やまもっちんのチューニング日記

やまもっちんのチューニング日記

スポーツカーのチューニング等をやってるRacing Factory Yamamoto
代表取締役やまもっちんの公式ブログです。

天気がいい!

そうだサーキットにいこう!

というわけではないのですが、その理由は後で述べるとして、今日はね、

セントラルサーキットへいってきたんです。

お盆休みのくっそ暑いときにエンジンリッドオープンでコクピットの室温はエンジンルームと同じ、

そんなレースにBEATで出場したことは前に書きましたが、そのT-CUPというシリーズのレースがありまして

おいらも出場予定ではあったのですが、実はおいらのBEAT号は作業中。

なので今回は見学でございます。

 

で、そのレースが終わりまして、出場してた友人の車の前でおしゃべりしておりましたら

背中になにか異様な圧というか殺気じみた何かを感じまして、ふと振り向きますと

世界最速のBEAT号がパドックに鎮座し、おれめっちゃはやいねん的な孤高のオーラを

発生させているのでありました。

何気にこの緑いろのBEAT号、YOUTUBEでよく見かけていて、すげ~な~と気になっていたんです。

その走りはこんなかんじです。

この走りは、おいらにとっては同じBEATでと考えると、恐れおおすぎて

近寄れない、神様レベルなのであります。

実はこの動画を検証しながら、そうかバックストレートは150km/hかあ~

ならばギヤ比は・・・とおいらのミッションを組み込むときの参考にしておりました。

室内はこのような感じです。

BEATの特徴的なメーターパネルはかろうじて残されているものの、

もはや戦闘機。戦うマシーンであります。

制御はHKS V-Pro本気度が違いすぎます。

バンパーは何処へ・・・

エンジン丸見え。セクシーすぎておいらには無理です。

タイヤはヨコハマ050、Mコンパウンド。

 

ナンカンの1本\6000-のおいらのタイヤとはレベルもラベルも違いすぎでございます。

 

「いや~この車YOUTUBEで見せてもらってて気になってたんです。

実はね僕も最近、BEAT始めたんですよ~」

と声をかけたところ、どうやらこのブログの読者さんだったようでびっくり。

 

ちなみに排気量は、いまや手に入らないピストンで720ccだったり800ccだったりするそうで

ピストンもガスケットも特注品なのだそうです。

納得・・・

 

ちなみにですね、T-CUPという比較的レギュレーションの自由なレースは

ターボとNAクラスに分かれてて、速い車でのラップタイムは1分40秒付近

NAだと45秒付近です。

第一期BEAT号のベストは41秒くらいで、前回はなぜか45秒くらい

なんかいっぱいやったのに遅くなってるやん・・・

なので34秒で走ってしまうBEATは相当にモンスターであること間違いなしです。

 

何故かダイハツエッセとアルトがめちゃくちゃ多くて人気です。

チョロQみたいで平和に見えますが、バトルは熱いです。

若かりし日の、地元六甲山走りや仲間がですね、大勢、シビックやら86から軽四に転向してまして

このレースにエントリーしてるんです。

で、おいらより後ろのエッセには、少し速くなってもらって、おいらは、ほんの少し有利で

毎回、僅差でかっこよく勝てる・・・

そういう姑息な策略で、おいらより後ろの車を、おいらより速くならない程度にチューニングする。

・・・ということをしております。

すべては、おいらがかっこよく見えるようにするためでございます。

なので、緑のBEAT号とは一緒にはしれないのが残念です。

いつまでも卑怯でいいです。

こちらのブルーのエッセが裏六甲ドライブウェイ最速伝説の?ドライバー

やっぱり速いんです。

でE-Manageがついております。

で、こちらがその伝説ドライバーに何しても勝てない某くん。

この差はE-Manageだということで、一昨日、出張から帰ってきて徹夜でセットアップ

してきたんです。

何といってもレースまで1日しか時間がなかったし、配線図だけの情報で

かなりへんてこなセットアップをしたので不安です。

コンピュターすげえ~とセット中、深夜の高速道路で大喜びだった某くんがちゃんと

結果を出してはしれるのかどうかをチェックしに見に来るというのが、

実は本日のお仕事だったのであります。

予選では、ちゃんとベスト更新ができたそうなので、それなりに効果はあったのかと思います。

またセットについて変なことをしたのは後のブログで要望があれば、(おそらくないだろう)

書くつもりです。

レース結果については・・・

予選でリヤ左タイヤが、ハブベアリング焼き付きで外れて飛んで行って

タイヤが先にゴール。

よって不参加。

 

なんじゃそれ!?

