やまもっちんのチューニング日記

やまもっちんのチューニング日記

スポーツカーのチューニング等をやってるRacing Factory Yamamoto
代表取締役やまもっちんの公式ブログです。

いよいよ寒くなってきましたね。

寒くなるとエンジンはよく回ります。

 

ですが、残念ながら、ピストン欠品問題でBEATプロジェクトが休止中のため、

この問題が解決するまでの間、しばらく代車のNSX号で、遊ぶことにいたしました。

しかし、おいらはおなかの調子が絶不調。

胃腸の弱さは誰にも負けない自信があります。

きしめんを食べてホンダの聖地、鈴鹿サーキットに向かいます。

 

中京方面に向かうと何故か麺が不必要に平たくなります。

うどんより消化がよいかどうかは知りません。

NSXで遊ぶといえば、やはりホンダの聖地、鈴鹿でしょう。

今回は、ホンダカーズ三河の走行会におじゃましております。

鈴鹿サーキットは遊園地が併設されていますがUSJよりはしょぼいと思われます。
ですが、運がよければ、ピーナッツ02R号を見ることができるかもしれません。

 

こちらは、アメリカ本土より海を渡り日本へやってきたアキュラNSXです。

カリフォルニアで鍛えられたそのスペックを、ホンダの聖地、鈴鹿で試してみたい。

14年間の長きにわたる夢が、いままさに叶おうとしているのです。

それを誘ったおいらはといえば、走行時間以外のほとんどを鈴鹿サーキットのトイレで

すごしていたような気がします。

走行が始まるまでに体調を整え、自己ベスト更新のために集中力を高めていきます。

ターゲットタイムはナンカンタイヤで2:23秒台を目指します。

台湾は日本の確信的利益であるから日本によって再統治されるべきであると考えるおいらは

最近流行の日本管理のチャイナ製タイヤや、半日半島製のタイヤはポリシーとして使いません。

ポテンザは使います。

神戸地域のおいらは地元愛が強いのでヨコハマタイヤも避けております。

決して値段が安いからではなく、こういった理由によりタイヤが選択されているという風に

ご理解ください。

鈴鹿は、1周の距離が国内サーキットでもっとも長く、ほかの車と混走することになるので

クリアーラップが取れるかどうか?とそのラップのタイヤの状態がベストであるかどうか?

そこでベストの運転ができるかどうか?などの様々なよい条件を満たすことができなければ

ベスト更新は望めません。

また、コースが長いだけに赤旗などで中断されるとコース回収にも時間がかかり

走行時間が少なくなってしまうことが多いです。

鈴鹿のライセンス会員のルールがいろいろと変更になって茂木共通ライセンス化が廃止されたので

おいらはSMSC会員を脱退してしまいました。

それとSMSC枠では軽四の走行ができません。

 

残念。

2回目セッション1周目ほぼクリアラップだけど自己ベスト2秒落ち・・・

練習あるのみです。

2周目以降コース上は混雑してたので、少し待ってアキュラNSX先行後おいでバトルして

遊んでました。

F-104で十分なのさ。
日本人は錬度がちがうのだよ・・・錬度が。


Acura・・・クラッチブロー

BEATの代車のNSX号は、今度はAcuraの代車になり、ACURAは積載車で
RFYガレージへ入庫することに

米と味噌汁でなきゃ鈴鹿は攻略できないんだよ。

 

クラッチは自分で修理するので、リフト貸す代わりにBEATのエンジンおろしておいて

もらおう。

 

にゃはは・・・

昨日までの暴風雨が去って今日は秋晴れのすがすがしい天気でした。

まあ、いつものことですが、前知識なくセントラルサーキットで行われる

軽四だけのレースイベント、K-Car Meetingに行ってきました。

はい・・・

結果から言うとリタイヤです。

 

その3日前、ニューエンジンというかニューヘッドを搭載して

中山サーキットへテスト走行へ行ってきました。

2台のエッセにE-Manage Ultimateを搭載しセットアップしたそのうちの1台のエッセ号と

合同テストでございます。

圧縮比が、およそ1上がったせいで、エンジンパワーも体感できるくらい改善しまして

前回のテストより1秒以上、特に運転を頑張ったわけでもございませんがベストを更新しました。

正直、舗装がもう凸凹でね頑張ってコーナー攻めるって気にもなれないんです。

まあ、舗装はよいとして、いい加減、せめてトイレの蛍光灯点くようにしてほしいです。

No.2用トイレは真っ暗で携帯の光が頼りです。

 

エッセ号もそれくらいの結果が得られました。

中山サーキットの帰りは龍野サービスエリアで豚とん定食を食べて帰るというのが

30年前の定番だったのですが、さすがにもうないだろうなあ~

代わりにこんなのがありました。

エンジンの仕上がりの満足度はこれの1/4くらいです。

つまり、まあこんなもんやろう、普通やなあってことです。

機械はね、やったこと以上のパフォーマンスを発揮することはないのですよ。

漬物も4倍にしろよってお話です。

 

底面をピッチコートで塗りました。

見えないところも美しく。

ビジュアル系BEATを目指します。

 

タイヤも怪しいタイヤではなくれっきとしたPOTENZA!を投入。

ちょっと走っただけですが、半額以下で買える台湾製NANKAN NS-2が大きくタイムダウン

の原因であることは間違いなさそうです。

トレッドウェアだけでタイヤは判断できませんが、半額以下で買える台湾製NANKAN NS-2が

悪いというわけではございません。

練習やテストには十分なコストパフォーマンスです。

 

で、当日です。

見渡す限り、軽四、軽四、軽四のレーシングカーだらけ

 

