為末大学から「大殿筋の鍛え方」 | サラリーマンスキーヤーの日常

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競技スキーをしたり、バイクに乗ったり、トレッキングをしたり、走ったりしてます。その他、全国のうまいものを食べるのも大好きです。2016シーズン後半にACL損傷→再建術→2018シーズンからは競技スキーにも復帰しました。そんな日常をつれづれなるままに

為末大学の動画から

 

 

先日書いたコレ↑はずいぶん前に拾って、下書き状態で放置していたネタのサルベージでしたが

記事書くために動画を見ると、今度はYoutube行くとドンドンとサジェストされるようになるという罠

 

で、これはそんなサジェストされた動画の中から、スキーに繋がりそうということでご紹介

※動画自体は2022年2月にアップされたものなので、新しいものではないですが(;^_^A

 

 

ケツ大事ですよねぇという話

膝の怪我してからお世話になってるS-CHALLNEGEのトレーニングプログラム↓でも……

 

 

プログラムの内容はこちらからリクエストできるのですが、その際に鍛えたい部位の選択肢として「臀部」がありますし、スキーでも重要な部位(筋肉)かと思います

 

為末さんの動画では、陸上をはじめとした「地面」の上で行う競技が前提となっているので、「地面に対して力を加えて跳ね返す」というところに焦点を合わせた練習の紹介・解説という感じですが……

 

スキーで言えば、股関節を伸展させる=重心を前に移動させるというポジション的なところでの意味合いと、雪面に対して体重をかけていく(荷重)際にアイソメトリック(等尺性筋収縮)な働き方で筋力が求められるという側面があるのかなぁと思うのです

 

あとは切り換えでの身体コントロールでも筋力は必要だろうなぁとも

 

昔は、特にSLやGSの場合には筋力はあった方が無いよりも良いかもだけれど、むしろ板に対するポジショニングや荷重する軸を作る関節のコントロールというテクニカルなところさえ向上させれば(草レースレベルであれば)競技スキーでも十分なんじゃね?と思っていた時期もあるんですが……

 

そもそも論として、それなりの速度で滑っている中で、正確なポジションを作る、キープすること自体がそれなりに筋力が必要で鍛えることのアドバンテージはやはりあるでしょうし

スキー操作では、ゆっくりした動きでの筋力発揮というよりはパワー(筋力×スピード)が求められるわけで、それもやはり鍛える必要があるでしょうね

 

まあ、このあたりは

(特に草レースレベルだと)筋力はあまり無くても速い選手ってのもいたりしますから、あくまで同じ技術レベルの中では筋力あった方が有利、あるいは筋力があれば技術レベルプラスαのレベルで滑れるということなんではありますが、特にオフトレなんかでは筋力を向上させることを意識していった方が良いんじゃないかなぁと最近は考えています

 

動画の後半

ランジ動作でのトレーニングンを紹介していますが……

これ、スキーにつながる要素が多いように思ってるんですよね

 

片脚を踏み出して着地→圧を感じるあたりは、スクワットよりもスキーにつながる感覚を得やすいような感じもするし

スキーのターン動作を考えれば、大なり小なり(切り換えの一瞬を除けば)常に前後差がある中で運動しているというスキーの特性の中で(特に股関節だと思いますが)脚部の動作の動きを洗練させていくことに繋げやすいんじゃないかな

 

まあ、大臀筋だけがスキーのための筋力ではもちろんないわけですが

ケツ大事ってところで、思うところをツラツラと書き散らかしてみました