 

 

 

 

 

夜PCに向かって仕事しないといけないなあと思いながらついついYoetubeを見てしまって、

そうこうしてるとお腹がすいて、冷蔵庫のなかを覗くのだけれども、そこにはもやししかなく・・・

それを炒めて味の素と塩コショウで味付けして喫食。

すると眠くなって横になると眠ってしまい、気づくとAM2:00。

食っちゃ寝の生活はいけないと、チャリンコで深夜のお散歩にでかけると、

初めて肌寒いと思いました。

アマゾンで買った2万円のマウンテンバイク風チャリンコは3x7段も変速機構がついており

自転車のプロから言わせれば、お話にならん物なのだそうですが、

おいらは非常に満足しており、どこまでも走っていけそうな気がします。

もう何十年も通っていない路地裏や、今まで入ったことのない道を通ると

小さい発見があって、最初のころはそれも新鮮でしたが、それにも少し飽きてきた今日この頃です。

おいらの町は小さな田舎町でございますので、大したものもございません。

しばらく旧市街を走るとなだらかな丘陵地帯があり、坂を上ると吉田茂の側近的な人物だった

白洲次郎の眠るお墓があるお寺がありまして、そのお寺は、かつて地元のエリート的小学生が

通う関西でいえば浜学園、全国でいえば、日能研的な進学塾であり、

おいらはそこへ通う劣等小学生でありました。

田舎のお寺の塾だけに、塾生が下手を打つと警策でバチンと肩を打たれる超仏門的スパルタな

今では考えられないような塾でございました。

ですが、退屈なこの生活から抜け出すためには、一生懸命勉強して神戸市内にある灘中を目指すしかない!

だけれども遺伝子的にそれは無理。

六甲中学は通うのが無理。

関学付属は金銭的に無理。

ということで岡山県にある、とある全寮制の進学校を勧められましてそこを受験したのです。

岡山駅の近くのホテルをでて、地元の小学生3人が塾長に連れられて受験に向かうのですが

電車の車窓は、どんどん街を離れて田園風景の広がる風景に変わっていき

たどり着いた最寄駅は、無人駅。その駅前には小さなさびれた感じのタバコ屋がポツンとある。

そんな感じの世間とは隔離されたような場所だったのです。

騙された・・・

これは何としても不合格にならなければ。

6年間この場所で過ごすということは生地獄のように思えたのです。

それは小学6年生だったおいらにとっては、とっても大きな挫折であり

人生の失敗の始まりだったかもしれません。

 

たまたま、今入庫してるNSXがその中学校のあるあたりの車なんです。


で、そんな昔話をしたところ、ああ~あそこはね、みんなお医者さんになるんですよ~って。

アニメ版ブラックジャックの手術シーン以上では、ほぼ卒倒してしまうおいら的には、

お医者さんは頭脳的以上に生理的に無理です。

それはさておき、いま中学受験の問題とか見ると驚くほど難しいですね。

いつの間に、こんなに馬鹿になってしまったのだろうと、時折思うのです。

 

パソコンとかね・・・

よくわからんのです。

何か困ったことがあると頼りの山田くんの登場です。

深夜2時パソコンの不具合診断中。

こんなとき、あの時もっと勉強してたら、いとも簡単にPCくらい直せたのであろうと

つくづく後悔するのです。

 

メモリの容量が何ギガとか通信速度がとか・・・よくわからんのですよ。
特に理科と算数。

 

もう一度、小学生からやり直せば、人生がなにかこう、光り輝くギラギラしたものに

変わって、この単調でつまらない日常からおいらをパラダイスなときめく世界へ

連れて行ってくれるのだろうか?

 

そんな感じの秋のはじまりを感じたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうすぐ冬やね・・・

久しくブログ更新をさぼっておりました。

9月も半ばを過ぎて、いまだに暑いですね。

今年は冬が来ず、このまま来年の夏がはじまってしまうのではないかと憂慮しております。

近頃ですね、なんだかインフレーションを顕著に感じております。

といっても主にコンビニ弁当とかラーメンの値段、あとは金属系の材料とかですね。

チューニングパーツの値段やNSX純正部品などは、世間一般のインフレ率より

顕著にあがっているように思います。

円安とプーチンの侵略戦争とが大きな原因で、経済成長しているというのをまたっく感じません。

そこで、RFY製品もどんどん値上げしていかなくてはいけないのですが

企業努力のため、おいらにできることはないかということを必死に考えた挙句、

出た答えは外食をやめ、できるだけ安い食材でおいらを働かせるということです。

そしてスーパーマーケットをマックスバリューから殺伐とした24時間営業のラムーというスーパーに変え

毎日もやしと納豆を食べる生活に変えました。

細もやしが売り切れなときは、とても悲しくなります。

それが原因かどうかわかりませんが、毎日やたらと眠いのです。

食べた後にすぐに横になれる環境、これは人を怠惰にします。

中国東方航空で往復のコロナにかかってから、いまだになにか、精神的、物理的に体が重く

しゃきっとしないんです。

 