おいらの参加するクラスは、なんだかすさまじい改造車クラス。

軽四レーシングの猛者たちが集う、もはや速さが尋常でないクラス。

この真ん中のBEATはBEAT業界で超有名なターボ800cc 八幡BEAT号。

劇速い。

それに輪をかけて速いのはコペンチューニングカー。

それってGTRとかのフルチューンのタイムちゃうんってな凄まじい勢いでストレートを

かっとんでいきます。

200とか300HPでてしまうそう。

後付けターボやら800ccとか・・・

なんせフルチューンばっかりでございます。

K-car業界の激しさにビビりまくっておりますが、

赤色号はあくまでビジュアル系ですので速さはありません。

おいらのBEATはオイル吹いて終了。リタイヤしました。

ヨシキが2バス叩いてぶっ倒れるというよりは、最初から寝込んでライブ中止な感じの

リタイヤでした。

いやあ・・・

なんとなく予感してたんです。もうぼちぼち逝きそうって。

もともとね、ガスケット2枚重ねして組んで走り出した第一期BEATプロジェクトのころから

やや排気に白い煙がまじってるのは知ってたんです。

で、先日ヘッドを交換したときにチェックしたシリンダーの状態も芳しくなく、

こりゃあオイル下がりではなく確実にオイルあがりであろうということ、

おそらくピストンクリアランスも、もう少し狭くてもよさそうなとか、

は既知の事実だったんです。

もともと圧縮高すぎて、ニューエンジンをどこかで組んでもらって

慣らし運転中にガスケット抜けして長期間放置プレイだった車です。

圧縮13ほどであったにもかかわらずコンピューターもノーマル。

ひょっとすると、その時点ですでにピストン棚落ちとかがあったのかもしれません。

意外に軽い程度の棚落ちや少々のシリンダー内壁の傷くらいではしばらく耐えてしまうのです。

もちろんピストン外してチェックすべき項目ではあったのですが、

ピストンメーカー謎、その同サイズ68mmピストンは製造終了。

つまるところ一生懸命ばらして点検してしまっても、修理方法がなかったのです。

とりあえずこれでしばらく持たせて、その間にピストン作るかなんかしてシリンダーブロックを

組み立てしておかなければって・・・考えておりました。

そのしばらくのモラトリアム期間が本日終了したのでした・・・

 

どうやらホンダ軽四レーシングな人たち曰く、このピストンはあっという間に壊れることで

有名なピストンなのだそうです。もちろん見るからに普通に鋳造ピストンです。

67mm、68mmは圧縮比12くらいから顕著に壊れ、スペシャルな800ccはシリンダーブロックの大改造が

必要で鍛造69mmというのが安定して速く、ブロックのボーリングで攻めれる限界で加工もボーリングのみ。

いや、だからその69mmどこで売ってるん?っていうお話なんです。

ぜんまい巻いて、スタンディングスタートです。

今日のレースは赤旗中断が多かったです。

おいらのクラスはリスタート3回くらいやってました。

ちなみにBEAT号は、まだなんとかエンジンもかかっていますが・・・

サーキット走行は不可能です。

 

まあ、人間でいえば植物状態的な感じでしょうか?

生命維持装置を外すのもおいらの意思次第・・・

 

ピストンを作るまでどっぷりとBEAT沼に落ちていくか、

アクティのエンジンでも買って適当に修理するか?

行くも地獄、戻るも地獄。

死ぬも生きるもピストン次第。

 

そんなわけで、しばらくの間、代車のNSXで遊ぶことにします。

 

 

 

 

えっ?俺、BEATの代車やったん???

 

 

先日は1日で1200kmを積載車で走破するということをやりまして

おそらく人生で一番長距離を走った日になりました。

その積載車にBEAT号を搭載する作業をしておりますと、

ホンダにお勤めの某ドリフト優勝者ホンダくんがやってきまして

東急電車VS阪急電車の話でデッドヒートしまして、

やっぱりDD51がかっこよいという話で落ち着きました。

世の中の車好きの人たちの中には隠れ鉄道マニアがいるものです。

おいらは敷かれたレールの上を走る人生なんてまっぴらさと自動車に転向しました。

老後の趣味として、工具やらいろいろ乗っているコンパネの自作作業台のうえに

Nゲージのジオラマを展開し、RFYはレールウェイファクトリーヤマモトと改名するかもしれません。

今日は、RFY鉄道模型同好会が発足した日であります。

オートバックスからシビックレースに参戦していた、

おいらのフィガロに突っ込んできたほうでない方のお金持ちレーサーも

鉄道マニアらしいので彼にジオラマ製作費を出資させようということで合意しました。

リアル電車でDでバトルするつもりです。

興味のある方は「電車でD」をYoutubeで検索してみてください。

 

全然どうでもいいお話ですね・・・

 

明日はニューエンジンのテストです。

ニューエンジンといってもヘッドのみやり直しただけですが、

メンケンし過ぎヘッドガスケットぬけを、1mmガスケット2枚がさねで圧縮比を下げる

といった超適当なエンジンだったのを新たなヘッドから作り直しました。

髪の毛は切りすぎても伸びてきますが、削りすぎたヘッドはもとにもどりません。

なのでヘッド面は0.05mmの最薄面研としました。

これで圧縮比は11.9になります。

どうやら前の2枚重ねガスケットの圧縮比は10.9くらいであることが判明しました。

ちょうど圧縮比が1上がる予定です。

シートカットなどは戸田レーシングさんにお願いしました。

ポート研磨はおいらによるものです。

天国へ召されたポート研磨の神様のことを偲びながら、適当に手を抜いて4時間程度で

仕上げたのでこんなもんで勘弁してください。

 

そこらの鉄工所の仕上がりとは一味ちがうヘッド面。

ちなみにヘッドガスケットは吉備ガスケットというところから出ている強化ガスケットを使用します。

戸田レーシングに紹介してもらったガスケットやさんなのだけど、

モータースポーツ的製品はこのE07エンジン用強化ガスケットのみ。

なにやら岡山県付近は謎のホンダ軽四チューニングのギルド的組織のようなものが暗躍しているように思えます。

こちらはバルブ。
BEAT用のバルブは軽トラックのアクティエンジンより3倍くらいの価格設定となっております。

両方1本づつとって比較してみたところ寸法などは同じ、重さも同じ、

違いの分からない男、おいらは迷わずアクティ用を購入。

値段と品番以外に違いがあればだれか教えてください。

ナトリュウム封入バルブとかであれば整備マニュアルに処分方法などが記載されているはずですが

もちろんそのようなハイエンドバルブには全く思えません。

ですのでアクティバルのバルブあたり面や傘部をスペシャル加工します。

0.1馬力程度の出力向上が見込めます。

超外細あたりは定番ですね。

エンジンの見た目は前と悲しいくらい同じです。

う~~~ん

どないしたらかっこええ感じのエンジンになるんだろう・・・

ちなみにことらはNSXのエンジン。
半分にしてもはるかにBEATのエンジンより大きいですね。

だからといってラップタイムが1/2なのかといえばそんなに差はない。

しかもコーナーでのボトムスピードはBEATのほうが所によっては速い。

しかし不思議なのは、動きがNSXと同じなんです。

これは足の味付けが自分だからそうなってしまうのか?または元からそうなのか?

