は、「[朝鮮半島平和ウォッチ]真の独立を拒む対日被害者意識」と題する、高麗大学政治外交学科・朴鴻圭(パク・ホンギュ)教授の寄稿を掲載した。

朴教授は、1919年の3.1独立運動の発端となった「独立宣言書」(韓国の宗教指導者など33名が、3月3日の大韓帝国初代皇帝高宗(李大王)の葬儀に合わせ、ソウル市内で宣言を朗読し万歳三唱したもの、4月上旬には独立運動は全国に広がり、警察署や町役場などが襲われた)の精神は、「傷を負った2000万人の民衆の痛みを強靭な意思で乗り越え、日本を恨んで追い出す代わりに、むしろ真の理解と共感を基礎に日本とともに仲良く新たな世の中を築こうとした」ことだと指摘している。

独立宣言書を朗読した韓龍雲(ハン・ヨンウン)は今後決して排他的な感情でむやみに行動しないことを強調して宣言書の朗読を終えた。被害当事者の民族代表33人は加害者の日本を排除しなかった。むしろ日本を包容し、共に良い未来に進もうとしたという。

朴教授は、「歴史問題の根源は被害者意識だ。それは日韓が協力することが国益だとの国益論だけでは解消しない」と述べる。

そして「韓国国民が、植民地支配が残した精神的トラウマから抜け出せない限り、真の独立に到達したとは見なし難い。

精神的独立は決して日本から得られるものではない。

それは我々自らが傷を治癒して到達すべき境地だ。そのためには自身に対して高い自尊心を持つと同時に、相手を排除せずに受け入れることのできる心的空間を用意し、既存の世界観を超える知的勇気が要求される」、と述べている。

韓国の主要紙に、これまでの偏狭な反日を反省し、広い見地で日本を受け入れようという論調が載ったことは傾聴に値する。

日本もこれまでの韓国の合意破棄にのみとらわれるのではなく、未来に向かって日韓がいかなる協力をしていくべきか考えるべき時に来ているのではないか。

そのためにはまず徴用工問題に協力して決着をつけることが重要である。

そうした必要性・意義を感じさせるのが昨今の韓国における反日是正の動きではないか。

 

 

 

世界中の「慰安婦像」を撤去してこい

 

今更本当の歴史を教えたら

 

国がひっくり返るんじゃないの・・・?

 

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