そんなわけで非常に怠惰な夏を過ごしていたのでした。

 

今年の夏といえば、

お墓参りに行って、花を供える墓石にビルトインのあれが、めっちゃファンネルに使えそうだ

と思ったことや・・・

マレーシアからタコメーターが何故か動かないNSXのレンタカーでお友達がやってきたこと。

まあまあレンタル料金が高くって

おいらのNSXもレンタカーにしたい。エアコンないけど・・・と思ったこと。

 

ちかごろのサンマは細いわりに高いなあと思いながらBBQしたこと。

NSXの6速ミッション載せ替えの仕事がほぼ、これってレストアじゃんてきな

大がかりなものになってかかりっきり。

決算やなんやとかぶってあんまりにも大変だからアメリカ人のお友達でNSXメカニックの

お友達に泊まり込みで手伝いに来てもらって

そうこうしてる間に、アメリカからNSXが届いて日本のナンバープレート取得に成功し

某 Jズレーシングに就職することが決まったそうです。

 

おいらは久しくやってなかった軽四のレースに出るために、タイヤ注文したのに届かず

まあいいやって出場した結果あまりふるわず・・・

決勝前にエンジンのリッドを閉めようと思ったらハードトップを外さないと

取り付けできないことが発覚し、エンジンルームの温度と同じ室温で10周スプリントレースを

意識が朦朧としながら走り切り28台中7位スタート5位でチェッカー。

チューニングカーとしてはスペック低すぎとエンジンをやり直すことを決意。

現在シリンダーヘッドを戸田レーシングが秘密の加工中です。

といってもシートカットだけです。

 

おいらの後ろの車からの車載映像。

あかんなあ・・・

 

もう少しすれば、きっと・・・

この退屈で怠惰な日常から抜け出し旅立つことができるのではないかと

夢見ながらもう少し眠ってみます。

 

あさんサーキット。

山中、散々彷徨いまして、幸運にも道路上に、阿讃サーキット→のサインをみつけまして、

無事とはいいませんが、命からがら辿り着くことができました。

 

阿讃サーキットはあります!

 

サーキットへの最後の勾配は、神戸電鉄もびっくりの急こう配でございます。

自転車なら21段ギヤの一番軽いのでも諦めて手押しで登るレベルです。

勾配を登りきった右手のトンネルを抜ければパドックでございます。

しかし・・・

何度切り返しても、やはり曲がれない。

奥の駐車場で転回して、逆方向からアプローチするもやはり曲がれない。

最終コーナーあたりのガードレールを外して貰いようやくパドックへ入れました。

RFY占有、貸切でございます。

走行準備をします。

ひとりレーシングチームごっこを思う存分楽しめそうです。

雨雲より高いところにある天空のサーキット阿讃サーキット。

下界よりアスファルトが乾いております。

これはひょっとすると、ドライ路面になるかも・・・

で、走ってみました。

今回は、以前に軽トラックのアクティやらアクティや中古のビートのミッションやらから

部品どりしまくって4個一になったミッションの試運転でございます。

いや、ミッション調子よくなった!

そしてタイヤの消耗具合からキャンバー角少しネガティブにしたのとアライメント変更。

それはそれで良さそうなんだけど結構に路面があれてるのでS字は攻めずに行こう。

S字というよりは九十九折。

なかなかそこらの峠より厳しいなあ。

 

でもなんかパワーダウンしてるような気がする・・・

いやいやオイル交換くらいしかしてないねんけど。。。

しかもランダムに高回転でフェイルセーフに入ってしまう。

7500rpmシフトでもたまに起こる。

何かが治れば何かがつぶれる。

これがビートの正しい遊び方!?か?

 

ついでに言えば、なんだか水温も高い。

ヒーターオンで走ったから汗だくです。

 

エンジンとか本気でちゃんと組みなおしたい。

いや、いかん。

そこはぬるくいくのだ!

とりあえずフェイルセーフはEマネ外しても起こるからなんかわからん。

故障診断が気が重いなあ。

せっかくクロスミッションになったのに高回転回せないからつまらん。

ところどころ濡れてるけど、まあまあ走れた。

良しとしよう。

 

ちなみに帰り道、あかん工事中や行かれへん!と積載車を展開できるところまでと

超スローで15分ほどバック走行。

すると、ああ~こんなところで車来た!とまた前進。

なんとか退避場をみつけて道を譲ったら、阿讃サーキットの人で、親切に山を下りるまで

道案内していただきました。

 

天空のサーキット、阿讃。

それはサーキットへ行く前と後がサーキット走行よりハードである!