両方サーキットで走らせたことがある方の意見を知りたいです。

ちなみに加工ビッグスロットル作ってみました。
4AGファイブバルブ用に昔に作ってたファンネルを乗せてみたけど大きすぎますね・・・

ビッグスロットルに合わせて、超かっこいいファンネルキットを作るつもりです。

これは次回のお楽しみにとっておこう。

Dカットしないとつかないくらいのトランペットぶりにすれば、きっとエンジンも

ビジュアル的にかっこよくなるはず。

 

出力的には0.1馬力ほどの向上が見込めるはずです。

 

本日、中山サーキット 合同テスト
11月2日 神戸スポーツサーキット カート練習
11月3日 セントラルサーキット 軽四レース

11月18日 神戸スポーツサーキット カート練習
11月19日 鈴鹿サーキット ホンダカーズ三河 走行会 NSX

 

の予定です。

 

 

今さらではございますが、今日はね、連休。

ようやく時間ができて、まあいつものことですがブログを相木の夜長に連続投稿

過去のことを、書き溜めしております。

 

何かチューニング的なことも書かなければと、過去の写真を見返しておりますと

なにやら小汚い?ラジエターの写真が出てきました。

随分前に作ったBEAT号の純正コアましラジエターです。

地球温暖化の影響か、夏場の冷却温度もやや心配。

 

純正の純然たるエンジンは、基本的にガソリンの霧化特性をあげて燃費を向上させるため

まあまあ、びっくりするくらいの高水温でエンジンは回されています。

でも実際、モータースポーツシーンでは出力志向になるので、水温低めで、

できるだけ出力空燃比に近づけて、熱ダレしないよう大型のラジエターで冷やしたいものです。

 

もちろんピストンやシリンダーの膨張率などを考えて、適正なピストンクリアランスに広がるまで

は水温も上げなければなりません。

超シビアなGTマシーンのエンジンなどでは、エンジン始動前にラジエターホースにプレウォーマーを

接続して熱くたった冷却水で先にエンジンを温めておかなければ、クリアランスが狭すぎて

トラブルやエンジン寿命が短くなるということもあります。

 

そういうシビアなクリアランスはさておき、なんとなくね、

個体差はあるものの80プラスマイナス5度付近というのが

経験上一番おいしい温度域であります。

でBEAT号は、2層ラジエターとローテンプサーモスタッドだけでは

やはり周回を重ねるとそれよりは高くなっちゃうんです。

 

そこでラジエターを交換することにしました。

 

より多くの燃料を消費し、地球温暖化に貢献、そして地球温暖化によりさらに大型のラジエター

をと、まるで、悪夢の無限ループチューニングです。


BEATは軽四なので、普通車から似たようなのを探せば、流用できるんじゃない??

いやいやショップなんやからそれくらい専用設計で作れよ!と突っ込みがはいるかもしれませんが

それはおいらのBEAT号のコンセプトではございません。

知恵と工夫で乗り切るのです。

でそこでなんとなく似たような大きさで使えそうというものをネットで探し

着くかどうかしらんけどトライ。いや、チャレンジかな?

シビックEJ9用のアルミ2層ラジエターを買ってみました。

 

ちょうど程よく大きくビジュアル的にもアルミだからレーシングっぽいです。

電動ファンのシュラウドもBEATは鉄製だから、そこらにあった何用かは不明の

ファンとファンシュラウドを流用してみました。

 

問題は、ラジエターホースの径の違いと取り付け方法です。

異径パイプアダプター的なものを作り、純正ホースなどからちょうど良さそうな曲がりがあるものを

何本か買って向きをぐりぐりまわして、自然な感じになるようレイアウトします。

どうしてもうまくいかないところはアルミパイプ、これは溶接で角度も変更できるので

どうにかなりそうです。

端はホースの抜け止めリブ加工をします。

ファンスイッチはシビックのラジエターには取り付けられないので、Eマネで自動制御にします。

エア抜きに苦労するのでエア抜き用タンクも新設しました。

車が速くなるわけではないけれど、一気にレーシングカーに見えるようになります。

車は、速さではありません。

ビジュアルこそすべて。

アンディウォーホルを敬愛するおいらの名言ですのでメモしておいてください。

さらにウォッシャータンクの水でラジエターを冷却する装置?

こんなもんも作ってみました。

レース中ああ水温上がってきた!

よし冷却装置始動だ!と思ってストレートで一生懸命スイッチオンしていたのですが

何も変化がありません。

どうやらレバーの右左を勘違いして、ずっとパッシングしていたようです。

恥ずかしいので口外しないようお願いします。

 

でラジエター冷えたかって?

上がるまでの時間は確実に伸びたけど、そこからは冷えないなあ・・・

値段から考えておそらくチャイナ製。でもさすがに水容量はかなり増えたからね。

EJ9シビックならつけた瞬間、オーバーヒートだね。

 

詐欺商材のK国製。

新品から壊れてるC国製。
壊れると高くつくG国製。

高いだけのI国製。
やっぱ安心、安定の日本製にしたいなあ。

なあホンダ!

聞いてるか?ホンダ?

エンジンのホンダからエンジンとったら何が残るんダ?ホンダ?

お前は何になりたいんだ?ホンダ?

 

そうかパンダだったのか・・・
 

 

 

 

 

 

 

 

秋の夜長は車いじりに限ります。

さて、なんだかコメントで要望があったのでエッセねたをやろうかなあと思ってます。

 

清く正しくホンダ系ショップかと思われておるような今日この頃で、

それ以外の車はあまりネタにしないようにと自分でもなんとなく心がけておりました。

昔は1万回転サニーや800馬力GTRやパンパン言うギャランVR4、いくら速くなっても

よい音がしない水平対向エンジン、スバルインプレッサやレガシー、そのレガシーのタービンを

カプチーノにぶち込むとか、センチュリーの防弾ガラス車の車高調つくるとか、

劇速いフェラーリの音がするジープ作るとか何でもやさんでした。

 

そんな時代、燃調をとるのにワイドバンドA/Fセンサーというのは非常に高価で、しかも寿命も短く

苦労したことが思い出されます。

それ以前といえば、もちろんキャブ!感と経験によるあてずっぽ?燃調時代であります。

なので、チューナーが自力で買えるA/Fセンサーの出現は、非常にショッキングなで出来事でした。

それが今や、O2センサーがLAFセンサーに変わり・・・

コンピューターがO2センサーを使って自動調整、その時代すら去り行く過渡期でございます。

ずいぶん年をとったのかと思う精神年齢永遠の19歳のおいらです。

 

そんなおいらの周りにいる、やはり、年老いた精神年齢が永遠の19歳の人たちは

なぜか、みんな軽四に夢中なのです。

小汚いおっさん連中が小汚い軽四で夢中で青春しているのです。

 

最近、NSXの人たちは、おいらを避けているのか、サーキットを避けているのか、

はたまた高年齢化のせいかしりませんが、あまりサーキット遊びの相手をしてくれません。
NSX価格の高騰がこれに輪をかけて拍車をかけてくれるので、おいらは孤独です。

なので・・・

一緒に遊んでくれる人たちを応援しております。

問題は、楽しい時間がすぎていくだけで、まったくお金にならないので、

サラミスライスのように少しづつ気づかないようなスピードで貧乏になっていくことです。

しかし残り少なくなっていく限られた人生の時間を、汚い油と埃と土まみれの
プラスチックがカピカピのNSXの修理だけに費やすのもちょっと・・・
それは、ほかの誰かにまかせて・・・

何か新しい新境地へ向かいたいのです。

ということは、商売上、口が裂けてもいえないことです。

 

ということで?エッセにE-mangeなのです。

おいらの中では、かなり新しい部類に入る車で、正直これがどこのメーカーの何たるかを

知ったのはつい最近のことです。

それまではスズキのエッセってちょっと可愛くない?ってちょっと気になってたくらいです。

エッセはダイハツです。

知ったとたんに、町にはこんなにエッセが沢山走ってるのかと驚きます。

海のものとも山のものとも判らぬ、得体の知れない車のチューニング。

「するのは良いけど整備解説書と配線図くらいは用意してね」から始まり・・・

まずねエンジン形式わからん・・・

点火順序って1-3-2やんなあ??あれ???ひょっとしてまさかの1-2-3?

エッセオーナーの誰もが知らない不思議な話。

そんな1週間、(賞味4日くらい)の死闘でございました。

まずは何がどのような制御で、すべて分析と検証を行います。

そこでO2センサーの話に戻ります。

フロントとリヤにO2センサーがあります。

最近の車の問題は、サブコンなどで一生懸命、燃料を増減してもあっという間に
フィードバックがかかり元に戻してしまい努力は水の泡。

これが問題です。

ですので、エアフロ5Vアナログ信号をどうにかするだけのサブコンはほぼ効果なしです。

ですのでクローズドループコントロール領域がどこで終わるのか見極める必要があります。

ですのでOBD診断機をつないでいろいろモニタリングしていきます。

するといろんなことが解ってきます。

フィードバックは、アクセル開度、TPS信号電圧がこの電圧のときにショートタームトリムが0になるとか、

リアO2はほぼ仕事しとらへんなあ~とか・・・

このエンジンはインテークカムシャフトが可変するのだけど上で少しもどりよるなあ~とか

水温があがると点火リタードして補正するのだと、エッセマニアの間でささやかれている噂は

おそらくただの都市伝説やなったなあとか。

いろいろです。

ついでにマフラーが突然落ちて、えらい音がしてびっくりとか、いろいろ起こります。

本当は5v信号をモデファイするアナログマップを1V信号のO2センサー信号に利用。

なんだか解らんけど、カムの進角は、ソレノイドを無理やりアースさせて高回転で

戻らないよう外部出力マップでコントロール。

切り替えするわけじゃないけど、ちょっと伸びる気がする。

などいろいろ。

レブリミットは7800から9000へ引き上げ。

でも怖いから8600から伸びないようわざと点火を思いっきりリタード。
O2センサーは全開加速と同時に1v張り付き、これどう?

とりあえず0.9でクランプしたけど・・・

 

さて、ログ上の結果は90-120km/h加速が0.8秒短縮。

セントラルサーキットでベスト0.8秒更新、4コーナー脱出が8km/h速くなったのだそうです。

ノーマルエンジンをマッピングだけで目に見える効果を出すのは結構難しいので、

これくらい効果があれば、おいら的には満足であります。

 

どうでもええけど車汚いねん!

だからといって、そんな制御方式が正しいのかどうかおいらはよくわかりません。

セッティングは自己責任で・・・

 

写真の2台においらセットのE-Manageが取り付けられます。

 

10月31日

おいらのビートとエッセ合同テスト
at 中山サーキットの予定です。

 

日本大学といえば・・・

おいらが高校の時受験して落ちた大学でございます。

 

ちゃんと勉強せえへんかったら、関関同立どころか大経か近大くらいしかいかれへんど!