そんなサーキットでございました。

 

初回¥5000だけど1回25分のセッションは¥1800-

おいらは3セット走行しました。

 

自走できる軽四レーシングならいいかなあ。

うん、うどん食べて帰ろう。

三好市なのかなあ・・・

うなどん定食¥950-

 

次回は福島リンクサーキット7月11日ごろの予定。

それまでにいろいろ対策しなくっちゃ。

 

つづく

 

 

 

 

 

いやあ毎日、まあまあ降りますね。
雨降りのサーキットは嫌だなあ・・・

というわけで週間予報を見て、降水確率が50%以下なら決行ということにしまして

玉ねぎ王国経由、一番近い海外、四国アイランド行きを決行いたしました。
 

その前にですね、ちょっとこんな細工をしていきましたを報告します。

オイルパン容量アップです。

ネットで見つけて、今度買おうと思ってたのだけれど、

何故か再発見することが出来なかったので類似品を作りました。

オイルパンの蓋に30mmのアダプターをサンドイッチしオイル容量を増やして、

油温対策と偏りを防止します。

ストレーナーを延長して容量アップされたオイルを更に下から吸い上げるので、

オイル偏りの心配はなくなります。

かといって、オイル偏りで、空打ちしてたかは分りません。

水温が比較的高めだったので少しでもエンジン温度を下げたいというぼと安心感、

かといって、オイル偏りで、空打ちしてたかは分りません。水温が比較的高めだったので少しでもエンジン温度を下げたいというぼと安心感、それが理由です。

ただし、地上高は低くなるのでコースアウトや高い縁石をまたぐとヒットする可能性があります。

マフラーのフランジより4mmくらい低いです。

せっかくなので商品化してみました。

¥30000-で販売します。

購入希望の方は

よりお問い合わせください。

 

 

 

さて話は戻りまして、まずは橋をわたって四国を目指します。
昔昔、明石海峡大橋が出来る前、たこフェリーでしかたどり着けなかった

玉ねぎ王国、淡路島。神様が日本を作るとき最初に作った国生みの地であります。

まるごと玉ねぎが入っているカレーやうどんが淡路島の名物であります。

うん、普通に玉ねぎです。

おいらも自炊するのでカレーを作ったりしますが、玉ねぎは大量に入れます。

でもその玉ねぎは、影も形もなくなります。

それを見ながら、これがエントロピーの増大なんだって納得したものです。

 

さて、玉ねぎを食した後は、香川県高松を目指します。

香川県と言えば、言わずと知れた、うどんの地。

コンビニの数より多いうどん屋さんがあるにも関わらず、

コンビニでも、当たり前のごとくうどんを販売しています。

そんな香川県に、四国カートランドというのがあります。

予約をしておくと、レンタルカートに乗れます。

こんな感じのです。

おいらのサーキット行脚には、実はカートコースも含まれておりまして、

前日にカートで練習しておけば、翌日、事故る気がしない的な効果があります。

レーシングカートはレンタルといえども、遊園地のゴーカートとちがって

ちゃんとモータースポーツでありますし、実際に乗ると思った以上に体力と

精神力を試されます。

おいらは速く走るのを、あきらめ系走りたがり屋ですから、色んなところを走ってみる

ことにしております。

ちなみに、天気がいまいちだったからか、コースは貸し切り状態です。

平日に行動するおいらは、コース貸切であることが非常に多いです。

誰にも見られることなく、自分が気持よく走れればそれでOKのおいらにとっては

非常に好都合であります。

ちなみにこのレンタルカートマシンはヨーロッパでは良く見るのだけど、日本では殆んどない

かなり丈夫で壊れにくいマシンなのだそうです。

速くは走れないので、できるだけコンスタントにタイムを刻む練習。

初めてのサーキットでどれだけ素早く、自分にあった走り方やラインを見つけるか?

適応力が鍛えられます。

うん、我ながら、なかなか渋いタイムチャートだ・・・

コースは、路面が荒れてるところがあってかなりマシンが暴れます。

路面のコンディションで体力の消耗度が大きく変わりますね。

首が痛いです。

ですがせっかくですから・・・めいっぱい。
20分x3本セットを走行し、湿度のせいか、レーシングスーツびっちゃびちゃ。

自分の汗に卒倒しそうでございます。

さて、翌日はいよいよ天空のサーキットと噂されるサーキット。

日本で最も辿り着くことが困難、そして地元民ですらその存在をしらない、

だけれども四国の「走り屋の聖地」そう呼ばれて久しい謎のサーキット。

誰もがその存在すら確認できないという、四国唯一の自動車レース場、

阿讃サーキットを目指します。

Google Earthによれば、それはあの山にかかる雨雲の中に・・・

降水確率40%むなしく、しとしとと雨が降り続いております。

この時点で諦めるか?帰るか?けっこう真剣に悩み中です。

まあ、ダメもとでコースまで行って、あまりに酷い天気だったら・・・ってことにして

とりあえず出発~
Here We go~♪

 

Googleナビに従って、山中わけいってきました。

もう、そこらの木の枝がバチバチと積載車のキャビンに当ります。

 

んん。
マジでここで左折???