とよく𠮟られたものです。今では近大は大人気です。

35年も前のことではございますが、

関西では、頭が良ければ、京大や神大。意識高い系は早稲田か慶応。

それほど頭の良くないけれど、小金持ちのぼんなら関関同立くらいならどうにかなる。

最後の半年頑張ったら、4年間のパラダイスが待ってる。

関関同立くらいやったまあまあもてるで~♪

やたら肩幅のあるへんてこなスーツを着てミナミでワンレンぼでこんの女子とコンパ。

それ以下のFランは、走り屋の車買ってナビオ前でナンパ。

それ以外はゴミやで~

とか身の回りでは囁かれとりました。

そんなかんじの団塊ジュニア世代は、まあまあの受験戦争的でバブリーな時代でした。

みんなモラトリアム時代を謳歌したいだけに、はしかのように勉強するのでした。

 

おいらは、そういう周りを傍目に、そういったことにまったく興味もなく、

志たかく一流のフォトグラファーになるを目指し、

日本大学芸術学部写真学科を受験したのです。

キャンパスは練馬の江古田というところにあり、ちょっと練馬という響きが何とも言えず

武蔵野とか、多摩とかそういうところへ移転してほしいな~とか思っておりましたが、

練馬はおいらにとっては、やはり東京、大都会でした。

たしか競争率は47倍でございました。

ある中で麻雀狂の親父は、東京なんか行っても金しらんでと言っていましたが、

どこからともなく情報をかぎつけ、それってコネないと入られへんそうやから、

プロに紹介状かいてもらうからと大阪市内の怪しい写真スタジオに連れていってくれたりしました。

でも、おいらは自力で何とかするとそれを丁重にお断りしたのです。

 

それ以来、おいらにとって日本大学というのは、おいらの人生の躓きの最初で

その卒業生は、超狭き門を潜り抜けた、エリート中のエリートでございます。

そのエリート中のエリートが、このNSXオーナーの福島ヒデさんです。

時折、いっしょにサーキットに行っていただけるお友達でございます。

福島県で土木系の測量をメインとしている会社を経営し、成功している経営者の一人でもあり、

こうやって時折、NSXのイベントなどを主催したりするのです。

 

今回は福島県にあるヒデさんの母校である日大工業学科のキャンパスにNSXを展示するという

イベントで来ております。

この翌日はツーリング、翌々日はリンクサーキットという地方ミニサーキットで

一緒に走ろうということで、おいらはBEAT号でやってきたのです。

新型NSXも参加。

自動車部OBによる働きかけもあり、キャンパス正門で置きイベントという、

前代未聞のNSXイベントが開催できたのです。

S660女子もいます。

いいですね・・・

このキャンパスの雰囲気。

日本大学の門をくぐることができなかったおいらが35年を経てそのキャンパスにいるのです。

 

ですから・・・

せめて車だけは、ヒデさんに負けられないのです。

あの時、日大の門をくぐれた人には、こういう未来が待っていて、それで車で負けてしまったら

おいらの人生は全否定されることになってしまうのです。

 

・・・なんてことをこのキャンパスで考えたかどうか?は知りません。

ちなみに

リンクサーキットは雨のため中止になりました。

 

もう一つ、ちなみに、来る道中、積載車のリヤタイヤが爆発しました。

チャイナボカンシリーズです。

そう中国ではありとあらゆるものが爆発するといわれるアレです。

最大重量の半分くらいしか載せないからメードインチャイナタイヤでOKとしたところが大誤算。

フロントは万が一と思って国産だったのが救いです。

スペアタイヤに交換したのですが、さすがに帰りの800kmスペアがないと不安。

そこで北関東緊急避難所、高野沢自動車で、もちろん国産タイヤ2本を緊急の特急で用意してもらって

旅を続けます。

これで帰りのチャイナボカンシリーズリスクは6分の4から6分の2に軽減されます。

安心。そんな予想は裏切られ、帰りの北陸道でまた爆発。

同時期に2本ほぼ同時、往復爆発って・・・

みなさんチャイナからは撤退しましょう。

 

そう、日本大学の翌日はNSXツーリング日。

おいらは積載車なので、ツーリングには参加せず、翌日のリンクサーキットまで

1日お休みができました。せっかくなので一人で福島原発見学に向かいます。

どこか適当に積載車を駐車できるところで駐車して、自転車で散策しようと

大きな無料駐車場があるところで、ちょうど自転車を降ろそうとしてると、

ブェーーーンて偶然にもNSXツーリング御一行様が目の前を通過していくじゃありませんか。

そんなわけで、NSX福島ツーリング、最終目的地の、津波に飲み込まれた小学校跡、

それがそのまま残されているところを訪れました。

おいらは廃墟マニアであったり工場萌えのやや、偏った嗜好を持つ

きわめて正常な人間ですが、

さすがにこれは悲しい。

どういえばいいのか言葉もありませんが、

福島の人がんばって。

 

雨でながれたけど、また福島県のサーキットきて

少しは福島県に貢献する。

日大の狭き門を通れなかった劣等生にできることはそれくらいです。

 

 

以上、夏の福島県訪問、報告終わり。

 

 

ちょうどね、関東方面へいろいろと用があって出かけるタイミングに、
NSXオーナーの方が主催される箱根ツーリングが催されるので参加させていただきました。

朝、10:00に集合場所の御殿場インターから近い駐車場、そこへたどり着くには

神戸からだとかなり早くに出発する必要があります。

早朝3時過ぎ、自宅を出発するのですが、早朝5時に就寝する超夜型人間のおいらにとって

その前に少し寝ておくなんて言うことはとても無理なお話でございます。

おいらのNSXは、すべてをサーキット走行に全振りしているので、

エアコンは当然のようになく、最近ではNSXあるあるのエアコンコントールパネルが

故障し、送風もできなくなってしまいました。

人のを直すのは、すって体が動くのだけど、ただ働きで自分のそれを交換するのは

どうしてもメンタル的抑鬱状態に陥り、仮病をつかって、ずる休み気味です。

送風が出ないだけでも、車に乗ることが躊躇われてしまう理由づけになってしまいます。

そうこうしてると、いよいよ乗らなくなるのも仕事へのモチベーションがさがるので、

たまに天気のよい日曜日などドライブに出かけたりするように心がけております。

すっかり64HPのビート号に体がなじんだおいらは、その5倍以上の出力に

時折、コントロールする自信を失っていきつつあります。

かといって全開ばかりがNSXの良いところではありません。

ほえ~って峠を流すのも気持ちが良いものです。

おそらく50台近くのNSXが一斉にあつまったのではないかと・・・

これだけ集まると、いろんな人が立ち止まったりします。

ここ数年、そうどこでも外人さん見かけます。

というか、観光地によっては、ほとんど日本人がいないなど逆転現象がみられて、

日本の少子化と経済の低迷。日本の将来を憂う今日この頃です。

観光でちょろって来日して、短期間で帰国する純粋な観光客は歓迎ではありますが、

低賃金の労働力確保のための経団連の圧力による、実質的な実質的には移民政策には

極右、保守のおいら的には大反対でございます。

といいながら、わが社も一時的に米国からの移民をパートタイマーとして不法就労(10日間だけ)

させたりしておりましたが、彼は無事に大阪府茨木市の某Jなんとかレーシングにメカニックとして

就職しました。

ちなみに、

おいらのいきつけのラーメン店、神戸の中華そば、もっこすは外国人不法就労の疑いで

きついお仕置きをうけたせいか時間短縮で営業しております。

 

話は脱線いたしましたが、これだけNSXが集まると、車大好き外国人ホイホイになり

いろんな外国人観光客が、アイフォン片手にいっぱい写真撮影していきます。

対人恐怖症のおいらは、それを克服するため、積極的に話しかけるようにしております。

スコットランドからの全員車好き団体様や、シアトルからアメリカ人、

オーストラリアから観光中の車好き老夫婦など、なにかドラマを感じます。

 

箱根の山、峠道を伊豆方面へ下っていきます。

とある展望台にて、海がピカピカ光って感動的な美しさなのだけれど、

写真ではやっぱりなんちゅうことない風景に写ってしまうので残念です。

あのギラギラと輝く雲下の町のどこかに、かつておいらは入院していた順天堂大学医学部附属静岡病院が

あるように思います。

富士スピードウェイでの出来事も、もうとっくの昔の出来事で、あの場所に戻ることも

もうないかと思います。

おいらの人生はあそこから再生されたのだ!そう思うと感慨深く、新たな旅を始めます。

おいらはNSXツーリンググループに少し早めにお別れし、

日本人として、人生の中で一度は行っておく場所。

残りの人生の中で行くべき場所、18764か所のうちの大きな一つ、伊豆半島にある博物館。

怪しい少年少女博物館を目指します。

 

到着しました。

怪しいと自称するほどに確かに怪しく、日曜日だというのに閑古鳥状態。

受付の?かお客様?か館長?かは、暇をもてあそぶ様子で表でたばこをふかして休憩中の様子。

入ってよいものか、ダイレクトゴーバックなのか、入場にはかなりの勇気が必要です。

展示物はこのようなものや・・・

このようなもの。

その展示もすべてが、いい感じで埃をかぶり、備品的ものまでもが乱雑であり、

その展示品を展示する箱である建物までもが、ところどころ昭和的で展示品と同じレベルの

朽ち果て具合となっており、

統一感を損なわないよう気配りされた、あざとい展示となっております。

すべての展示品を紹介するわけにはいきませんが、

とても神聖なる自動車チューニング業を代表するおいらのブログで紹介できないようなものや

まあ、いろいろです。

ただしどこか地方や、終わりゆく温泉街にありがちな秘宝館的なものとは

確実に一線を画しており、アカデミックで知的で、もっともっと高尚な意図を感じます。

その建物の奥には別館的建物があり、お化け屋敷となっております。

人生の中でお化け屋敷というものは、数えるほどしか経験がありませんが、

あまり怖いと感じたことはありませんでした。

しかしここは、レベルが別格です。

本当に怖いです。いろんな意味で・・・

一言では言えませんが、50~80年代あたりのエログロナンセンスにデカダンス的スパイスを

思いっきり効かせた和的サブカルチャーをインスタレーション的空間で体感できる施設です。

素晴らしいです。

 

そして、伊豆半島から熱海をぬけて小田原方面へ。

湘南方面へ近づくにつれ、生暖かく、ちゃらぃ空気感が増してくる、海沿いのドライブウェイも

最高です。独特の空気です。なんでしょうねこれ?

たまには、あてもなくドライブに出かけましょう。

エアコンレス車にはちょうどいい季節です。

 

NSXもいっぱい見れたし、いろんな人に会えたし、博物館も感動。

来てよかった。

 

漁師飯だそうです。めっちゃおいしそうです、が、しかし、

アジフライを除いて全部おいしくなかった・・・

2850円もしたのに。

これだけが心残り。

先日ですね、都内ではないけれど東京近郊のとあるTheさいたま県の某所に出張しておりました。

と関東のとあるNSXオーナーの方からですね、AT>MT作業の依頼がありまして、

いろいろとお話をしていると、実は、もう一台車があって、それはS2000。

その車で困ったことがあって・・・

という相談でございました。

 

地元のタイヤショップ的なところでHKSスーパーチャジャーキットを組んでもらったのだけれども

高回転が全然伸びなくって、頭打ちしてノーマルより遅いんじゃね・・・といった症状に悩まされている

ということなのだそうです。

で、コンピュターはLINK。

 

ここが肝なんです。

 