いや右も左も嫌やって・・・

しかしここで問題発生!!!

進めば進むほど、目的地への距離と時間が増えて行くじゃないですか?

もう、なんのこちゃら?
しかし、積載車をUターンさせるほどのスペースは何処にもなく、

前をむいて進むしかありません。

そして辿り着いたのは、工事中。通行止め。

これってまさかの遭難???

やはり天空のサーキットは、伝説だったのか?

もう、ひたすら積載車が転回できるような場所までバックで戻るしかない。

後ろを見たいが、昨日のカートでか首が痛い・・・

 

天空のサーキットあさん

 

行くも地獄、戻るも地獄。

辿り着けるのか?

(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NSXヨーロッパツアー3日目です。

翌日は朝食食べてチェックアウト、皆様とお別れすることになるので

最終日になるのですが、最終日は恒例のカートレースです。

会場はボローニャ地方にあるこんなところです。

 

続々と集まってくるNSX軍団でカート場レースでレースをします。

もちろん目指すは1着でございます。

前は、なんとなく数グループに分かれて耐久レース的にチームを作ってレース形式でした。

もちろんおいらの参加したチームは優勝しております。

今回は、個人戦です。

およそ60名弱のドライバーが練習走行、予選。

予選で早いものから順に3つのカテゴリーに振り分けられてそれぞれ遅い順から決勝レースをします。

もちろん目指すは優勝であります。
ちなみに、アメリカのNSXPOのカート大会ではおよそ200名中2位でした。

1回目の練習走行では1位でしたが、予選は不運にも前輪にスローパンクチャーが起こり

3位へ脱落しちゃいました。

で決勝はというと、3周目の2コーナーで前の2台を抜いて1位浮上。

そこから3周くらいトップを走るも、突然の雨に見舞われまして、

パラって来たなあと思った瞬間スピン。

そのあとみんな突然の雨にスピン大会になって大波乱。

結果、7位でレースを終えました。

悔しいなあ・・・

1位の真ん中の人は、イギリスでNSXメンテナンスを生業にしてるトム、
2位がATRレーシングのクリスチャン、
なんやろこのうれしそうな顔、むかつくなあ・・・
3位がクロアチアのアレサンドロ。彼は明日行く予定のドラーゼンのお友達であります。

まあ、一瞬ではありますが全員においらの背を拝ませることができたので良しとしましょう。
ヨーロッパの人たちは総じてアメリカンドライバーよりも運転上手な気がします。
 

カートの後は、アイルトンセナ回顧展。

 

翌朝、朝食を食べて・・・

おいらは少し早めに、皆さんとはお別れ、
一路クロアチアに向かうのです。

ってクロアチアって何処やねんって感じですが・・・

イタリアのボローニャあたりから、およそ5~6時間、一瞬すこしだけですが、

スロベニアに入って、アドリア海方面に進んでリエカというところが第3目的地でございます。

日本でいえば、海のリゾート、なんとなく湘南とか江の島みたいなところです。

訳あって、そんなところまで足を延ばすことになったのでございます。

もちろん辛くてしんどいお仕事のためです。

ああ~でも来てよかったかも。

なんかこの景色落ち着く。

またもや激安ホテルチェックイン。

普通の家やん。
これって民泊???

 

つづく

 

コロナでしばらく活動を休止していたNSXクラブヨーロッパツアー、

久しぶりの開催地はイタリアです。

というのもアイルトンセナの没後、30周年ということで、

アイルトンセナのトリビュートツアーといコンセプトでもあります。

なんといっても、アイルトンセナといえば、やっぱりマクラーレンホンダのイメージが

強烈ですよね?

セナもまたNSXオーナーの一人でございました。

さて、集合場所であった、JASモータースポーツをあとにしたNSXCEは、

セナともホンダとも全く関係ありませんが何故かパガーニの工場へ向かいます。

 

なんだか昔、パガーニに使う部品でバックモニターが欲しいという依頼があって、

普通のだと熱で溶けちゃうからスーパーGTで使ってるようなのが欲しい言って言われて

取り寄せたことがあるのだけど、そのときに初めて、

パガーニという存在をはっきり認識した記憶があります。

その車は確かパガーニゾンダだったと思うのだけれど、なんだかドアが落ちたとか、

窓が落ちたとか・・・

なんかそんなこと言ってたような気がします。

その時には夢にも、おいらがパガーニの工場見学にくるとは思ってませんでした。

パガーニについてよく知らない方はことらを読んでみましょう。

有名な高級デザインブランドといえば、ファッションも車もなんでもイタリアなイメージです。

プロダクトデザインでいえば、

なんかやたらかっこいいのが、フェラーリで有名なピニンファリーナ、

それのちょっとダサい盤がジウジアーロ

そんな認識でよいのかと、勝手に思っております。

でパガーニは、ランボルギーニにいたデザイナーのパガーニが、

よくロックバンドの音楽性の違いで解散するやつみたいな感じで、

三角定規とドラフターだけでデザインしたような、

三菱の角田設計課長が設計したような直線ばかりのデザインに嫌気がさし、

雲形定規も使いたいぜ!といってモデナデザインを立ち上げたのかと勝手に妄想しております。

工場の内部は、撮影禁止でございましたので、お見せすることができませんが、

そのかってんば妄想は少し違ってたのかなと再認識しました。

きっと目指しているのは、アートアンドクラフトとテクノロジーの融合なのでしょう。

おいらは、バウハウス系のアートスクールを出ておりますので

無駄な装飾を一切使わない、ファンクショナリズムに傾倒しておりますので、

ややイタリアンな車には否定的でございます。

ただファンクショナリズムに傾倒しすぎると画一的で同じようなものばかりになってしまう。

だからちょっと遊び心を加えた、モダニズムあたりプラス、ちょっと手作り感的なところが

おいらの目指すところであります。

なんかわかりませんがスーパーも行き過ぎると、ちょっとこっぱずかしい的な感じがあるので

NSXくらいがいいです。

いや、でもね、パガーニを所有することは一生ないだろうけど、

この工場を見学できたのは、よかったです。

 

さて、パガーニの工場見学の後は、ホストホテルへチェックインです。

ホテルの名前は、ホテルカステロ。

セナが亡くなる前日に宿泊していたホテルです。

これはおいらが泊まった部屋なのだけど、特にどの部屋も特別というのはないらしく

同じグレードなのだそうです。

だから多分こんな感じ。

バスルームはバスタブはなくシャワールームのみ。
いまだにどうやって使うのか謎なビデがあるのはヨーロッパあるある。

なんかフランスのスーパーで買ったシャンプーがメロン味というかメロンのにおいがする

お子様用シャンプーでした。

持って帰ってきたけど、これで頭あらうとバサバサになるからずっと残ってます。

まあ、セナだからといって特別すごい部屋ということはなく、ごく一般庶民でも泊まれる、

どちらかといえば、ごく普通のホテルです。

というのはロンデニスの陰謀だったとかなかったとか?
 

で、夕食は、そこから車で数分のところ。

こちらでもセナが亡くなる前に食べた最後の食事と同じものを食べました。

これもまた特別ではありません。

オーナーがいろいろと、その日のこと、セナがどんな様子だったとか

いろいろお話しを聞かせていただきました。

で、翌日はイモラサーキット参拝???

駐車場にNSXがずらりと並びました。

レンタカーグループの海外から参加組ということで、おいらは

アメリカはアリゾナからやってきたファラサット君と

T会長とで行動を共にすることになりました。
ちなみにファラサット君はこの日レクサスLFAが納車されたらしいです。

イモラサーキットの入り口のF40いっぱいモニュメント?

当日コースは解放されててどこまでも歩くことができます。

F1マシンなら一瞬だけど歩けば1~2時間。
なので1周はしません。

メインストレートから少し歩くと、フェンスの切れ目からコースの内側に入れて公園になっています。

その公園のコースわきにセナの銅像があって、まあその苦悩してる表情がとても印象的なのです。

合掌。(するのは日本人だけ?)

かという、おいらは、セナファンかといえば、当時、マンセルおじさんとプロスト、

そして中島悟を応援しておりました。

なにかやってくれそうなマンセル、何かといえばセナをいじめてる悪者的なかんじのプロスト

は誰も応援してない、そしてやっぱり日本人の中島です。

セナの訃報を聞いたのは六甲山の山頂で、KP61で走り回ってた頃、

それはガセネタやろって京都のアパートに帰ってテレビでみて、ほんまやんってなって

かなりショックだったのを覚えています。
それからF1のシフトレバーがなくなってパドルシフトになって、ゆっくりとF1熱てきなものは

冷めていくのでした。

それから30年かあ・・・

あのスピードでマニュアルシフトって考えればすごいなあ。

パドック脇の建物でセナの展示がいくつかありました。

なんか昔のF1っていまのよりかっこよいやん。

つづく

 

 

梅雨入りしましたね。

中国は上海経由の航空便で往復ビンタでコロナにかかったおいらは、

ようやくですね体調が戻り始めました。

なんだかまるっと、1か月くらい凄まじい体調不良がつづいておりました。
なんとなくダラダラと倦怠感とお友達になって、日常の生活を過ごしておりますと

急に旅なんぞに出かけたくなるものです。

 