おいらなら、おそらくEマネ+得意の追加インジェクターでやってしまうんだろうなあと

思いつつ、LINKにもかなり興味があってフリーソフトなのでソフトだけダウンロードして

いろいろとみていたところだったんです。

LINKがすでに装着されている。

場所が来た関東圏。

ならば、そうだEさんだ!。

Eさんは昔ですね、地元兵庫県の某ショップに出向のような格好でコンピュターセッティングの

お仕事をしにきてて、GTRやらややこしい車のロムチューンなどをいろいろと手伝ってもらっていたんです。

それは随分昔のことで、当時おいらは「男は黙ってソレックス!」をスローガンにしていたころで

チューニング業界もロムチューンの創成期でございました。

そのEさんの仕事っぷりに感銘を受けて、のちに一生懸命、電気的制御を勉強したのでございます。

湾岸ミッドナイトでいう、知る人ぞ知るジェッティングのなんやらさんのリアルバージョンで、

だいたい速いといわれるデモカーはほぼEさんの手が入っているといってもよいでしょう。
タイムリーにもちょうど関東方面に出向く用がありまして、それならば、Eさんのところでとなりまして

積載車でお客様のところから運び、車の状態をチェック。

するとですね、マフラーを覗き込むとサイレンサーの中でグラスウールが詰まっていたり、

まあ、マッピング以前の問題が多発していたのでございます。

で、まあ一応コンピュター見てみるかとラップトップを持ち出し、助手席をオープン。

あれ!!?

これ僕が前にやった車ですね・・・

 

そう、スーパーチャージャーをとりつけたお店から下請けの下請けの下請けので入庫した車で

この状態じゃどうにもならないですってお返しした車だったのです。

チューニング業界あるあるです。

Eさんの助言はその複数の業者が入ってるおかげで伝言ゲームになってお客様のところには

へんな形で伝わっていて、こりゃどないもならん。

で最終兵器、やまもっちん?という経緯になったのでした。

さすがに北関東から兵庫県のRFYまで、軽作業である手直しをしに運ぶのはコストもかかりすぎる

ということで、まずはマフラーをRFYの2本だしバルブ付きをご購入いただき、それを地元の

行きつけのお店で付けてもらったり、容量アップインジェクターの交換などしてもらって

仕切り直しとなったのです。

このブログをみてEさんに直接仕事を依頼したいという方が少なくとも3名くらいはいらっしゃる

と思いますが、残念ながら、それはできません。
Eさんはチューニング業界のラスボスでございますから、基本直接お会いすることは

出来ないのです。どうしてもという方はやまもっちんまでご相談ください。

世界で、ひっぱりだこでございますから忙しいのです。

C国の超富裕層のお客様や、おいらのようにいつもニコニコ現金払いで札束を渡すような

人でしか相手にしてもらえないのです。

・・・といっしょにつけうどん喫食中。

C国やR国でのお仕事は危険がいっぱいといった内容のお話で盛り上がっております。

結果はこちら。

ブルーがそれ以前。

上が伸びないのは確かにそうですね。

緑がお渡し後。

100HP以上伸びてしまい、ピークでは308HP。

なぜこうなったかといえば、まずはマフラーのふんずまり。

スーパーチャージャーのインテークに装着されているリストリクター径の問題。

ベルトのテンション不足によるスリップ。

他いろいろありました。

夕方には終わるやろってなめてかかってたら、まあまあの作業になり夜も更けてまいります。

最後はこれ。

茶色のライン。ちょっと谷になって上で垂れてますよね。

これ弊社のバルブ付きオプションはアペックス製のマフラーバルブを使って、バルブを閉めると

消音効果の大きい左側のサイレンサーに排気をより多く流して静かにするシステムなのですが、

そのバルブが280hpあたりで排気圧力がバルブを閉めておくバネに勝ってしまって、

バルブを閉めちゃうんです。

懐中電灯片手に車のしたに潜って検証してみると、たしかに高回転で見た感じ、およそ15度くらい

自動的に閉まってしまうんです。

とりあえず、バルブをワイヤーロックして固定。

グラフはグィ~ンて伸びていったのです。

いやあ、うちのマフラー不良やでって言われたら嫌やなあ・・・

ふつうS2000で280hpとかないし(汗)

リストリクター小さくして270hpくらいに抑えるか?

悩むところです。

 

1馬力1万円。

さて、今回の出張チューニング費用は100万円くらいいただけるかなあ?

 

KGBが帰て撃たれるかも。

 

 

天気がいい!

そうだサーキットにいこう!

というわけではないのですが、その理由は後で述べるとして、今日はね、

セントラルサーキットへいってきたんです。

お盆休みのくっそ暑いときにエンジンリッドオープンでコクピットの室温はエンジンルームと同じ、

そんなレースにBEATで出場したことは前に書きましたが、そのT-CUPというシリーズのレースがありまして

おいらも出場予定ではあったのですが、実はおいらのBEAT号は作業中。

なので今回は見学でございます。

 

で、そのレースが終わりまして、出場してた友人の車の前でおしゃべりしておりましたら

背中になにか異様な圧というか殺気じみた何かを感じまして、ふと振り向きますと

世界最速のBEAT号がパドックに鎮座し、おれめっちゃはやいねん的な孤高のオーラを

発生させているのでありました。

何気にこの緑いろのBEAT号、YOUTUBEでよく見かけていて、すげ~な~と気になっていたんです。

その走りはこんなかんじです。

この走りは、おいらにとっては同じBEATでと考えると、恐れおおすぎて

近寄れない、神様レベルなのであります。

実はこの動画を検証しながら、そうかバックストレートは150km/hかあ~

ならばギヤ比は・・・とおいらのミッションを組み込むときの参考にしておりました。

室内はこのような感じです。

BEATの特徴的なメーターパネルはかろうじて残されているものの、

もはや戦闘機。戦うマシーンであります。

制御はHKS V-Pro本気度が違いすぎます。

バンパーは何処へ・・・

エンジン丸見え。セクシーすぎておいらには無理です。

タイヤはヨコハマ050、Mコンパウンド。

 

ナンカンの1本\6000-のおいらのタイヤとはレベルもラベルも違いすぎでございます。

 

「いや~この車YOUTUBEで見せてもらってて気になってたんです。

実はね僕も最近、BEAT始めたんですよ~」

と声をかけたところ、どうやらこのブログの読者さんだったようでびっくり。

 

ちなみに排気量は、いまや手に入らないピストンで720ccだったり800ccだったりするそうで

ピストンもガスケットも特注品なのだそうです。

納得・・・

 

ちなみにですね、T-CUPという比較的レギュレーションの自由なレースは

ターボとNAクラスに分かれてて、速い車でのラップタイムは1分40秒付近

NAだと45秒付近です。

第一期BEAT号のベストは41秒くらいで、前回はなぜか45秒くらい

なんかいっぱいやったのに遅くなってるやん・・・

なので34秒で走ってしまうBEATは相当にモンスターであること間違いなしです。

 

何故かダイハツエッセとアルトがめちゃくちゃ多くて人気です。

チョロQみたいで平和に見えますが、バトルは熱いです。

若かりし日の、地元六甲山走りや仲間がですね、大勢、シビックやら86から軽四に転向してまして

このレースにエントリーしてるんです。

で、おいらより後ろのエッセには、少し速くなってもらって、おいらは、ほんの少し有利で

毎回、僅差でかっこよく勝てる・・・

そういう姑息な策略で、おいらより後ろの車を、おいらより速くならない程度にチューニングする。

・・・ということをしております。

すべては、おいらがかっこよく見えるようにするためでございます。

なので、緑のBEAT号とは一緒にはしれないのが残念です。

いつまでも卑怯でいいです。

こちらのブルーのエッセが裏六甲ドライブウェイ最速伝説の?ドライバー

やっぱり速いんです。

でE-Manageがついております。

で、こちらがその伝説ドライバーに何しても勝てない某くん。

この差はE-Manageだということで、一昨日、出張から帰ってきて徹夜でセットアップ

してきたんです。

何といってもレースまで1日しか時間がなかったし、配線図だけの情報で

かなりへんてこなセットアップをしたので不安です。

コンピュターすげえ~とセット中、深夜の高速道路で大喜びだった某くんがちゃんと

結果を出してはしれるのかどうかをチェックしに見に来るというのが、

実は本日のお仕事だったのであります。

予選では、ちゃんとベスト更新ができたそうなので、それなりに効果はあったのかと思います。

またセットについて変なことをしたのは後のブログで要望があれば、(おそらくないだろう)

書くつもりです。

レース結果については・・・

予選でリヤ左タイヤが、ハブベアリング焼き付きで外れて飛んで行って

タイヤが先にゴール。

よって不参加。

 

なんじゃそれ!?

 

 

 

 

 

夜PCに向かって仕事しないといけないなあと思いながらついついYoetubeを見てしまって、

そうこうしてるとお腹がすいて、冷蔵庫のなかを覗くのだけれども、そこにはもやししかなく・・・

それを炒めて味の素と塩コショウで味付けして喫食。

すると眠くなって横になると眠ってしまい、気づくとAM2:00。

食っちゃ寝の生活はいけないと、チャリンコで深夜のお散歩にでかけると、

初めて肌寒いと思いました。

アマゾンで買った2万円のマウンテンバイク風チャリンコは3x7段も変速機構がついており

自転車のプロから言わせれば、お話にならん物なのだそうですが、

おいらは非常に満足しており、どこまでも走っていけそうな気がします。

もう何十年も通っていない路地裏や、今まで入ったことのない道を通ると

小さい発見があって、最初のころはそれも新鮮でしたが、それにも少し飽きてきた今日この頃です。

おいらの町は小さな田舎町でございますので、大したものもございません。

しばらく旧市街を走るとなだらかな丘陵地帯があり、坂を上ると吉田茂の側近的な人物だった

白洲次郎の眠るお墓があるお寺がありまして、そのお寺は、かつて地元のエリート的小学生が

通う関西でいえば浜学園、全国でいえば、日能研的な進学塾であり、

おいらはそこへ通う劣等小学生でありました。

田舎のお寺の塾だけに、塾生が下手を打つと警策でバチンと肩を打たれる超仏門的スパルタな

今では考えられないような塾でございました。

ですが、退屈なこの生活から抜け出すためには、一生懸命勉強して神戸市内にある灘中を目指すしかない!

だけれども遺伝子的にそれは無理。

六甲中学は通うのが無理。

関学付属は金銭的に無理。

ということで岡山県にある、とある全寮制の進学校を勧められましてそこを受験したのです。

岡山駅の近くのホテルをでて、地元の小学生3人が塾長に連れられて受験に向かうのですが

電車の車窓は、どんどん街を離れて田園風景の広がる風景に変わっていき

たどり着いた最寄駅は、無人駅。その駅前には小さなさびれた感じのタバコ屋がポツンとある。

そんな感じの世間とは隔離されたような場所だったのです。

騙された・・・

これは何としても不合格にならなければ。

6年間この場所で過ごすということは生地獄のように思えたのです。

それは小学6年生だったおいらにとっては、とっても大きな挫折であり

人生の失敗の始まりだったかもしれません。

 

たまたま、今入庫してるNSXがその中学校のあるあたりの車なんです。


で、そんな昔話をしたところ、ああ~あそこはね、みんなお医者さんになるんですよ~って。

アニメ版ブラックジャックの手術シーン以上では、ほぼ卒倒してしまうおいら的には、

お医者さんは頭脳的以上に生理的に無理です。

それはさておき、いま中学受験の問題とか見ると驚くほど難しいですね。

いつの間に、こんなに馬鹿になってしまったのだろうと、時折思うのです。

 

パソコンとかね・・・

よくわからんのです。

何か困ったことがあると頼りの山田くんの登場です。

深夜2時パソコンの不具合診断中。

こんなとき、あの時もっと勉強してたら、いとも簡単にPCくらい直せたのであろうと

つくづく後悔するのです。

 

メモリの容量が何ギガとか通信速度がとか・・・よくわからんのですよ。
特に理科と算数。

 

もう一度、小学生からやり直せば、人生がなにかこう、光り輝くギラギラしたものに

変わって、この単調でつまらない日常からおいらをパラダイスなときめく世界へ

連れて行ってくれるのだろうか?

 

そんな感じの秋のはじまりを感じたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうすぐ冬やね・・・