いま、コーラをキーボードにぶちまけて一部のキーが反応しないのえ

文章がおかしいえすが、気にせずにいきましょう。

 

そんなわけで、倦怠感というお友達と決別しまして

クロスミッションを組んだっきり試運転もせず、ほったらかしになっていたBEAT号を

道連れに全国サーキット行脚に出かけようと思い立ちまして、

いつでも出発OKなように準備をしておりました。

なんとなく、ほえ~っと、ぬるく走れればOKです。

タイヤも転がし&試運転用に買ったナンカンの激安ナントカタイヤのままですから

あまりよくありませんが、まだたっぷり山がありますので、とりあえずツンつるてんになるまでは使います。

ミニサーキットは音量規制がある場合があるので、簡単に交換できる、ちょっと不細工な

ワンタッチ脱着可能なサイレンサーを作ってみました。
後ろから見ると楕円に光るステンレスが部分があまりに、不細工だったので艶消しブラックに

塗ってみました。
そして音量を少しでも和らげるために、おいらの大っ嫌いなダックテール仕様としました。

音量はだいぶ変化します。
バンパーから飛び出して、かなり醜い姿ですが、なんだかこのブサかわいい感じが

少し気に入りつつあります。

車載ビデオをアイフォンで撮れるようロールバーからぶら下げて固定できるアイフォンフォルダーを作ってみました。

すべての角度が調整できます。

GoProとかでもいいんですが、なんだかんだ言って結局アイフォンが一番便利じゃんってなりました。

アイフォンは少し古いのを中古で買えば、1万円以内だし、すぐに編集出来てWi-Fiがあれば

すぐにアップできるのでやっぱりこの方法が一番ではないかと思っております。

フォルダーは100均で買って加工します。
是非、商品化したいものです。

こちらはサーキット用自作工具箱。
積載車のあおりの前にくくりつけておきます。
がっさとまとめて荷物を放り込んで撤収できるので長宝しております。

こちらは、日ごろの運動不足を解消するために、アマゾンで買った自転車です。

自転車通の人たちに相談したところ、そんな安物ではなくうん十万円だして最初に

よいものを買うべしという結論になったのですが、¥28500の代物です。
さあ乗ろうと思い立った瞬間に雨が降ってきて、全然乗れてないのですが、

非常に満足しております。
おいらには違いが解かりませんが、BEAT積載時には、自転車を積めるスペースがあるので

遠方へ出かけたときは、これで町を散策してみたいと思っております。

まづは、来週あたり、近くて遠い海外、四国は88か所、阿讃サーキットへ行ってみようと

企んでおりますが、

来週の天気予報ずっと雨ですね・・・

 

 

阿讃サーキット、

四国をインテグラで旅してた時に、看板があって、すごい秘境のような道を

行って、入り口の急こう配でインテグラごときで、登ることができず、

断念したような記憶がありますが・・・心配。

フランスはリヨンよりイタリアのミラノを目指して走っております。

たぶん国境あたりの山岳地帯です。

険しい雪山を眺めながらのドライブは結構官能的です。

アイフォン&カープレイのおかげで、よくよく地図を見ることもなく

目的地を目指します。

およそ6時間くらいの長距離移動です。

途中のサービスエリアでお昼御飯です。

文字だけのメニューで選ぶとこんなことになります。

サラダも肉も半分でええから半額にしてほしいです。

まあ、諸外国はいちいち説明が不足しているように思えるのはおいらだけでしょうか?

ときおり休憩。

コーヒー以外に大したものはありませんが、油断すると自動的にエスプレッソが出てきます。
たっぷり飲みたいおいらはアメリカーノを頼みます。

イタリアの北部に入ってきました。

ミラノまであと少し。

何やら後方から殺気だった勢いで何かが迫ってきます。

イギリスナンバーのNSX・・・

全開で追っかけてみましたがまったくもって無理でした。

何故かUK民はユーロトンネルを抜けるとはじけるのです。

ブレキジット以降、手続きがややこしくなって、物価があがってたいしていいことはないって

いうけれどそうなのだろうか?
ポリスカメラに写ってもUK民は治外法権っていうけれど、ほんまかなあ?興味深いです。

彼らがどこに泊まっているのか知りませんが、おいらは別ホテルにチェックイン。

かくゆうおいらはですね、むかし昔ですね、ハワイに行って、サラダと何かと何かをレストランで注文したところ洗面器いっぱいくらいの巨大なサラダと洗面器いっぱいくらいの何かと何かが出てきて、それ以来、文字だけのメニュー恐怖症でございます。

英語ならいざ知らず、イタリア語でいくらグーグル翻訳を使っても、何が出てくるのか?

リスクを冒すか無難にバーガー的何かにすると連続ハンバーガー地獄に嵌まります。

よって、おいらはスーパーマーケットをやたら利用します。

少し地元民になれた気がします。

ミラノ郊外のトラム(ちんちん電車)

 

一夜あけまして、NSXEC(NSXヨーロッパークラブ)ツアーがいよいよ始まります。

 

 

集合場所はミラノ郊外のJASモータースポーツです。

簡単に言えば、ホンダの公式お友達レーシングカー製作屋さんです。

詳しくはウィキで・・・

 

 

 

HP

 

 

朝8:30。

ヨーロッパ各地からNSXオーナーたちが集まってきます。

車は持ってきてないけど、その他の地域から参加も、おいらを含めて数名いらっしゃいます。

およそ50台弱かな?

このNSXは、おいらのヨーロッパ最大ビジネスパートナーのATRレーシングの

レーシングNSXです。オーストリアからトレーラーで登場。

NSX業界最大のNSXパーツディストリビューターでございます。
ATRレーシングは後日、訪問する予定の最終目的地です。

コロナがあったおかげで、ながらくこのヨーロッパツアーは開催されてなくって
10年ぶりにあった人とか、いろいろあってなんだか同窓会のよう。

ちなみに日本からはNSXクラブオブジャパンの会長Tさんが唯一の参加でした。

 

歴代JASモータースポーツ製作車両や工場内を見学させてもらいました。

いいなあ・・・

このシステマティックで清潔なワークショップ。

ターボ付きエンジン。

KWサスペンション。

シビックレーシングカーコクピット。

ロールケージとボディ補強。

新型NSX。

ミーティングルームの椅子。

ネジ棚。

もちろんマシニングセンターも併設。
ビレットパーツも作ってしまうぜ!

ビレットロアアーム。シムキャンバー調整式。

やっぱ本物はチルトン。

つづく

 

 

 

シルキュイ・ドゥ・ヌヴェール・マニ=クールという

カタカナでもフランス語でも英語でも発音できないやん、なのでサーキット名覚えられん

サーキットへクラッシクカーイベントを見に行ってきました。

 

 

 

写真の掲載枚数に限りがあるので、とってきた写真の一部をお見せします。

BMWレーシングカー

これ、よく知らないのだけどシトロエンDSの亜種?
正直欲しい車って、何もなにのだけど、シトロエンのDSという、故障しまくりそうな

絶対後悔するであろうこの車は一度、所有してみたい。

多分、このあたりのへんてこなシトロエンは車高が、へんてこなシステムによって

調整できたりするはず。

フィットかなんかのエンジンに積み替えてエアサスかなんかにしてと夢は広がるのだけど

車検が無理そうだし、やめておこう。

なんかわからん。

さらに、もうさっぱり、わからん。

けど楽しそう。

おじいちゃんマグネットととして異様な存在感があった。

ハンドルどこでまっすぐ走るのだろう。

レーシングカー

なんかわからんが素敵だ。

これもなんかわからんがトヨタK型か、日産A型を彷彿させる・・・

レーシングカーのエンジンたるものこうあるべき。

 

昔はこんなんで本気でレースしてたんだと思うと感慨深いです。

 

何故かベンツは怖いイメージがある。

ヤクザな人たちがベンツだった時代が懐かしい。

今はアルファードなのか?

 

お子様用。

そうこうしてると、なんだか喉が痛くなってきて熱が出てきた。

ファーマシーを探して、症状を英語で説明して翻訳してもらって、

お薬を購入することができました。

コンビニは探すのがほぼ不可能だけど、ファーマシーはちょっとした町なら大概は、すぐに

見つけられます。

翌日はね、公道ラリーを見に行く予定だったのだけど、

ホテルで休養することになってしまいました。

多分、コロナやね。

安いからってチャイナ東方にしたのを大いに後悔するのでした。

しんどい。

しかしフランスの風邪薬は劇的に効きを体感できます。

トローチ的なのは1日に3つまで、なめ終わった瞬間、すさまじい睡魔に襲われます。

錠剤は朝用、昼用、寝る前用になってて、摂取後1時間で強烈な多幸感に包まれます。
喉用スプレーは一瞬で喉の痛みがなくなります。

まあ、1日中、天気は土砂降りで、結構寒かったのでホテルで寝てたほうがよかったのかも?

その翌日も実は天気が良くなくって昼過ぎまで寝たおかげで、ずいぶん回復しました。

で、ちょっと町までおでかけしました。

雨だったからインドアカートに来てみました。

 

ロメインとおいらで常連な人たちとバトル。

1番だったから、もう大丈夫?

明日は、イタリアに向けて出発です。

 

注意:まるで仕事してないみたいなブログではございますが

ちゃんとお仕事してますので、あしからず。

やまもっちんは、遊びにいっとるんかいなあ?と勘違いしないようにお願いします。

 

つづく